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 SWIFTsport[ZC33S]バッテリー交換方法

2024.11.01.公開日

車検クリアできます。

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 SWIFTsport[ZC33S]の「バッテリー」を交換しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・MICAERA BR-F 国産車用カーバッテリー [55B24L]










【特徴】※オートバックスYahoo!ショッピング店販売ページより

・補償期間24ヵ月または4万km補償

  日本設計

  高品質・高性能バッテリー

  充電制御車対応

  極板に寿命性能に優れるブックモールド製法の格子体を採用。

  格子体にメンテナンス性に優れるカルシウム合金を採用。

  液口栓に防爆フィルターを内蔵。

・ブックモールド製法の格子体を採用

 国内では生産性の問題などから採用の少ないブックモールド製法の格子体を、海外生産にすることで正極・負極の両方に採用することに成功!自動車用としては国内メーカー唯一のデュアルブックモールド製法の極板を実現しました。

・寿命重視の設計

 過度に性能ランクを上げすぎず、寿命性能を重視した設計。

・基本性能もバッチリ

 寿命性能はもちろん、エンジン始動性能、充電回復性能もバランスよく備えたバッテリーです。


【詳細】※オートバックスYahoo!ショッピング店販売ページより

・メーカー

・メーカー住所

・品番

・電圧

・5時間率容量

・充電制御車

・生産国

・JANコード

・外形寸法


・液入り質量

・フタ形状

・同梱品

・補償

株式会社ブロード

〒300-0068 茨城県土浦市西並木町3781-29

55B24L

DC12V

36Ah

対応

インドネシア

4536638220139

高さ227mm

箱高さ200mm、幅126mm、長さ236mm

11.5kg

フラットタイプ 防爆栓 6栓式(キャップ式)

取っ手、取付年月日シール、取扱説明書(補償書付き)

24ヵ月 または 40,000Km


【購入店】

・ストア名

・販売業者




・販売業者住所

・販売価格

・購入価格

・配送料金

・保障について


オートバックスYahoo!ショッピング店

株式会社オートバックスセブン

※上の店舗から購入する場合は、自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れ時は、同商品の在庫のあるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

東京都江東区豊洲5丁目6-52 NBF豊洲キャナルフロント

¥7,478(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

¥6,835(税込[10%]) ※購入時の金額(特典使用)と消費税率です。

¥0(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

ネットショッピングで購入なので、納品書と運送会社の送り状は、取って置いた方が日付が確認できます。


【正極板について】※オートバックスYahoo!ショッピング店販売ページより

 正極板はブックモールド製法とスタンプフォーム製法の2種類あります。

 MICAERA BR-F 国産車用カーバッテリーは、バッテリーの寿命を左右する正極板の劣化を大幅にくい止める、ブックモールド製法を採用しています。

 他の製法と比べ、格子と活物質の密着性が良いため、活物質の脱落を抑制し、また、格子の伸びに強いため、ショートを抑制することができ、長寿命化を実現しています。


【バッテリーの互換について】

・SWIFTsport[ZC33S]に取付けられている標準バッテリーは、「46B24L」です。

 必ず端子位置が「L」の表示がある物を購入してください。

 バッテリーの容量を上げるため、どのサイズを取付したらよいのか迷っている方も多いと思います。

 容量を上げ過ぎても、バッテリーの性能を使い切れません。

 オルタネータの発電量に合わせたバッテリーを購入してください。

 市販されているバッテリーサイズは、

  46B24L

  48B24L

  50B24L

  55B24L

  60B24L

  65B24L

  70B24L

  75B24L

 全部で8サイズあります。

 SWIFTsport[ZC33S]の場合は、バッテリーカバーサイズ、オルタネータの発電量から、「55B24L」が最適なバッテリーサイズです。

 バッテリートレイは「65B24L」ぐらいまで入りそうですが、「55B24L」でもかなり重量があるため、フロント側の荷重を増やすとタイヤの負担も増えるので、過度に大きいサイズのバッテリーは使用しない方が良いでしょう。

 何事でも適量が一番です。


【バッテリーのメンテナンス】

■バッテリー液量

・メンテナンスフリーのバッテリーは、液量を気にしなくてもいいですが、普通のバッテリーはバッテリー液の量を確認する必要があります。

 バッテリー側面に2つのラインがあります。

 印刷されている物や容器の凹凸で表示している物があります。

 必ずバッテリー液が上側の線にあるようにします。

 夏場は暑さで蒸発してしまう事があるので、6月から10月までは特に注意してください。

■比重

・比重計はバッテリーに付いている物と付いていない物があります。

 比重計がバッテリーに取付けられている場合は、バッテリーに表示している図を見て、比重計と同じ状態の図で確認します。

 比重計がバッテリーに付いていない場合は、比重計で確認します。

 バッテリーに後付けで比重計を取付できる商品もあります。

 こちらも図を見て、比重計と同じ状態の図で確認します。

 関連:SEIWA バッテリーチェッカー(チェックアイ)取付

 → こちら ※Keiworksのページです。

 比重計を使う場合は、製品によって異なりますが、私が使用しているエーモン製の比重計は、緑色の所で浮いていることを確認します。

 セル全て調べます。

■バッテリー充電器

・バッテリー充電器は、次のようになった時に使用します。

  *電圧計で調べて電圧が低くなった時。

  *夜間ヘッドライトを点けて走行した時に、他の電装品を使った時に暗くなる。

  *セルモーターの回りが良くない。

 充電制御車やアイドリングストップ車は、特にバッテリーに負荷がかかってしまうので、定期的に電圧を確認して、数値によっては充電してください。

 古いタイプのバッテリー充電器は、充電制御車やアイドリングストップ車に適合しないので、最新のものを購入してください。

 関連:BAL バッテリー診断機能付 全自動充電器[No.2703]

 → こちら ※廃盤商品ですが、最近の充電器は機能が良くなっています。

【基本取付工賃】

 バッテリー交換の工賃を調べてみました。

・YellowHat  \1,650(税込[10%])〜

・AUTOBACS  \2,200(税込[10%])〜

・ガソリンスタンド \3,000(税込[10%])〜

・ディーラー   \3,000(税込[10%])〜


※ガソリン車の工賃ですが、ハイブリッド車の場合は異なるので、交換する所に確認してください。

※使用済みのバッテリーは処分料込みの所と、処分費用別、または無料の所があります。

※工賃はこのページ作成時のものです。

※金額と消費税率はページ作成時の物です。

 依頼する所に必ず確認してください。

 カー用品の同じ系列会社でも工賃が違う場合があります。

※純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

※事前に予約を取らないと取付しない店舗もありますので、依頼する所に必ず確認してください。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・ウエス

・作業用手袋

・パーツクリーナー

・ビニールテープ → メガネレンチに巻き付けて、ショート防止します。

・小さいブラシ

・隙間テープ → バッテリーカバーのスポンジが傷んでいる場合使用。


・メガネレンチ[8mm] → 絶縁メガネレンチの方が良いでしょう。

・ラチェットハンドル

・エクステンションバー

・ソケット[12mm]

・タイマー


●電源消失してから復帰するまで10分以上かかってしまった場合

・懐中電灯

・ハンマー(枝が木製の物)


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・バッテリーは重いので注意してください。

 ・野外で作業する場合、雨天、風の強い日は作業をしないでください。

 ・作業中は火気厳禁です。

 ・ショートしないよう注意してください。

 ・ハイブリッド車はバッテリー交換方法が違うので、ディーラーまたは整備工場などに依頼してください。

 ■準備

【配送直後に確認】

・今回、ネットショップで購入したので、運送会社が自宅に配達します。

 私の所には佐川急便が配達しました。

 バッテリー専門の梱包資材で配達されました。

・台形の形をしているので、ひっくり返す事故が軽減されます。

 配達直後に必ずバッテリーの状態を確認してください。

・バッテリーには「取っ手」が付いています。

 バッテリーをバッテリートレイに載せるまで、取外さないでください。

・取っ手がしっかり付いている事を確認してください。

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

【空調スイッチ】

・空調のスイッチを「OFF」にします。

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。

 エンジン、マフラーが冷えている時に作業します。


【静電気放電】

・体内にある静電気を、金属板に触れて放電してください。

【メガネレンチ加工】※絶縁メガネレンチを使用する方は次の工程です。

・ショート防止のため、メガネレンチにビニールテープを巻いて絶縁処理します。

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら



 ■古いバッテリー取外

【取外前】

・標準のバッテリー[46B24L]取外し前の状態です。

 私の車はアーシングワイヤーを取付けています。

 関連:ZC33S アーシング

 → こちら

 バッテリーバンドは、monsterSPORT バッテリーステーType-SB [297100-0000SB]に変更しています。

 関連:monsterSPORT バッテリーステーType-SB [297100-0000SB]

 → こちら


【バッテリーバンド取外】

・バッテリー右側のバッテリーバンドを締め付け固定しているバッテリバンドナットを、メガネレンチ[8mm]で取外します。

 バッテリーボルトをバッテリートレイから取外します。

 先端は返しになっているので注意してください。

 バッテリバンドナットを紛失しないようにするため、バッテリーボルトにねじ込みます。

・バッテリー左側のバッテリーバンドを締め付け固定しているバッテリバンドナットを、メガネレンチ[8mm]で緩ませるだけにします。

 バッテリーボルトをバッテリートレイから取外します。

 先端は返しになっているので注意してください。

・バッテリーバンドが外れました。

【−端子取外】

・タイマーを10分にセットします。

 −端子取外した時点で、タイマーをスタートします。

 −端子を取外して10分以内に新しいバッテリーに端子を接続するのと、10分経過した場合では、後の再設定の作業量が変わってきます。

 ECUが学習してきた内容が、10分以上電源供給が無い場合、リセットされてしまうので注意してください。

・−端子を固定しているナットを、メガネレンチ[8mm]で緩めます。

・−端子をバッテリーから取外します。

 ここからタイマーをスタートして、10分以内に新しいバッテリーの端子に繋げることを目標にします。

・−端子が外れました。

・−端子をバッテリーより離すか、端子にウエスを巻き付けます。

【+端子取外】

・+端子は、バッテリーターミナルカバーが取付けられています。

・バッテリーターミナルカバーを上に持ち上げ垂直にして、左手で固定してください。

・右手で端子を固定しているナットを、メガネレンチ[8mm]で緩めます。

 −端子のナットを緩めた時、一緒に+端子側のナットを緩めるだけで時間短縮できます。

・+端子をバッテリーから取外します。

・+端子をバッテリーから外れました。

・+端子をバッテリーより離すか、端子にウエスを巻き付けます。

【バッテリー取外】

・バッテリーをしっかり持って、バッテリートレイから取外します。

 バッテリーは重いので注意してください。


【バッテリートレイ清掃】

・バッテリートレイ内の汚れやゴミを取り除きます。

【バッテリーカバー取外】

・バッテリーの周りに付いているバッテリーカバーを、真上に持ち上げて取外します。

 55B24Lに取付することができます。

・バッテリーカバーの汚れをウエスで取ります。

・バッテリーカバー上部に付いている、隙間を埋めるスポンジが傷んでいる場合は取外します。



 ■バッテリートレイ

【バッテリートレイ締付】

・バッテリートレイは3ヵ所で固定されています。

 緩んでいることがあるので締め付けします。

 一番奥にあるバッテリートレイナットを、ラチェットハンドル、エクステンションバー、ソケット[12mm]で締め付けします。

 締付トルクは 13N・m です。

・バッテリートレイ手前側は、バッテリートレイボルトで2ヵ所固定されています。

 バッテリートレイボルトを、ラチェットハンドル、エクステンションバー、ソケット[12mm]で締め付けします。

 締付トルクは 13N・m です。



 ■新しいバッテリー取付

【新しいバッテリー取付】

・新しいバッテリーの取っ手を持って、バッテリートレイに載せます。

 古いバッテリー[46B24L]より重いので注意してください。

【取っ手取外】

・バッテリーに取付けられている取っ手を取外します。

・取っ手とバッテリーの接合部は幅が広く、取っ手の上の方が細くなっています。

・取っ手をバッテリーの下側へ押し込むと、取っ手の細くなっている所で外れます。

・もう片方も同じように取っ手を取外します。

・取っ手が外れました。

【バッテリー位置調整】

・バッテリーの位置を調整します。

 私の場合はバッテリートレイの奥に合わせて、左右の隙間を合わせました。

【バッテリーカバー取付】

・バッテリーカバーをバッテリーに被せます。

・バッテリーカバーは、バッテリー液の量が確認できるようにカットされている方を左側にします。

【+端子取付】

・+端子をバッテリーに取付します。

 +端子の向きを合わせて、しっかり奥まで差し込みます。

・端子の固定ナットをメガネレンチ[8mm]で締め付けします。

 締付トルクは 5.0N・mです。

 締付け過ぎに注意してください。

・バッテリーターミナルカバーを取付します。

 

【−端子取付】

・−端子をバッテリーに取付します。

 −端子の向きを合わせて、しっかり奥まで差し込みます。

ここまでの作業を10分以内に終了します。

 私の場合は8分25秒でした。

 写真を撮りながらなので、5分ぐらいでここまでの作業ができたと思います。

・−端子の固定ナットをメガネレンチ[8mm]で締め付けします。

 締付トルクは 5.0N・mです。

 締付け過ぎに注意してください。

 関連:ZC33S アーシング

 → こちら

・+端子と−端子を取付した状態です。

【バッテリーバンド取付】

・バッテリー左側のバッテリーボルトを下に降ろします。

 関連:monsterSPORT バッテリーステーType-SB [297100-0000SB]

 → こちら

・バッテリートレー中央にある穴に、バッテリーボルトの返し部分を通します。

・バッテリーバンドナットを手締めで締めて、バッテリーボルトが外れないように調整します。

・バッテリー左側のバッテリーボルトを下に降ろします。

・バッテリートレー中央にある穴に、バッテリーボルトの返し部分を通します。

・バッテリーボルトのネジ山がある方を、バッテリーバンドの穴に通します。

・バッテリーバンドナットを手締めで締めます。

・バッテリーバンドの位置を防爆栓を避けて調整します。

・バッテリーバンドナットを左右交互に締付けします。

 締付トルクは 3.3N・mです。

 締付け過ぎに注意してください。

・バッテリー交換ができました。

【隙間】

・バッテリーカバーとバッテリーバンドの間にある隙間を埋めているスポンジの破損がある場合、100円ショップで売っている隙間テープを使って埋めます。



 ■各設定

・各設定をします。

 バッテリー端子を取外してから10分以内と10分経過した場合で、設定方法が変わります。

  *−端子接続まで作業時間10分以内だった場合

  *−端子接続まで作業時間10分以上かかってしまった場合

 2つの方法を説明します。


●−端子接続まで作業時間10分以内だった場合

・バッテリーからケーブルを取外してから、―端子取付までの作業時間が10分以内の場合は、再設定が少し簡単です。

 時計合わせ、カレンダー合わせ、カーナビなどの機器の設定をします。

 次の手順で設定します。


・エンジン始動します。


*時計合わせ ※時計の設定はユーザーマニュアル 3-110〜112を参照。

・コンビネーションメーターの時計の設定をします。

@コンビネーションメーター左側のトリップノブと右側の表示切替ノブを「時」表示が点滅するまで同時に長押しします。





A「時」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「時」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「時」が決定され、「分」の設定に進みます。

B「分」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「分」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「分」が決定され、時刻の設定が終了します。

*カレンダー合わせ ※カレンダーの設定はユーザーマニュアル 3-110〜112を参照。

・コンビネーションメーターのカレンダーの設定をします。

@コンビネーションメーター右側の表示切替ノブを長押しして、セッティングモードの画面に切り替えます。

A「時計設定」 →「日付調整」の順に表示切替ノブを短押しします。

・カレンダーの日付設定は、2016年1月1日から設定できます。

・2115年12月31日まで設定できます。





B「年」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「年」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「年」が決定されます。

C「月」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「月」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「月」が決定されます。

D「日」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「日」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「日」が決定され、時刻の設定が終了します。


*カーナビなどの電装品の設定

・車に取付しているカーナビなどの機器の設定をしてください。

 設定は、購入したカーナビの取扱説明書を見てください。

SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ] 関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]

 →  こちら


・これでバッテリーから―端子を取外して、作業時間が10分以内の場合の設定方法は終了です。


・パワーウインドウのAUTOが設定されていない場合は、この後紹介する方法で設定してください。


●−端子接続まで作業時間10分以上かかってしまった場合

・バッテリーからケーブルを取外して、―端子取付までの作業時間が10分以上経ってしまった場合は、作業後にECMに再設定をしなければなりません。

 アクセルポジション学習、アイドリング/ECMトルク学習、パワーウインドウAUTO学習、時計合わせ、カレンダー合わせ、カーナビなどの機器の設定をします。

 次の手順で設定します。


アクセルポジション学習からECMトルク学習まで、通してECUに学習させます。


*アクセルポジション学習

・バッテリー端子取外前に、エアコンや空調を「OFF」にします。

・エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にした状態を、40秒以上保持します。

・エンジンスタートボタンを1回押して「OFF」にした状態で、10秒以上保持します。

・続けて「ECMトルク学習」をします。


*アイドリング / ECMトルク学習

・エンジン始動して、アイドリング状態のまま、ラジエータファンが駆動するまで暖機します。

 たったこれだけでアイドリングとECMがトルク学習をします。

 アイドリングがしばらく不安定な場合がありますが、実走で学習してくれるので改善されます。

 アイドリングがいつまでも不安定な場合は、もう一度設定しなおしてください。

・ECMトルク学習まで終わったら、エンジン停止します。


*パワーウインドウAUTO学習

・車内のヒューズボックスの位置は、助手席の足元の発煙筒の上の辺りにあります。

 グローブボックスを取外さずに、下から覗き込んで作業しようと思えばできますが、無理な姿勢になるので、グローブボックスを取外して作業する方法を紹介します。

【エンジン停止確認】

・エンジンは必ず停止した状態にします。


【非常信号灯(発煙筒)取外】

・非常信号灯(発煙筒)を取外します。

 関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)

 → こちら

【グローブボックス取外】

・グローブボックスの取手レバーを手前に引いて、グローブボックスを開けます。

・グローブボックス内に入っている物を抜き取ります。

・グローブボックスの上部左右にダッシュボードに引っかかって、グローブボックスが外れないようにするゴムのパーツがあります。

 このゴムの部分をかわしてグローブボックスを手前に倒します。

・グローブボックスを両手でつかんで真上に上げると、グローブボックスが取外せますが、私の場合はこの状態で作業します。

・車内のヒューズボックスは、グローブボックスが入っていた穴の左側にBCM(大きな黒い箱)の下側を見ると、黒い長方形の黒い蓋が見えます。

 そこが車内のヒューズボックスの位置です。

【車内ヒューズボックス蓋取外】

・車内ヒューズボックスの蓋は、左側を手前に引くと外れます。


【パワーウインドウAUTO学習】

※グレード、仕様によってヒューズの位置が変わる場合があります。

・「P/W (パワーウインドウ)」のヒューズは、「ブロック型 スローブローヒューズ」ピンク30Aです。

 蓋に書いてあるNo.1のヒューズです。

 

・「P/W T(パワーウインドウタイマー機能)」のヒューズは、「低背ヒューズ」黄色い20Aです。

 蓋に書いてあるNo.21のヒューズです。

 


・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを「UP」で約15秒保持します。

 ※パワーウインドメインスイッチのコンデンサ内部の電荷を放電させる作業です。



・「P/W」のヒューズ(ピンク30A)を取付けます。

  蓋に書いてあるNo.1のヒューズです。

・「P/W T」のヒューズ(黄色い20A)を取付けます。

  蓋に書いてあるNo.21のヒューズです。


【車内ヒューズボックス蓋取付】

・車内ヒューズボックスの蓋は、右側をヒューズボックスに引っ掛けて、左側を押して取付できます。

・エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にします。

・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを押し続け、ウインドウを完全に開けます。

・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを引き上げ続け、ウインドウを完全に閉めます。

・そのままスイッチを2秒以上引き上げ続けます。

・運転席ウインドウが自動開閉できるようになったか確認します。

 もし、できない場合は同じ作業を繰り返してみてください。

 それでも自動開閉ができない場合は、ディーラーまたは整備工場に相談してください。


【挟込み防止機能動作確認】

・挟込み防止機能が正常動作するか確認します。

・運転席側ウインドウを全開にします。

・ハンマーの柄(木製)の部分を、ウインドウガラスの上部のパッキンから外側へ斜めの位置にセットします。

 万が一、挟込み防止機能が正常に働かなかった時のことを考えて、パワーウインドメインスイッチの「DOWN」ボタンを押せるようにします。

・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを「AUTO UP」します。

 ※ガラスが割れることがあるので注意してください。

・ウインドウガラスがハンマーの柄を挟み込まずに、自動的に反転下降作動で約220mm下降することを確認します。


【グローブボックス取付】

・グローブボックスを取付します。

 グローブボックス下部のツメをダッシュボードに差し込んで、グローブボックス上部左右にあるゴムの出っ張った部分をダッシュボード側に入れます。

・グローブボックス内に取り出した荷物を入れます。

・グローブボックスを閉じます。

・非常信号灯(発煙筒)を取付します。

 関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)

 → こちら


*時計合わせ ※時計の設定はユーザーマニュアル 3-110〜112を参照。

・コンビネーションメーターの時計の設定をします。

@コンビネーションメーター左側のトリップノブと右側の表示切替ノブを「時」表示が点滅するまで同時に長押しします。





A「時」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「時」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「時」が決定され、「分」の設定に進みます。

B「分」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「分」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「分」が決定され、時刻の設定が終了します。





*カレンダー合わせ ※カレンダーの設定はユーザーマニュアル 3-110〜112を参照。

・コンビネーションメーターのカレンダーの設定をします。

@コンビネーションメーター右側の表示切替ノブを長押しして、セッティングモードの画面に切り替えます。

A時計設定 → 日付調整 の順に表示切替ノブを短押しします。

B「年」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「年」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「年」が決定されます。

C「月」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「月」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「月」が決定されます。

D「日」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「日」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「日」が決定され、時刻の設定が終了します。


*カーナビなどの電装品の設定

・車に取付しているカーナビなどの機器の設定をしてください。

 設定は、購入したカーナビの取扱説明書を見てください。

SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ] 関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]

 → こちら

・エンジンを停止します。



・これでバッテリーから―端子を取外して、10分以上経ってしまった場合の設定は終了です。



 ■取付年月日シール

【取付年月日シール記入】

・付属の取付年月日シールに交換した日付と走行距離を記入します。

 シールに書いてありますが、バッテリー側面に貼付けしてください。

 私の場合は、車検証入れに入れました。



 ■作業終了

【ボンネット】

・ボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

 → こちら

【作業完了】

・作業完了です。



 ■バッテリー処分

【バッテリー処分】

・バッテリーの処分は、バッテリー購入した所に処分してもらいます。

 ほとんどが無料で引き取ってくれますが、中には有料の所もあります。


 今回、ネットショップで購入したので処分方法を考えます。

 オートバックスWEBショップで購入したので、実店舗で引き取ってもらえるか確認しました。

 今まで使用してきたバッテリーと、添付されていた納品書を持って行きました。

 店員さんは「うちのネットショップで購入した物であれば無料で引き取ります。ピットの者に伝えておきます。」と言いました。

 ピットの方にバッテリーを持って行くと、店員さんから伝わっていたので、スムーズに引き取ってもらいました。



 ★紹介動画

・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら



 ★施工後

・今まで使用していたバッテリーは、納車から6年6カ月の間使用しました。

 結構持ちました。

 セルモーターの回る勢いが弱くなったり、エンジン点火するまでに2秒程間が開くようになりました。

 この状態では気温が低くなってしまった場合、出先でエンジン始動できなくなるのは避けたいので、バッテリーを交換しました。

 交換後は、当然ですがセルモーターが勢いよく回って、エンジン始動がスムーズになりました。

・バッテリーは店舗で購入していましたが、費用を押さえたかったのでネットショップで購入する事にしました。

 オートバックスのネットショップでは販売しているバッテリーですが、店舗には販売していない商品です。

 メーカーの名前も初めて聞くので、ちょっと心配はしましたが、オートバックスで販売しているなら大丈夫かなと思い購入しました。

 交換してから1カ月近く使っていますが、問題無く使用できています。

 標準バッテリーよりこちらの方が良いです。


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