■準備 |
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【作業スペース】
・広く平らな所に車を停めます。
フロントタイヤを、直進の状態にします。
この後、作業が終わるまで、ステアリングハンドルを動かさないでください。 |
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【パーキング(サイド)ブレーキ】
・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。
関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]
→ こちら |
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【空調スイッチ】
・必ず空調のスイッチを「OFF」にします。 |
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【空気圧調整】
・車載工具のコンプレッサーで、タイヤに空気圧を規定量入れます。 |
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【エンジン停止確認】
・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。
【静電気放電】
・体内にある静電気を、金属に触れて放電してください。
SRSエアバッグが誤爆しないようにするためです。 |
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【ボンネット】
・ボンネットを開けます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら |
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■SRSエアバッグコンピューター放電 |
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【バッテリーターミナル取外】
・バッテリーの−端子のナットを、メガネレンチ[10mm]で緩ませます。
・バッテリーの−端子をバッテリーから外して、SRSエアバッグコンピュータの放電をします。
放電(放置)時間は、必ず90秒間放電してください。
私は、SRSエアバックの誤爆しないように、10分放電しました。
※自動車メーカーによって放電(放置)時間が変わります。
※端子を外してから作業時間が10分以上かかった場合は、ECUが学習してきた内容がリセットされるので再設定が必要です。
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■SRSエアバッグユニット取外 |
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【取外前の状態】
・取外前の状態です。 |
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【インフレータモジュール固定解除と取外】
・ステアリングハンドルのサービスホールの位置は、ステアリングハンドルの右側(赤〇)と左側(同じ位置)にあります。
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ステアリングハンドルの内部を撮影したものです。
左右のステアリングハンドルのサービスホールから、スプリングピンを解除するには、−ドライバーの先を水平にして、真っ直ぐサービスホールに刺して、そのまま真っ直ぐ押し込みます。
スプリングピンのロック解除すると、インフレータモジュールが手前に少し浮いてきます。 |
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・ステアリングハンドル下側のサービスホールの位置(赤〇)です。 |
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ステアリングハンドルのサービスホールに、−ドライバーを挿入します。
スプリングピンを赤矢印の方向(上)へ押し込んで、ロック解除します。
スプリングピンのロック解除すると、インフレータモジュールが手前に少し浮いてきます。
・インフレータモジュールが落下しないように、片手で押さえます。 |
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・インフレータモジュールを、真っ直ぐ手前に取外します。
SRSステアリングハンドルのハーネス(黄色いチューブ)は短いので、引っ張り過ぎに注意してください。
このハーネスが断線すると、コンビネーションメーターのエアバックの警告灯が点きます。 |
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【インフレータモジュールコネクター取外】
・取外前のインフレータモジュールコネクターの、ロックパーツ(黄色で塗り潰された部品)の状態です。 |
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インフレータモジュールコネクターを取外には、ロックパーツを真上に引き上げます。 |
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・ロックパーツを解除した状態です。 |
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・インフレータモジュールコネクターを真上に上げて取外します。 |
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【ホーンハーネス取外】
・ホーンハーネス(アース)を、赤矢印の方向に外します。
端子部分がしっかりと差し込まれているので、少し力が必要です。
どうしても端子部分が外れない場合は、端子の中央に−ドライバーで少し左右にこじって広げます。 |
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・インフレータモジュールが取外できました。
・インフレータモジュールが外れた、ステアリングハンドルです。 |

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注意! インフレータモジュールについて |
このインフレータモジュールは、必ず車を廃車するまで保管しなければなりません。
オークションや中古部品専門店に下取/販売する事は、
「自動車リサイクル法」で禁止されている部品です。
都道府県知事は、自動車リサイクル法第66条に基づく命令もしくは処分に違反する行為があった時に、解体業の許可を取消、または1年以内の期間の解体業の全部若しくは一部停止を命ずる事ができます。(事業の停止命令違反:懲役1年または50万円の罰金)
許可を一度取消されると、その業者は5年間申請できません。
よく確認されないままヤフオク!などに出品または、中古部品で販売されている販売店があります。
法律違反されているので、転売/購入は絶対にしないでください。
詳しくは経済産業省・環境省のホームページを見てください。
関連外部リンク ※リンク切れの場合はごめんなさい。
●経済産業省・環境省 ホームページ
・使用済自動車のフロン類及びエアバッグ類に関する装備情報に対する調査結果について(お知らせ)
→ こちら
・「使用済自動車から取り外した エアバッグ類の再販売は 自動車リサイクル法違反です」 PDF
→ こちら
●総務省_e-Gov法令検索 ホームページ
・使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)
→ こちら
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写真の状態の物であれば、オークションや中古販売店で買取(販売)してもらえる状態です。 |
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■純正ステアリングハンドル取外 |
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【ステアリングスイッチコネクター取外】
・ステアリングスイッチコネクターの位置は、ステアリングハンドルを固定しているナットの上を見るとあります。
ホーンハーネス(アース)を辿ると、ステアリングスイッチコネクターがあります。
・ステアリングスイッチコネクターを取外します。
ステアリングスイッチコネクターのツメは、ちょうど真下にあるのでロックを解除しにくいです。
−ドライバーで力をかけ過ぎないように、ステアリングスイッチコネクターのツメを押し上げてロックを解除します。 |
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・ステアリングスイッチコネクターが外れた状態です。 |
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仕様によってコネクターの形状や配線の位置が違います。
私の車はセーフティパッケージや全方位モニター用カメラパッケージが付いていないシンプルな車です。 |
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【ステアリングハンドル取外】
・ステアリングハンドルを固定しているナットを、クロスレンチ[17mm]などで取外します。
片手でステアリングハンドルが動かないように、しっかりと握って固定しながらナットを外してください。
・ステアリングハンドルを純正に戻す予定のある方だけ、ステアリングシャフトとステアリングホイールに、マジックなどで合いマークを付けます。
・ステアリングハンドルが外れた後すぐ使うので、養生テープを50mmでカットしたものを、すぐ剥がせるように、ドアの内装に貼付けます。 |
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・ステアリングハンドルの位置は動かさずに、左右にステアリングハンドルを小刻みに揺らして動かすと外れます。
ステアリングハンドルを外した時に、コンタクトコイルのセンターの位置がズレないよう注意してください。
・純正ステアリングハンドルが外れました。
すぐ次の工程です。 |
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【コンタクトコイル固定】
・コンタクトコイルのセンターの位置がズレないように、養生テープで固定します。
ここまでが純正ステアリングハンドルの取外方法です。 |
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●もし、コンタクトコイルの位置を動かしてしまった場合の対処方法
コンタクトコイルを回してしまい、正しい位置がわからなくなった時は、次の手順で正しい位置に戻してください。
そのまま使用すると、コンタクトコイル内のホーンなどの配線が断線します。
この状態では車検NGなので修理が必要です。
@コンタクトコイルを左方向へ回転しなくなるまで巻き取ります。
A右方向へ1回転以内でコネクターが最上部になる位置まで、回転部を回します。 |
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B右方向へ回転部を更に2回転させ、コネクターが最上部になる位置で止めます。
このとき、回転部のマークと固定部のマークが合うと共に確認窓からイエローローラーが見える事を確認します。
Cコンタクトコイルのセンター出しができました。 |
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■ステアリングボス取付 |
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【ステアリングボス取付】
・ステアリングボスの▲マークを上にして、シャフトにステアリングボスのフランジを差し込みます。 |
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どうしてもセンターを合わせられない場合や、高さが足りない場合は、センターを合わせる部品があるので取付して調整します。
また、スペーサーとしても使用できます。
関連リンクはmomo用ですが、穴の位置を変えるだけでナルディ用になります。
関連:i・BAHN ステアリングカタムキナオールスペーサー (momoタイプ)
→ こちら ※Keiworksのページです。取付方法は同じです。 |
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・ステアリングボス付属のナット[M10]を、クロスレンチ[17mm]で締付けします。
締付トルクは33N・mです。
締付トルク33N・mは、大人が片手で締め付けるぐらいの力です。
締付過ぎるとコンタクトコイルの破損または断線するので、ちょっと締まったかなぐらいがちょうど良いと思います。 |
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【ダミーハーネス接続】
・インフレータモジュールコネクターに、ダミーハーネスを差し込んで接続します。 |
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・ビニールテープを巻き付けて、ダミーハーネスが抜けないようにしてください。
・少し配線が長いので、まとめて結束バンドで固定します。 |
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【付属ステアリングスイッチコネクター使用時の注意点】
・付属ステアリングスイッチコネクターを使用すると、
@アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチが使用できなくなります。 |
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Aオーディオコントロールスイッチが使用できなくなります。 |
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B車の仕様によって違いますが、電話機能スイッチも使用できなくなります。 |
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Cコンビネーションメーターの画面に、アダプティブクルーズコントロール(ACC)のシステム要点検表示(CRUSEシステム要点検)が表示されます。
※@、A、BはWorksbellで販売している「純正ステアリングスイッチ移設キット」で、スイッチが使用できるようになります。
この「CRUSEシステム要点検」表示を出さないようにする方法は、この後説明します。 |
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【付属ステアリングスイッチコネクター差込】
・ステアリングボス付属のステアリングスイッチコネクターは、3種類同梱されています。
このステアリングスイッチコネクターは、車の仕様で形状が変わっていて、自分の車の仕様に合わせてステアリングスイッチコネクターを選択してください。
図はコネクターを見た状態で、赤く塗られた所がホーンの配線になります。
私の車は車線逸脱制御機能スイッチの無い仕様なので、端子が12個あるコネクターを取付します。 |
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・付属のステアリングスイッチコネクターは、ツメを下にした状態で、真っ直ぐ差込、カチッと音が鳴るまで押し込みます。
・ホーンの配線を確認します。
私の車の場合は、図の4番の端子がホーンの配線になります。
・付属のステアリングスイッチコネクターから出ているホーンの配線以外は使用しないので、平型端子(メス)部分にビニールテープを巻いて絶縁処理します。
・ホーン配線をステアリングボスの中央に引き出します。
・ホーン以外の配線は、ステアリングボスにビニールテープで巻き付けして固定します。 |
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■「CRUSEシステム要点検」を表示させない方法 |
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【「CRUSEシステム要点検」を表示させない方法】
・コンビネーションメーターの画面に、「CRUSEシステム要点検」の表示を出さないようにします。 |

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・Worksbellからスイフトとジムニーに対応した「純正ステアリングスイッチ移設キット」が販売されています。
価格もお高いので、私は自作して使用していた時もあります。
私は高速道路をあまり利用しないので、アダプティブクルーズコントロール(ACC)は使っていません。
オーディオコントロールはよく使うので、社外品を使うことになります。
「CRUSEシステム要点検」の表示が出ないようにする方法を紹介します。
この方法は自己責任で作業してください。
関連:カーオーディオステアリングホイールリモコン
→ こちら |
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【純正ステアリングハンドルカバー取外】
・純正ステアリングハンドルの後側の左右に、ネジ2ヵ所(赤〇)を+ドライバーで取外します。 |
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・純正ステアリングハンドルの表側のツメ(赤〇)を、プライヤーで摘まんで押し込みます。
・黄色〇はアダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチ(青色のチューブ)と、オーディオコントロールスイッチ(白色のチューブ)を、純正ステアリングハンドルの裏側のカバーから取外します。 |
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・純正ステアリングハンドルの裏側のカバーを取外します。 |
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・純正ステアリングハンドルの裏側下のネジを、+ドライバーで取外します。 |
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・純正ステアリングハンドルの表側のカバーが外れました。 |
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【アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチとオーディオコントロールスイッチとハーネス取外】
・純正ステアリングハンドル裏側のネジ(赤〇)4か所を、+ドライバーで取外します。 |
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・アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチ、オーディオコントロールスイッチ、ハーネスが取外できました。 |
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・取外したアダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチ、オーディオコントロールスイッチ、ハーネスです。
【プリント基板取出】
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチと、オーディオコントロールスイッチのプリント基板を取出します。
各スイッチのカバーのツメ(赤〇)は6ヶ所あるので、−ドライバーでツメを外します。 |
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・オーディオコントロールスイッチ上側のツメ(赤〇)の位置です。 |
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・オーディオコントロールスイッチ左側のツメ(赤〇)の位置です。 |
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・オーディオコントロールスイッチ右側のツメ(赤〇)の位置です。 |
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・オーディオコントロールスイッチ下側のツメ(赤〇)の位置です。 |
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・オーディオコントロールスイッチのプリント基板を取出します。 |
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・アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチも、オーディオコントロールスイッチと同じように分解します。
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチのプリント基板を取外します。 |
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・プリント基板を取出した状態です。 |
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・プリント基板をビニールテープで巻き付けて絶縁処理します。 |
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【純正ステアリングスイッチコネクターとハーネス取付】
・ステアリングスイッチコネクターのツメの向きが、下側になる事を確認します。
・ステアリングスイッチコネクターを、コンタクトコイルに差込ます。 |
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・オーディオコントロールスイッチのハーネスを、ステアリングボスに巻き付けて、プリント基板をビニールテープでステアリングボスのフランジに固定します。
プリント基板に無理をかけないようにして、ステアリングボスのフランジ部分より中に入るようにします。 |
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・アダプティブクルーズコントロール(ACC)スイッチのハーネスを、ステアリングボスに巻き付けて、プリント基板をビニールテープでステアリングボスに固定します。
プリント基板に無理をかけないようにして、ステアリングボスのステアリングハンドルを取付けるネジの部分より中に入るようにします。 |
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【カバー取付】
・ステアリングボス本体にカバーを取付します。
カバーがコラムカバーに当たる場合は、カッターで一山づつカットして当たらない事を確認してください。
私の車は加工無しでそのまま取付できました。 |
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■ステアリングハンドル取付 |
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【ステアリングハンドル取付】
・社外品のステアリングハンドルを取付します。
私は「momo COMMAND2 RED [C-64]」を取付します。
ステアリングハンドル取付は、下記のリンクを見てください。
関連:momo COMMAND2
→ こちら |
・私のステアリングハンドルのオプションを5つ取付しています。
詳細は下記の関連リンクを見てください。
@NRG Innovation クイックリリース THINバージョン[SRK-400RD]
ステアリングハンドルを脱着できるパーツです。
関連:NRG Innovation クイックリリース THINバージョン[SRK-400RD]
→ こちら |
A追加ホーンボタン
手をステアリングハンドルから手を離さないでホーンを鳴らせるスイッチです。
追加ホーンボタンは自作しました。
関連:追加ホーンボタン
→ こちら ※Keiworksのページです。取付方法は同じです。 |
Bi・BAHN ステアリングカタムキナオールスペーサー (momoタイプ)
関連:i・BAHN ステアリングカタムキナオールスペーサー (momoタイプ)
→ こちら ※Keiworksのページです。 |
直進時にステアリングハンドルのセンターがズレていて、ステアリングボスをステアリングシャフトの山を調整してもセンターが合わない時に使用します。
センターはしっかり合っていますが、今回取付しています。
私の場合はステアリングハンドルを脱着できるようにしているので、追加ホーンボタンの配線を引き込めるように加工しています。
CNRG カーボンファイバー ステアリングホイール ホーンボタンリング [STR-001CF]
関連:NRG カーボンファイバー ステアリングホイール ホーンボタンリング [STR-001CF]
→ こちら ※Keiworksのページです。 |
Dブレイス USウインカーレバー
標準サイズのステアリングボスにNRG Innovation クイックリリース THINバージョン[SRK-400RD]とi・BAHN ステアリングカタムキナオールスペーサー (momoタイプ)を取付しているので、ステアリングボスから手前に42mm間があいています。
ウインカーの操作で指が届きにくくなったため、ブレイス USウインカーレバーを取付しました。
関連:ブレイス USウインカーレバー
→ こちら
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【ホーンボタン取付】
・ステアリングボス中央から、ホーンハーネスの平型端子(メス)を取り出します。
※追加ホーンボタンの取付で、配線の色が黄色になっています。 |
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・ホーンハーネスの平型端子(メス)を、ホーンボタンの端子に差し込みます。 |
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・ホーンボタンの絵柄や文字が水平になるように合わせます。
・ホーンボタンの外側を押して、ホーンボタンを取付します。
関連:momo YELLOW ホーンボタン[HB-03]
→ こちら 現在取付しています。 |
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【バッテリーのターミナル接続】
・バッテリーの−端子を接続します。
・バッテリーケーブルナットをメガネレンチ[10mm]で、規定トルク:5.0 N・mで締め付けます。
トルクレンチが無い場合は、端子が動かなくなるところで締め付けをやめます。 |
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【ボンネット】
・ボンネットを閉めます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら |
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■バッテリー接続後の再設定方法 |
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【再設定】
・バッテリーの―端子からケーブルを取外して、―端子にケーブルを取付するまでの作業時間が10分以上経ってしまった場合は、作業後にECUに再設定をしなければなりません。
アクセルポジション学習
アイドリング/ECMトルク学習
パワーウインドウAUTO学習 (挟み込み防止確認)
時計合わせ
カレンダー合わせ
カーナビなどの機器の設定
をします。
次の手順で設定します。 |
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・エアコンや空調のスイッチが「OFF」になっていることを確認します。 |
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アクセルポジション学習からECMトルク学習まで、通してECUに学習させます。
*アクセルポジション学習
・エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にした状態を、40秒以上保持します。
・エンジンスタートボタンを1回押して「OFF」にした状態で、10秒以上保持します。
・続けて「ECMトルク学習」をします。
*アイドリング / ECMトルク学習
・エンジン始動して、アイドリング状態のまま、ラジエータファンが駆動するまで暖機します。
たったこれだけで、アイドリングとトルク学習をします。
アイドリングがしばらく不安定な場合がありますが、実走で学習してくれるので改善されます。
アイドリングがいつまでも不安定な場合は、もう一度設定しなおしてください。
・ECMトルク学習まで終わったら、エンジン停止します。
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*パワーウインドウAUTO学習
【エンジン停止確認】
・エンジンは必ず停止した状態にします。
【非常信号灯(発煙筒)取外】
・非常信号灯(発煙筒)を取外します。
関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)
→ こちら |
【グローブボックス取外】
・グローブボックスの取手レバーを手前に引いて、グローブボックスを開けます。
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・グローブボックス内に入っている物を抜き取ります。 |
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・グローブボックスの上部左右にダッシュボードに引っかかって、グローブボックスが外れないようにするゴムのパーツがあります。
このゴムの部分をかわしてグローブボックスを手前に倒します。 |
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・グローブボックスを両手でつかんで真上に上げると、グローブボックスが取外せますが、私の場合はこの状態で作業します。 |
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・車内のヒューズボックスは、グローブボックスが入っていた穴の左側にBCM(大きな黒い箱)の下側を見ると、黒い長方形の黒い蓋が見えます。
そこが車内のヒューズボックスの位置です。 |
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【車内ヒューズボックス蓋取外】
・車内ヒューズボックスの蓋は、左側を手前に引くと外れます。 |
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【パワーウインドウAUTO学習】
※グレード、仕様によってヒューズの位置が変わる場合があります。
・「P/W (パワーウインドウ)」のヒューズは、「ブロック型 スローブローヒューズ」のピンク30Aです。
蓋に書いてあるNo.1のヒューズです。

・「P/W T(パワーウインドウタイマー機能)」のヒューズは、「低背ヒューズ」の黄色い20Aです。
蓋に書いてあるNo.21のヒューズです。

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・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを「UP」で約15秒保持します。
※パワーウインドメインスイッチのコンデンサ内部の電荷を放電させる作業です。 |

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・「P/W(パワーウインドウ)」のヒューズ(ピンク30A)を取付けます。
蓋に書いてあるNo.1のヒューズです。
・「P/W T(パワーウインドウタイマー機能)」のヒューズ(黄色い20A)を取付けます。
蓋に書いてあるNo.21のヒューズです。
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【車内ヒューズボックス蓋取付】
・車内ヒューズボックスの蓋は、右側をヒューズボックスに引っ掛けて、左側を押して取付できます。 |
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・エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にします。 |
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・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを押し続け、ウインドウを完全に開けます。 |
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・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを引き上げ続け、ウインドウを完全に閉めます。 |
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・そのままスイッチを2秒以上引き上げ続けます。
・運転席ウインドウが自動開閉できるようになったか確認します。
もし、できない場合は同じ作業を繰り返してみてください。
それでも自動開閉ができない場合は、ディーラーまたは整備工場に相談してください。 |
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【挟込み防止機能動作確認】
・挟込み防止機能が正常動作するか確認します。
・運転席側ウインドウを全開にします。 |
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・ハンマーの柄(木製)の部分を、ウインドウガラスの上部のパッキンから外側へ斜めの位置にセットします。 |
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万が一、挟込み防止機能が正常動作しなかったことを考えて、パワーウインドメインスイッチの「DOWN」ボタンを押せるようにします。 |
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・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを「AUTO UP」します。
※ガラスが割れることがあるので注意してください。 |

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・ウインドウガラスがハンマーの柄を挟み込まずに、自動的に反転下降作動で約220mm下降することを確認します。 |
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・確認できたら、運転席側ウインドウを閉めます。 |
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・エンジンスタートボタンを1回押して「OFF」にします。 |
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【グローブボックス取付】
・グローブボックスを取付します。
グローブボックス下部のツメを、ダッシュボードに差し込みます。 |
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・グローブボックス上部左右にあるゴムの出っ張った部分を、グローブボックス上部を押してダッシュボード側に入れます。 |
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・グローブボックス内に取り出した荷物を入れます。 |
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・グローブボックスを閉じます。
・非常信号灯(発煙筒)を取付します。
関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)
→ こちら |
これで運転席側のパワーウインドウの設定は終了です。
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*時計合わせ
・コンビネーションメーターの時計の設定をします。
@エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にします。 |

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Aコンビネーションメーター左側のトリップノブと右側の表示切替ノブを、「時」表示が点滅するまで同時に長押しします。 |


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B「時」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「時」を合わせます。
調整後に表示切替ノブを短押しすると「時」が設定され、「分」の設定に進みます。
C「分」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「分」を合わせます。
調整後に表示切替ノブを短押しすると「分」が設定されます。
これで時刻の設定が終了します。
続いて、カレンダーの設定をします。 |


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*カレンダー合わせ
・コンビネーションメーターのカレンダーの設定をします。
@コンビネーションメーター右側の表示切替ノブを長押しして、セッティングモードの画面に切り替えます。
A時計設定 → 日付調整 の順に表示切替ノブを短押しします。 |
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・カレンダーの日付設定は、2016年1月1日から設定できます。 |
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・2115年12月31日まで設定できます。 |


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B「年」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「年」を合わせます。
調整後に表示切替ノブを短押しすると「年」が設定されます。
C「月」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「月」を合わせます。
調整後に表示切替ノブを短押しすると「月」が設定されます。
D「日」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「日」を合わせます。
調整後に表示切替ノブを短押しすると「日」が設定されます。
これでカレンダーの設定が終了します。 |
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*カーナビなどの電装品の設定
・車に取付しているカーナビなどの機器の設定をしてください。
設定は、購入したカーナビの取扱説明書を見てください。
関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]
→ こちら |
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・これでバッテリーから―端子を取外して、10分以上経ってしまった場合の再設定は終了です。 |
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・エンジンを停止します。
・これでバッテリーから―端子を取外して、10分以上経ってしまった場合の設定は終了です。 |
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■エアバッグ警告灯が点灯したままの場合の対処方法 |

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2017年2月から車検の検査項目が追加されました。
独立行政法人 自動車技術総合機構は、
エンジン始動している状態で、メーター内の警告灯が点灯/点滅/警報ブザーが鳴ったりしたままの車は、車検NGになります。
*前方エアバッグ(側方エアバッグ)
*ブレーキ
*ABS
*エンジンチェック
など
メーター内の警告灯は、ブレーキなど安全性に関わる重要な故障を抱えた可能性も否定できない事や、安全に対する社会的機運の高まりもあるので、厳密にチェックする事になりました。
今回取付するダミーハーネスは、エンジン始動時にメーター内のエアバッグ警告灯が点灯しないようにしたり、助手席側のエアバッグを正常な状態で使用させるための部品なので、しっかりと取付しなければなりません。
このエアバッグ警告灯は、簡易故障診断機で点灯解除する事はできません。
関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]
→ こちら ※mira e:s[LA300S]、WAGON R[MH55S]のページです。 |
関連:Vgate Maxiscan VS890
→ こちら
※SWIFTsport[ZC33S]、WAGON R[MH55S]、mira e:s[LA300S]、N-WGN[JH3]で動作しています。 |
関連:ダミー(Uターン)ハーネス → こちら ※Keiworksのページです。 |
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エアバッグ警告灯が点灯したままの場合は、次の手順で確認します。 |
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@ホーンボタン
ホーンボタンを押して、ホーンが鳴ることを確認します。
ホーンが鳴らない場合は、直接ホーンハーネスの平型端子(メス)とステアリングボスの中心の金属部分に接触して、ホーンが鳴ればホーンボタンの接触不良です。
ホーンボタンを交換してもまだホーンが鳴らない場合は、この後説明するEの項目でヒューズの断線を確認します。
関連:BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]
→ こちら
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A放電作業
バッテリーの−端子からケーブルを外して放電します。
関連:SWIFTsport[ZC33S]バッテリー交換方法
→ こちら
YouTubeで動画公開しています。 |
関連:ZC33S アーシング
→ こちら
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Bダミーハーネスがしっかりと接続/取付されているか確認
ダミーハーネスの接続状態を確認します。
ダミーハーネスがしっかりと接続/取付されていないことが多いです。 |
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C「AB(AIR BAG)[10A]」のヒューズが断線していないか確認
車内側ヒューズボックスにある、「AB(エアバッグ)[10A]」の低背ヒューズが断線していないか確認します。
ヒューズ切れしている場合は、10Aの低背ヒューズを交換します。

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Dダミーハーネスのヒューズ切れ確認
ダミーハーネスを取外します。
ダミーハーネスの収縮チューブをカッターで切って、収縮チューブを取外します。
カッターの刃は、浅く線が入る程度で爪で剥がせるようにしてください。
ダミーハーネスのヒューズ切れしているか確認します。
ヒューズ切れしている場合は、5Aのミニヒューズを交換します。
また、抵抗も断線していないか確認します。
断線していてハンダ付けで直せない場合は、新しいダミーハーネスを購入してください。
確認後、収縮チューブかビニールテープを巻きつけてしっかりと絶縁します。
ダミーハーネスを取付します。
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Eコンタクトコイル(スパイラルコイル)の断線していないか確認
コンタクトコイル(スパイラルコイル)の断線していないか確認します。
コンタクトコイル(スパイラルコイル)の断線の確認は、エアバッグ警告灯が点灯するだけでなく、ホーンも鳴らない場合があります。
ホーンボタンを押してホーンが鳴らなかった場合は、次の手順で確認します。 |

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*車内側ヒューズボックスにある、「HAZ(ハザード)[10A]」のヒューズが断線していないか確認します。
ヒューズ切れしている場合は、10Aの低背ヒューズを交換します。
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*車内側ヒューズボックスにある、「HORN(ホーン)[15A]」のヒューズが断線していないか確認します。
ホーンが鳴らないのはとても危険です。
ホーンが鳴らないと車検NGなので、必ず修理してください。
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ヒューズに異常がない場合は、コンタクトコイル(スパイラルコイル)の断線している可能性が高いです。
この場合は、コンタクトコイル(スパイラルコイル)を購入して交換してください。
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F再設定
バッテリーの−端子にケーブルを接続します。
再設定をして終了です。
関連:SWIFTsport[ZC33S]バッテリー交換方法
→ こちら
YouTubeで動画公開しています。 |
関連:ZC33S アーシング
→ こちら
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■自動車保険の契約内容変更手続き |
・保険契約変更の手続きをします。
保険会社で違うと思いますが、保険金額の差額は数百円しか変わらないようです。
契約している保険会社のホームページを確認するか、問い合わせしてください。
ほとんどの方は、ホームページのマイページから手続きすると思います。 |