★施工 |
施工時の注意点
・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。
・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。
・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。
・野外で作業する場合、風の強い日は作業をしないでください。
・作業中は火気厳禁です。
・作業は必ず平らな所で作業してください。
・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。
・火傷するので、必ずエンジン/マフラーが冷えている時に交換作業してください。
・本製品はバイク用のカスタムパーツです。取付/使用は自己責任でお願いします。
・取外しをするパーツの数が多いです。部品の紛失に注意してください。 |
■準備 |
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【作業スペース】
・広く平らな所に車を停めます。 |
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【サイド(パーキング)ブレーキ】
・サイド(パーキング)ブレーキをしっかりと引いてください。
関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:サイドブレーキブーツカバー(選べるステッチカラー)
→ こちら
YouTubeで動画公開中です。
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【エンジン停止確認】
・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。
エンジン、マフラーが冷えている時に作業します。
【静電気放電】
・体内にある静電気を、金属板に触れて放電してください。 |
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【取付位置決め】
・GEARTRONIC2[GT400]を取付する位置を考えます。
GEARTRONIC2[GT400]は結構大きいです。
タコメーターの前に仮置きすると、8,000rpmの表示の高さになります。
タコメーターの半分の大きさです。
今まで取付していたシフトアップインジケーター [SUI-110]の位置でもいいですが、傾斜しているのでタコメーターとインフォメーションディスプレイの中間に今回取付けします。
他に良い場所が見つかったら、移設したいと思います。
【PROTEC シフトアップインジケーター [SUI-110]取外】
・私の車には「PROTEC シフトアップインジケーター [SUI-110]」を取付していたので取外します。
関連:PROTEC シフトアップインジケーター [SUI-110]
→ こちら
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【GEARTRONIC2[GT400]取付準備】
・GEARTRONIC2[GT400]の後側です。
ステーで固定できるように左右にネジ穴があります。 |
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・ステーで固定する場合は、付属のネジを使用して固定します。 |
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・ステーで固定しない場合はネジを締付けしなくてもいいですが、私は紛失やステーを作成して取付するかもしれないので、精密ドライバー(+)で締め付けしました。 |
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・四隅にあるネジは取付場所によっては映り込む場合があるので、私は油性マジック(黒)で塗りつぶしました。 |
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・GEARTRONIC2[GT400]から出ている配線を加工します。
配線をまとめている黒の被膜をギボシ端子を取付けやすい長さをカットします。
私の場合は、黒の被膜が柔らかかったので爪で切り裂いて、不要な黒い皮膜と白い糸をニッパーでカットしました。
赤、緑、青の配線は、ギボシ端子(オス)を取付します。
白の配線は、ギボシ端子(メス)を取付します。
茶の配線は分岐させます。
分岐した部分はハンダ付けまたはエレクトロタップを使用します。
分岐した配線の先にはギボシ端子(オス)とギボシ端子(メス)を取付します。
ギボシ端子(メス)は、後で設定用のスイッチに接続します。 |
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■純正エアクリーナーボックスASSY取外 |
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【ボンネット】
・ボンネットを開けます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
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【エアフローメーター&吸気温センサーNo.1のコネクター取外】
・純正エアクリーナーボックスASSYには、エアフローメーター&吸気温センサーNo.1(2つで1個の部品)と言うセンサーが取付されています。
1個¥20,460[税込10%](購入時の価格)する高価なセンサーなので、取扱に注意してください。
エアフローセンサーはBOSCH製です。
エアフローメーター&吸気温センサーNo.1本体を今回取外をしませんが、注意点は次のようになります。 |
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重要! エアフローメーター&吸気温センサーNo.1の注意点 |
@分解しない。
A落下などの強い衝撃を与えないこと。強い衝撃を与えた場合は交換する。
B掃除しない。
Cエアガンなどの圧縮空気を吹かない。
D指などでセンサー部を触らない。
E100℃以上に暖めない。 |
※この後、エアフローメーター&吸気温センサーNo.1は、エアフロ―センサーと略します。
関連:siecle レスポンスブレード[RB-6A]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
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・エアフローセンサーコネクターにある黄色いロックパーツを、手前に引いて解除します。 |
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・エアフローセンサーコネクター上部の黒いツメを押しながら、手前に真っ直ぐ引き抜くと外れます。 |
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・エアクリーナーキャップ(蓋)左側に、エアフローセンサーのハーネスがあります。
エンジンハーネスクランプで固定されているので、次のように取外します。 |
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@クランプ下部を摘まんだ状態にします。
Aクランプを上に持ち上げると、エアクリーナー本体から外れます。 |
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【ホースバンド取外】
・エアクリーナアウトレットホースNo.2と、エアクリーナーキャップ(蓋)を固定している2本のホースバンドの右側を、ソケット[8mm]か−ドライバーで緩めます。
・エアクリーナアウトレットホースNo.2を、エアクリーナーキャップ(蓋)から外します。
関連:siecle レスポンスリング[RS04RS]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:siecle レスポンスブレード[RB-6A]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:SIMOTA アブソルートパワーフィルター[OS-014]
→ こちら GReddy AIRINX-GTは、SIMOTAのOEM商品(同じ商品)です。
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。
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・私の車は、エアクリーナアウトレットホースNo.2を、社外品のサクションホースに交換しています。
オイルフィラーキャップを外れないように固定している引きバネを外してから、ホースバンドをソケット[8mm]か−ドライバーで緩めます。
関連:ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:AUTOMAX izumi 汎用耐熱シリコンホース 内径4mm と 6mm
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
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【エアクリーナアウトレットホースNo.2取外】
・エアクリーナーキャップ(蓋)から、エアクリーナアウトレットホースNo.2を取外します。
私の車は、社外品のサクションホースを取外します。 |
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【ウエストゲートコントロールホースNo.3取外】
・エアクリーナーキャップ(蓋)右側にある、ウエストゲートコントロールホースNo.3を引き抜きます。 |
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【エアクリーナーサクションホースNo.2取外】
・エアクリーナー本体右側奥にある、エアクリーナーサクションホースNo.2を取外します。
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・エアクリーナーサクションホースNo.2が外れました。 |
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【純正エアクリーナーボックスASSY取外】
・エンジンカバーボルト2本を、メガネレンチ[10mm]で取外します。 |
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・エンジンカバーボルトが外れました。 |
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・エアクリーナー本体下側奥に2ヵ所の突起が、インマニ側のグロメットに刺さった状態で固定されています。 |
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・純正エアクリーナーボックスASSYを真上に上げて取外します。 |
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・純正エアクリーナーボックスASSYが外れました。 |
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【エアクリーナーサクションホースNo.2取外】
・配線引込作業の邪魔になるので、エアクリーナサクションパイプNo.2から、エアクリーナーサクションホースNo.2を取外します。 |
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■回転信号分岐 |
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【グローブボックス取外】
・グローブボックスの取手レバーを手前に引いて、グローブボックスを開けます。
関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)
→ こちら
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グローブボックスの上部左右に、ダッシュボードに引っかかって、グローブボックスが外れないようにするゴムのパーツがあります。
このゴムの部分をかわしてグローブボックスを手前に倒します。
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グローブボックスを両手でつかんで真上に上げると、グローブボックスが取外せます。 |
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【IGコイルコネクター取外】
・イグニッションコイルNo.3のコネクターを取外します。 |
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赤〇の部分を押しながら、イグニッションコイルから抜き取ります。 |
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【回転(点火)信号分岐】
・イグニッションコイルNo.3の回転(点火)信号線はピンクです。
この状態では回転(点火)信号を分岐できないので、ビニールの配線カバーを取外します。
配線を切らないよう注意してください。 |
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・配線が細く、エレクトロタップでは配線を傷めて断線してしまうので、配線に直接接続します。
・ピンクの配線の被膜を電工ペンチで剥きます。
・分岐する配線(私の場合は緑色の配線)の先を、電工ペンチで剥きます。
・分岐する配線の銅線の先を2つに分けます。
・ピンクの配線の銅線に分岐する配線をネジって接続します。
・ハンダ付けをします。 |
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・ハンダ付けした部分をビニールテープを巻いて絶縁処理します。
・抜け防止のため、ピンクの配線と分岐した配線(私の場合は緑色の配線)を結束バンドで固定します。 |
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・イグニッションコイルNo.3のハーネスと、分岐した配線をコネクター側からビニールテープで巻き付けます。
【IGコイルコネクター接続】
・イグニッションコイルNo.3のIGコイルコネクターを奥まで差し込みます。 |
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【車内へ配線引込】
・分岐した配線を通す経路を考えます。
熱や可動部を避けてください。
私は写真のように通します。 |
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・エンジンを取外す事は無いと思いますが、バッテリーの脇辺りでギボシ端子を取付します。
エンジン側はギボシ端子(メス)を取付します。
ギボシ端子は接続した状態にして、脱着しやすいように少し余裕を持たせます。 |
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・回転(点火)信号を分岐した配線を、結束バンドで要所を固定します。
・回転(点火)信号を分岐した配線を、赤矢印の所から車内に引き込みます。
針金の先に配線と一緒にビニールテープで巻き付けします。
グロメットゴムに穴を開けます。
ハーネスに注意して、細長い針金で穴を開けます。
私の場合は、ワイパーゴムの両方に付いているリテーナを使っています。 |
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・グローブボックスの外した所から奥を見ると、グロメットゴムを貫通した針金が見えます。
車内に回転(点火)信号を分岐した配線を、すべて引き込みます。
写真は回転(点火)信号を分岐した配線を、引き込んだ状態です。
・回転(点火)信号を分岐した配線を、フロアカーペットに隠しながら車の中心へ引き込みます。
・私はやりませんが、エンジンルーム側グロメットゴムの配線を通した穴をシリコンで塞ぎます。 |
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【グローブボックス取付】
・グローブボックスを取付します。
グローブボックス下部のツメを、ダッシュボードに差し込みます。 |
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・グローブボックス上部左右にあるゴムの出っ張った部分を、グローブボックス上部を押してダッシュボード側に入れます。 |
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・グローブボックスを閉じます。
関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)
→ こちら |
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■純正エアクリーナーボックスASSY取付 |
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【純正エアクリーナーボックスASSY本体取付】
・純正エアクリーナーボックスASSY本体下側奥にある2ヵ所の突起を、インマニ側のグロメットに押し込みます。 |
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・エンジンカバーボルト2本を、メガネレンチ[10mm]で締め付けします。 |
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【エアクリーナサクションホースNo.2取付】
・エアクリーナサクションパイプNo.2に、エアクリーナサクションホースNo.2を取付します。 |
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・エアクリーナサクションホースNo.2の下にある、フューエルフィードホースを、エアクリーナサクションホースNo.2の下にあるフックに通して固定します。 |
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・純正エアクリーナーボックスASSY本体右側の穴に、エアクリーナサクションホースNo.2を差し込みます。 |
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・エアクリーナサクションホースNo.2を、奥まで差し込みました。 |
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・ここまでの作業でこの状態です。 |
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【ウエストゲートコントロールホースNo.3取付】
・エアクリーナーキャップ(蓋)手前側に、ウエストゲートコントロールホースNo.3を、奥まで差し込みます。
関連:AUTOMAX izumi 汎用耐熱シリコンホース 内径4mm と 6mm
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。
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・ウエストゲートコントロールホースNo.3を、奥まで差し込みました。 |
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【エアフローメーター&吸気温センサーNo.1のコネクター取付】
・エンジンハーネスクランプを、上から押して差し込みます。 |
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・エンジンハーネスクランプが、純正エアクリーナーASSY本体に固定されました。 |
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・エアフロ―センサーコネクターの黄色いロックパーツが、ロック解除になっているか確認してください。
・エアフロ―センサーに、エアフロ―センサーコネクターを差し込みます。
関連:siecle レスポンスブレード[RB-6A]
→ こちら
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・エアフロ―センサーに、エアフロ―センサーコネクターを差し込んだ状態です。 |
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・黄色いロックパーツを奥に押して、エアフロ―センサーコネクターをロックします。 |
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【エアクリーナアウトレットホースNo.2取付】
・エアクリーナーキャップ(蓋)左側の穴に、エアクリーナアウトレットホースNo.2を、奥まで差し込みます。
私の車は、社外品のサクションホースを取付します。
関連:ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]
→ こちら
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関連:siecle レスポンスリング[RS04RS]
→ こちら
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・ホースバンドを締め付けします。
締付トルクは1.0N・mです。 |
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・私の車は、オイルフィラーキャップの緩み防止のために引きバネを取付しているので、ホースバンドに引っ掛けます。
関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ
→ こちら
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【純正エアクリーナーボックスASSY取付完了】
・純正エアクリーナーボックスASSYの取付できました。
【エンジンカバー取付】
・エンジンカバーをピンに合わせて、上から押して取付します。
私の車は取外したままにしています。
※エンジンカバーを取外した状態でも車検クリアします。
エンジンカバーは、歩行者とぶつかった際に衝撃と熱を防ぐ為の物です。 |
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【ボンネット】
・ボンネットを閉めます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら
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■電源/車速信号線分岐 |
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【フロアコンソールサイドカバー取外(助手席側)】
・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)を取外します。 |
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・@ドア側に引っ張るとプラスチックリベットが外れます。
・Aエンジン側少し下側(斜めに移動)に、フロアコンソールサイドカバーを動かします。 |
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・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)が外れました。 |
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【フロアコンソールサイドカバー取外(運転席側)】
・運転席側も助手席側と同じように、フロアコンソールサイドカバーを取外します。 |
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【ステアリングコラムホールカバー取外】
・作業用マットを、スカッフプレートが傷つかないように敷きます。
・ニールシッテングパッド(クッションシート)を、フロントドアの下に2枚置きます。 |
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・ステアリングコラムホールカバーを取外します。
ステアリングコラムホールカバーは、黄色く囲っている部分です。 |
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・ステアリングコラムホールカバー左下と右下のネジを、+ドライバーで外します。 |
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・ステアリングコラムホールカバーの裏側です。
ツメがある部分は赤〇で、差し込む部分は青〇と黄色〇で表示しています。
ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。 |
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【カーナビ取外】
カーナビを外して、電源配線(ACCとアース)と速度信号線を分岐します。 |
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【養生】
・インストールメントパネルセンターオーナメントと、インストールメントパネルセンターガーニッシュの周りにキズ防止のために、養生テープを貼ります。
この作業をちゃんとやらないと後で痛い目に遭います。 |
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【インストールメントパネルセンターオーナメント取外】
・写真上は、インストールメントパネルセンターオーナメントの裏側です。
ツメの位置に赤〇の印をしています。
このままだと取付した状態でツメの位置がわかりにくいので、写真を反転させたのが写真下です。 |
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・インストールメントパネルセンターオーナメントを、左側から内装剥がし(プルタイプ)を差し込んで浮かします。 |
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エアコンの吹き出し口付近が細くなっているので、折れないように注意しながら取外してください。 |
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・インストールメントパネルセンターオーナメントが外れました。 |
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【インストールメントパネルセンターガーニッシュ(カーナビ本体)取外】
・インストールメントパネルセンターガーニッシュを固定しているネジは、エアコンの吹き出し口下の方に2ヵ所で固定されています。
このネジ2つを+ドライバーで取外します。 |
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・インストールメントパネルセンターガーニッシュの裏側です。
グロメットは赤〇、ツメは青○です。 |
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・インストールメントパネルセンターガーニッシュを、手前に真っ直ぐ引っ張って取外します。
※カーナビ取付時の写真です。カーナビが取付けられていると思ってください。 |
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・オーディオのハーネスを引っ張り過ぎないよう注意しながら、カーナビ本体を取外します。
シフトノブにウエスを巻いて、カーナビ本体前側を載せています。
・本来なら事故防止のため、オーディオのカプラーを抜いてから配線分岐作業します。
これは自己責任ですが、私の場合はそのまま配線を分岐するので、オーディオのカプラーは取付したままです。
オーディオカプラーを取外した場合は、カーナビの再設定が必要です。 |
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【配線分岐】
・ハーネスを束ねているビニールテープを外して、分岐できるようにします。
※写真は新車時にカーナビを取付した時の写真です。 |
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・配線は図のようになります。
20Pコネクター(水色)
電源+ → アクセサリー[ACC](赤色)の配線から分岐します。
電源− → アース(黒色)の配線から分岐します。
車速/後退/パーキング信号線のコネクター
車速 → 車速信号(ピンク)の配線から分岐します。 |
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●車速信号
・車速/後退/パーキング信号線のコネクターから3本配線が出ています。
ピンクの配線が車速信号線です。
回転(点火)信号線と同じように、車速信号線も分岐します。
私が分岐した配線は、濃いピンクです。
この配線は、現在使用していないカーナビのハーネスを再利用しました。 |
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●電源+
・電源+は、赤色のアクセサリー(ACC)の配線から分岐します。
エレクトロタップ中央の金属を押し込んだ状態です。
配線を引っ張ってみて、配線が抜けないことを確認します。 |
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・エレクトロタップのカバーを金属部分(接続部分)に被せます。
・念のためカバーが外れないように、ビニールテープを巻き付けます。
私が分岐した配線は赤色です。
●電源−
・電源−は、黒色のアースの配線から分岐します。
また、カーナビ本体を固定しているオーディオブラケットのネジに共締めします。
私が分岐した色は黒色です。 |
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●電源/車速配線
・電源+、電源−、車速の各配線を、オーディオブラケットに挟まらないように運転席側の足元に降ろします。
●回転(点火)信号配線
・分岐した回転信号配線(私の場合は緑色の配線)も、運転席側の足元まで引き込みます。 |
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●各配線
・長さをそろえて、配線の先端にギボシ端子(メス)を取付します。
時間が経ってしまうと配線が何かわからなくなってしまう場合があるので、配線にインデックスシールを貼って、マジックで配線名を書きました。
スパイラルチューブで配線をまとめました。 |
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【カーナビ取付】
・オーディオブラケットを入れて、インストールメントパネルセンターガーニッシュを押し込みます。
この時にハーネスを損傷(切断/ショート)しないよう注意してください。 |
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【インストールメントパネルセンターガーニッシュ取付】
・インストールメントパネルセンターガーニッシュを、オーディオブラケットに+ネジ(左右各2ヵ所)で固定します。 |
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【インストールメントパネルセンターオーナメント取付】
・インストールメントパネルセンターオーナメントのツメの位置を合わせて、取付します。 |
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【養生】
・インストールメントパネルセンターオーナメントと、インストールメントパネルセンターガーニッシュの周りにキズ防止のために貼っていた、養生テープを剥がします。 |
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■配線接続 |
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【GEARTRONIC2本体取付】
・GEARTRONIC2を取付する位置にパーツクリーナーで脱脂します。
・私の車は、GEARTRONIC2本体を取付するため、Pivot 3-drive・EVOを少し右側へ移設します。
関連:Pivot 3-drive・EVO
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
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・GEARTRONIC2本体底面に両面テープを貼付けします。
・両面テープの剥離紙を剥がします。
・メーターとメーターフードの間に隙間があるので、配線を通します。 |
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・配線を引っ張って、GEARTRONIC2を取付します。 |
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【配線接続】
・GEARTRONIC2から出ている配線は、図の通りです。 |
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・GEARTRONIC2の配線と、各所から分岐した配線を接続します。
・配線を結束バンドでまとめて、フロアコンソールサイドカバー内に納めます。 |
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・設定モード用のスイッチは、プッシュスイッチです。
私は自宅にあったプッシュスイッチ、配線(2芯)、ギボシ端子(オス)で作成しました。 |
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・設定モード用のスイッチを接続する配線は、設定する時だけ接続します。 |
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・設定モード用のスイッチを接続しました。 |
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【フロアコンソールサイドカバー取付(助手席側)】
・フロアコンソールサイドカバーのツメ(7個)を、フロアコンソールボックスのツメ(7個)に合わせて差し込みます。 |
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・フロアコンソールサイドカバーの中心にある、プラスチックリベットの穴の位置を合わせて押し込みます。 |
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【フロアコンソールサイドカバー取付(運転席側)】
・運転席側も助手席側と同じように、フロアコンソールサイドカバーを取付します。 |
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【設定モード用のスイッチ】
・設定モード用のスイッチの配線を、運転の支障にならないようにします。 |
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・私はカップホルダーに設定モード用のスイッチの配線を引き込みました。 |
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【ステアリングコラムホールカバー取付】
・ステアリングコラムホールカバーを、ツメの位置を合わせて取付します。 |
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・ステアリングコラムホールカバー左下と右下のネジを、+ドライバーで締めます。 |
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・ニールシッテングパッド(クッションシート)と、作業用マットを外します。 |
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【GEARTRONIC2取付完了】
・GEARTRONIC2を取付できました。
GEARTRONIC2は意外と大きいですが、メーターの半分の大きさです。
タコメーターでは丁度8,000rpmの目盛りの高さです。
この位置でもタコメーターとインフォメーションディスプレイの表示の邪魔にはなりませんが、ステアリングコラムカバーの方に取付を考えます。 |
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■通電確認/設定方法 |
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【通電確認】
・通電確認します。 |
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・エンジン始動します。 |
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・エンジン始動すると、オープニングセレモニーが始まります。 |

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・動画が綺麗に撮れなかったので、Gifアニメで再現しました。
エンジン始動すると、シフトライト(LEDバー)が両端から中心にライトが付いた後、中心から両端にシフトライト(LEDバー)が消えます。
・これで通電確認できました。 |
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【設定方法】
◆設定モード
・エンジン始動後、15秒以内に設定モード用のスイッチボタンを長押しします。
15秒過ぎると、設定モード用のスイッチを押しても設定モードにはなりません。
各設定をするたびに、エンジンの再始動する必要があります。
・画面に「SETUP」の文字が表示されたら、設定モード用のスイッチボタンから指を放します。
・各設定をすることができます。
約5秒間隔で、設定する項目が変わります。
設定する項目で、設定モード用のスイッチボタンを長押しします。
表示が変わったら、設定モード用のスイッチボタンから指を放します。
設定項目は3つです。
@シフトライト(LEDバー)設定
→ ディスプレイ上のLEDバーがすべて点滅します。
Aバックライト設定
→ ディスプレイのバックライトが点滅します。
Bギヤインジケーター設定
→ ディスプレイ下の「GEARTRONIC」の文字が点滅します。
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・GEARTRONIC2の設定後、設定ができなかった時や配線接続ミスの時に、ディスプレイに「ERROR」が表示されます。
「ERROR」が表示された場合は、エンジンを再起動して設定モードを再設定します。
「ERROR」表示後、四角の表示が上下に点滅表示されます。
配線接続ミスの場合、ディスプレイに「ERROR E1」「ERROR E2」が表示されます。
「ERROR E1」が表示された時は、車速信号が読み取れない状態です。
「ERROR E2」が表示された時は、エンジン回転信号が読み取れない状態です。
「ERROR」表示後、四角の表示が上下に点滅表示されます。
この場合は、「ERROR」表示された配線の状態を確認してください。 |
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●シフトライト(LEDバー)設定
・シフトライト(LEDバー)の設定は、次のように設定します。
@エンジン始動
Aオープニングセレモニー
B約15秒以内に、設定モード用のスイッチを長押しします。
Cディスプレイ上のLEDバーがすべて点滅したら、設定モード用のスイッチを長押しします。
Dシフトライト(LEDバー)の表示が両脇の緑のLEDが点灯します。
シフトライト(LEDバー)が初めに点くタイミングを設定します。
タコメーターを見ながらアクセルペダルを踏んで、設定したい回転数を合わせます。
設定したい回転数で、設定モード用のスイッチを長押しします。
私は2,500rpmで設定しました。
Eシフトライト(LEDバー)の表示が中心の赤のLEDが点灯します。
シフトライト(LEDバー)の最大点滅のタイミングを設定します。
タコメーターを見ながらアクセルペダルを踏んで、設定したい回転数を合わせます。
設定したい回転数で、設定モード用のスイッチを長押しします。
私は5,000rpmで設定しました。
Fすべて設定が終わると、通常の表示画面に替わります。
シフトライト(LEDバー)の設定は終了です。
「ERROR」の表示が出た場合は、再設定します。
「ERROR E2」の表示が出た場合は、エンジン回転信号の状態を確認してから再設定してください。
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●バックライト設定
・バックライトの設定は、次のように設定します。
@エンジン始動
Aオープニングセレモニー
B約15秒以内に、設定モード用のスイッチを長押しします。
Cディスプレイ上のLEDバーがすべて点滅します。
シフトライト(LEDバー)の設定です。
約5秒間画面が変わるまで操作はしません。
Dバックライトが点滅したら、設定モード用のスイッチを長押しします。 |

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Eバックライトの色6色が連続で変わります。
F設定したいバックライトの色のところで、設定モード用のスイッチを長押しします。
設定時、数字の表示があればいいですが、バックライトの色によっては数字が見づらい状態になります。
寒色(上の段)、暖色(下の段)によって数字の見え方が変わります。
寒色(上の段)は、バックライトの色が暗めになるので、数字の黒い色が目立ちにくくなります。
暖色(下の段)は、バックライトの色が明るめになるので、数字の黒い色がハッキリします。
私が確認したところ、寒色(上の段)は「ライトブルー」で、暖色(下の段)は「オレンジ」が良かったです。
私のバックライトの色は「オレンジ」に設定しました。
Gバックライトの設定が終わると、通常の表示画面に替わります。
バックライト設定は終了です。
「ERROR」表示が出た場合は、再設定します。
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●ギヤインジケーター設定
・GEARTRONIC2のギヤポジション表示は、速度とエンジン回転数の比率を計算してギヤを識別しています。
車両が停止している時は、どのギヤに入っていても、ギヤポジション表示は「0」です。
クラッチ操作によっては、ギヤポジション表示が間違っている場合があります。
10km/h以下の場合は、ギヤポジション表示が実際のギヤと違います。
10km/h以上で正確なギヤポジションを表示します。
関連:momo NERO REVERSE LIFT [SK108]
→ こちら
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関連:Beatrush リバースノブ シルバー[S78044RKS]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:RRP シフトレバーブッシュ[D33-121]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:TM-SQUARE シフトカラー[TMSC-AG3611]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。
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・取扱説明書には4,000rpm〜5,000rpmまでエンジンの回転数を上げると書いています。
バイクではなく車に取付しているので、実際に公道で設定するといろいろと問題が起きそうです。
フロントをジャッキアップして、後輪を動かないようにロックした状態で、サイドブレーキを解除させた状態で設定する事になります。
私は以前お借りした私有地で設定しました。
私が設定する時は、3,000rpm以上で走行しました。
設定はやり直し無しで無事成功しています。
・ギヤインジケーターの設定は、次のように設定します。
@エンジン始動
Aオープニングセレモニー
B約15秒以内に、設定モード用のスイッチを長押しします。
Cディスプレイ上のLEDバーがすべて点滅します。
シフトライト(LEDバー)の設定です。
約5秒間画面が変わるまで操作はしません。
Dバックライトが点滅します。
バックライトの設定です。
約5秒間画面が変わるまで操作はしません。
Eディスプレイ下の「GEARTRONIC」の文字が点滅したら、設定モード用のスイッチを長押しします。
Fディスプレイに「1」の点滅が表示されたら、ギヤを1速に入れて加速します。
約5秒間、エンジンの回転を上げてください。
Gディスプレイに「2」が表示されたら、ギヤを2速に入れて加速します。
約5秒間、エンジンの回転を上げてください。
Hディスプレイに「3」が表示されたら、ギヤを3速に入れて加速します。
約5秒間、エンジンの回転を上げてください。
Iディスプレイに「4」が表示されたら、ギヤを4速に入れて加速します。
約5秒間、エンジンの回転を上げてください。
Jディスプレイに「5」が表示されたら、ギヤを5速に入れて加速します。
約5秒間、エンジンの回転を上げてください。
Kディスプレイに「6」が表示されたら、ギヤを6速に入れて加速します。
約5秒間、エンジンの回転を上げてください。
Lディスプレイに「7」が表示されたら、クラッチペダルとブレーキペダルを踏んで速やかに車を停止します。
エンジンは停止しないでください。
Mディスプレイに「□」が上下に動くと設定終了です。
この時、ディスプレイに「ERROR E1」と表示されたら、車速信号配線の状態を確認してください。
N現在のギヤの位置を表示します。
私の車は、ギヤの位置はニュートラルで、表示は「3」になっていました。
設定が失敗したのかなと思いましたが、エンジン停止してから再始動させたら正しく表示されました。
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●設定モード終了
・GEARTRONIC2の設定モードの各設定が終了です。 |
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・設定モード用のスイッチを取外して、GEARTRONIC2側の設定モード用の配線とギボシ端子を内装に隠します。
【取付設定終了】
・GEARTRONIC2の取付と設定が終わりました。 |
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■取付位置変更 |
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【取付位置変更】
・GEARTRONIC2の取付位置はメーターフード内でもいいですけど、ステアリングコラムカバーに取付するともっと確認しやすくなると思って、移設する事にしました。
ステアリングコラムカバーは緩やかな傾斜が付いているため、どうしても斜めに取付けになってしまいます。
私はステアリングコラムカバーの上に、GEARTRONIC2、Pivot 3-drive・EVO、TPMSを設置できるようにするには、スペースが無いので、加工して取付できるようにします。
また、ステーを使った取付方法も紹介します。
関連:Pivot 3-drive・EVO
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:TPMS 車用空気圧温度センサー[T3]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
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●移設方法1
【ステアリングコラムカバー取外】
・ステアリングコラムカバーを取外します。
【ステアリングコラム加工】
・ステアリングコラムカバー中央の斜めになっている部分に配線を通せるように穴を開けて、絶縁ブッシングを取付しました。 |
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・土台になる鉄板は加工がしやすいスチール版を使います。
スチール版はSeriaで売っている商品です。
・写真のようにステアリングコラムカバーの円の部分を、スチール版に油性マジックでなぞって印して、折り返すところとカットする部分を印します。
スチール版のカットはカッター(大)を使用します。
4回程切れ目を入れると、折り曲げるだけで切断できます。
スチール版は加工はしやすいですが、強度が少し弱いので、台になる部分は2重に折り曲げて使用します。
ステアリングコラムカバーの円の部分は、固定する部分として使用します。
円の部分を折り返して使えるように、細かく切り込みを入れました。
スチール版にカーボンシートを貼付けします。
カーボンシートもSeriaで売っている商品です。 |
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・ステアリングハンドルの面と、上部中心に両面テープを貼付け剥離紙を剥がします。
・ステアリングコラムカバーの円の部分を合わせて、手で折り曲げてからプライヤーで圧着します。 |
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・両脇の隙間をウレタンスポンジを加工して貼付けします。
・ここまでの作業で写真のようになります。 |
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・これで、ステアリングコラムカバー上部を平らにすることができました。
私の場合は右側に少し飛び出るように作成しています。
【ステアリングコラムカバー取付】
・ステアリングコラムカバーを取付します。 |
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【GEARTRONIC2、Pivot 3-drive・EVO、TPMS取付】
・貼付位置をパーツクリーナーで拭きます。
・GEARTRONIC2、Pivot 3-drive・EVO、TPMSに新しい両面テープを貼付けします。
・GEARTRONIC2、Pivot 3-drive・EVO、TPMSを両面テープで貼付け固定します。 |
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・GEARTRONIC2の配線と、各所から分岐した配線を接続します。
・Pivot 3-drive・EVO、TPMSも配線を接続します。 |
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・取付ができました。
ウインカーレバーを左折にした時に当たるので、補強していた部分をカットしました。 |
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・横から見た状態です。
配線もスッキリしています。 |
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●移設方法2
・ステアリングコラムカバーに「補助金具 黒NO.5[V-40B]」を使って、GEARTRONIC2を取付します。
この補助金具は45°に角度が付いています。 |
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・GEARTRONIC2を取付する方を、穴を広げます。 |
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・GEARTRONIC2の配線を補助金具の穴を広げて方に通します。
補助金具の向きは奥の方に曲がった状態にします。
・GEARTRONIC2を補助金具に両面テープで固定します。
水平を取るように取付します。
・補助金具をステアリングコラムカバーに固定します。
GEARTRONIC2が水平になるように固定します。
・各配線を接続します。
・写真は補助金具で固定した状態です。 |
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・横から見た写真です。
私は配線をコラムカバーの中に収めるようにしました。 |
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★紹介動画 |
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・動画はYouTubeで公開しています。
このページをまとめています。
写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。
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