SWIFTsport[ZC33S]に「Remix アーシングキット[DR-6G]」を取付です。 Keiworksの時に効果があったので、Keiworksで取付していたアーシングキットを取付します。
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★今回取付する商品の紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・Remix アーシングキット [DR-6G] ※(株)レミックスは、2017年10月メーカー倒産のため販売されていません。
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・SEIWA アーシングターミナル [ET-1] 【特徴】 ・非常に伝導率の良い黄銅に特殊錫メッキを使用しています。 ・既存のバッテリーターミナル端子を外さずに取付ができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
★必要な部品/材料 | ★必要な工具 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・結束バンド(小) ・結束バンド(中) ・ボルト[M10x15mm] ・ナット[10mm] x 2個 ・平ワッシャー[10mm] ・スパイラルチューブ ・ターミナル x 2個 → 付属の物を使用します。
-----車内アーシングワイヤー引込の場合----- ・6Pターミナル x 1個 → 車内にアースポイントを増やす場合に使用します。 ・コーキング材 → 車内引込時使用します。 ・ウエス → 車内引込時使用します。 ・クワガタ端子 x 2個 → 車内にアースポイントを増やす場合に使用します。 ・Y型端子 x 8個 → 車内にアースポイントを増やす場合に使用します。 ・配線 → 太ければOK。 ・細い棒 → 車内に配線引き込む時に使用。ワイパーのリテーナーなど
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・+ドライバー(#2) ・ラチェットハンドル ・エクステンションバー(50mm) ・エクステンションバー(100mm) ・ボックス[10mm] ・ボックス[14mm] ・スパナー[10mm] ・スパナー[13mm] → 追加で購入したアーシングターミナル用で使用。 ・ニッパー ・軍手 ・カッター(大)
-----車内アーシングワイヤー引込の場合----- ・コーキングガン → 車内引込時使用します。 ・電工ペンチ → 車内引込時使用します。
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★アーシングについて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●アーシング効果 ・アーシングの効果は下記のとおりです。 @低・中速トルクアップする。 A夜間走行など電気負荷をかけた時のパワーダウンするのを軽減する。 Bアイドリング安定する。 Cエンジン始動がスムーズになる。 Dライトの照明アップなど各電装品の効率アップする。 Eカーオーディオの音質改善に効果がある。 などです。 自動車はボディー全体がマイナス極であるため、酸化や汚れ等で電気抵抗が増大した場合は、電装系統の各部品が設計通りの性能を発揮しなくなると言われています。 経年変化により電気的接触が悪化する事があり、電気的に浮いた金属物となるため、静電気が溜まったりラジオノイズの原因になったり、車両本体との電位差により腐食が進むことがあります。 鉛蓄電池のマイナス極と各電装部品を抵抗値の少ないケーブルで直接結線する事により、本来の性能が引き出せるようにする事がアーシングです。
●アーシングポイント ・SWIFTsportのエンジンルーム側の純正アースポイントは、9か所(緑丸)です。 私の場合、アースポイントを追加(青丸)します。 *ECUのアース部分 *ミッションケース部分 *オルタネーターのアース部分 *イグニッションコイル *車内(運転席側)助手席足元付近 *ボンネット *マフラー
※車内側のアースはシフター付近とフロント側のドアの近くにアースポイントがあります。 私は助手席の足元付近に配線を引き込んで、6Pターミナルでオーディオなどのアース線を接続しています。 ※オルタネーターのアース部分接続は、ノイズ(ヒューンノイズ)が発生する場合は取外してください。 ※エキゾースト(マフラー)アーシングは熱が伝わるので、取付位置に注意してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●アーシング施工時の注意点 必ずここに書いてある事は重要な事なので、理解した上でアーシングを施工してください。
SWIFTsportに電圧計を取付けた時、電圧計の数値がアクセルON時に電圧が12.5V付近を表示して、アクセルOFF時に電圧が14.0V付近を表示する状態になりました。 関連:AutoGauge 52φ 電圧計[52AVOSWL270-SM] → こちら | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この数値を見た時、オルタネーターが壊れているのでは?と思って、ディーラーの整備士さんに質問した事があります。 ディーラーの整備士さんの回答は下記のように言っていました。
アクセルペダルを踏むと電圧が12V付近の数値を表示するのは正常な数値です。 エンジン始動直後、エアコン作動時、ライト点灯時は、アクセルペダルを踏んでも通常の14V付近の数値を表示するのも正常な数値です。 電圧が変化するようになったのは、2010年頃にSUZUKIで販売された車からこのようになったそうです。 Keiworks[HN22S]を購入したのは2007年だったので、今まで乗ってきた車もそうですが、14V付近を常に表示しているのが正常な数値と言うのが私の常識でした。 2010年頃からエコカーやハイブリッド車の販売が増えてきた頃です。 2009年頃までは、常にオルタネーターから発電した電気をバッテリーに充電していて、容量不足分をバッテリーが電圧を補っていますが、2010年頃からエンジンの暖気が終わった後は、アクセルONにするとバッテリーに蓄えられた電気でやりくりをして、アクセルOFFにするとオルタネーターからバッテリーに充電されるようになっていると説明を受けました。 正常な動作と聞いて安心しました。
後で調べた事ですが、バッテリーの−端子の近くに黒い部品が有ります。 この黒い部品は「カレントセンサーASSY」と言います。 メーカーによっては呼び方が違いますが、SUZUKIでは「カレントセンサーASSY」と呼んでいます。 センサーの製造メーカーによって、バッテリーの−端子付近やヒューズボックス内に取付されています。 2010年以降に販売されている車に取付されています。 下左側の写真は、SWIFTsportのカレントセンサーASSYです。 下右側の写真は、mira e:sの充電制御センサーです。 メーカーによって形状が違います。
カレントセンサーASSYは電流計のような物で、バッテリーの温度計測とオルタネーターの発電量を調整させるためのセンサーです。 カレントセンサーASSYの仕組みは、 @カレントセンサーASSYの中心にアース端子が通っていて、オルタネーターからの発電電流をカレントセンサーASSYが感知します。 Aその信号をECM(ECU)に伝えます。 Bバッテリー充電量が規定値60%を割ると、ECM(ECU)からオルタネーターに発電の指示を出して発電量を調整します。
だから、 アクセルONにするとバッテリーに蓄えられた電気が放電されて、電圧計の数値が下がる。 アクセルOFFにするとバッテリーの容量が減った分を充電するので、電圧計の数値が上がる。 バッテリーの充電量(電圧)が規定値60%を割ると、オルタネーターに充電するよう指示が出て、バッテリーが充電されるようになっています。 また、アクセルON時にオルタネーターの発電制御する事によって、燃費改善するようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アーシングや電子機器をバッテリーの−端子に直接接続しないで、必ずカレントセンサーASSYを通る前で接続するようにしてください。 カレントセンサーASSYで使用している電流(A)を調べているため、バッテリーの−端子に直接接続すると正確な使用量を把握できないので、バッテリー上がりの原因(充電できない)になります。
また、カレントセンサーASSYが故障した場合は、ECM(ECU)がフェイルセーフモードに切り替えて、オルタネーターが常に発電、バッテリーが常に充電されるようになります。
私はこの充電システムは、アイドリングストップ機能が無い車でも、アイドリングストップ機能と同じでバッテリーの寿命を縮めていると思います。 何だか、面倒くさくなってきています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
★施工 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
施工時の注意点 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。 ・エンジン停止して、エンジンが冷めている時に作業してください。 火傷注意! ・エンジンの動作に邪魔になる配線はしない事。 ・熱源にアースワイヤーのケーブル絶縁部分を接触させない事。 ・エンジン始動中は絶えず振動しているので、アースワイヤーは余裕もたせる事。→ 最低限の長さで。 ・アースワイヤー1本当たりにかかる容量をなるべく均等にする。 大容量のオルタネーターやコンプレッサーを一緒にしない事。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■アーシングワイヤー取付 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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★施工後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・Keiworksの時にも取付していたので、効果は実証済みなのでSWIFTsportに取付してみました。 アーシング施工後 *走りについては ・トルクが増したように感じます。 ・アクセルを踏んだ瞬間に違いがわかります。 ・低速時が乗りやすくなりました。 ・エアコン動作時もスムーズにエンジンが回るようになりました。 *オーディオについては ・たまにノイズを軽く拾う時がありましたが、施工後は無くなりました。 ・雑音が無くなった分綺麗に音が鳴るようになりました。 車内にアーシングワイヤーを引き込んだ結果だと思うので、時間見てカーナビ本体に直接アーシングワイヤーを取付けたいと思います。 *ライトについては まだ納車1年目(施工時)なのであまり違いがわかりにくいと思います。 ・元々ヘッドライトはLEDなので明るいのであまり変わらないように見えます。 ・フロントフォグランプもあまり違いがわかりません。
結果としては良くなりました。
カレントセンサーASSYと言う部品のおかげで、余計に作業が大変でした。 たまたま、電圧計を取付した時に違和感があったので、ディーラーに確認してカレントセンサーASSYの仕組みを知る事ができました。 カレントセンサーASSYの仕組みを知らないで、直でバッテリーの−端子に接続していたら、バッテリーの寿命を短くしていたと思います。 関連:AutoGauge 52φ 電圧計[52AVOSWL270-SM] → こちら | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【バッテリー関連リンク】 関連:Remix アーシングキット取付 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:自作アーシング → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:JURAN Racing 汎用エキゾーストアース取付 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:自作ホットイナズマもどき → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:Remix サンダーUPII [QIC-10] (バッテリ−劣化防止装置) → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:オルタネーター交換 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:バッテリー遮熱保温 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:SEIWA バッテリーチェッカー(チェックアイ)取付 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:IDEMITSU ZAXIA (ザクシア) → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:AQ ハイスペック → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:バッテリー交換 → こちら ※mira e:sのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:AutoGauge 52φ 電圧計[52AVOSWL270-SM] → こちら 関連:AutoGauge 52φ 電圧計[52AVOSWL270-SM] → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:omori 52φ電子式電圧計[EVO-100-BZ]取付 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連:omori 52φ電流(AMPS)計[EA-150-BZ]取付 → こちら ※Keiworksのページです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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