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BOSCH ラリーエヴォリューション[BH-REV]

ホーン取付

2008.04.27.施工/公開日

2015.05.07.追記

車検クリアできます。

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 KeiworksにBOSCH ラリーエヴォリューション[BH-REV] ホーンの取付です。

 ページ下の方で、「Web検索「ホーンが鳴らない」で、このページをご覧の方へ」を追記しています。※FC2アクセス解析の検索ワード

 

 ★今回取付する商品の紹介

・BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]

BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]【特徴】※BOSCHホームページより

・システムハーネス不要

・高い品質と信頼性

・超薄型/電磁式ファンファーレ

 

・前向き開口ファンネル形状

・Black、Silver の2タイプ

12V車専用/ECE 規格適合[保安基準適合] → そのまま純正の配線を使用できます。

数々の名だたるヨーロッパ車へ純正採用されています。

薄さ56mmボディで、ほぼ全車に装着 OK。

しかもそのボディサイズからは想像もできないほど、豊かに響きわたる音色です。

開口部が前方を向くため、広がりのあるクリアな音が、より遠くまで届きます。

精悍なブラック、高級感のあるシルバー。

ボディカラーはお好みで選べる2タイプを用意。

 

【仕様】

・電源

・低音

・サイズ

・定価

・重量

 

DC12V / 48W x 2

低音420Hz / 高音:510Hz

100mm[外径]x56mm[奥行]

¥5,880(税込[5%])※購入時

1個:249g

【BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]の音】

 ※再生するファイルはwavです。

  再生する環境によっては音が出ない場合があります。

 ※動作確認ブラウザ:InternetExplorer11、microsoft edge、

 google Chrome、Mozilla Firefox

  ↑実際の音とちょっと違うかも (もう少し低い音)

 

 
 ■ホーンの車検について

 BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]は、保安基準適合しているので車検クリアできます。

●社外品のホーンを車検クリアする条件

 車検クリアするためには保安基準 43条で決められている事を守らなければなりません。

保安基準 43条 ※原文のまま
(警音器)

 第四十三条

1 自動車(被牽引自動車を除く。)には、警音器を備えなければならない。

2 警音器の警報音発生装置は、次項に定める警音器の性能を確保できるものとして、音色、音量等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

3 自動車の警音器は、警報音を発生することにより他の交通に警告することができ、かつ、その警報音が他の交通を妨げないものとして、音色、音量等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

4 自動車(緊急自動車を除く。)には、車外に音を発する装置であつて警音器と紛らわしいものを備えてはならない。

  ただし、歩行者の通行その他の交通の危険を防止するため自動車が右左折、進路の変更若しくは後退するときにその旨を歩行者等に警報するブザその他の装置又は盗難、車内における事故その他の緊急事態が発生した旨を通報するブザその他の装置については、この限りでない。

 上の原文では少しわかりにくいので、下記にまとめてみました。

 ・ホーンの音量は前方2mの所で90〜110ホンの範囲であること。

 ・音は継続する物であること。

  運転者が運転席で音の大きさ又は音色を容易に変化する事ができる物は車検NGです。

   (例) 電子ホーン、ミュージックホーン、サイレン(緊急自動車を除く。)

     「自動車には車外に音を発する装置であって警音器と紛らわしいものを備えてはならない。」と書いています。

     常識的に考えれば当然車検はNGです。

   (例外) ボイスアラーム 左折・後退警報機

     トラックなどに取付られている

      「ピロピロピローン 左へ曲がります。ご注意ください。(以下繰り返し)」

      「バックします。ご注意ください。ピーッピーッピー(以下繰り返し)」

     と鳴る音声発生器又は、歩行者などに警報するブザーは車検クリアできます。

 ・音の大きさと音色が一定であること。

  エアホーンの場合は、音色と音量が変わらずに前方2mの所で90〜110ホンの範囲であれば車検クリアできます。

 ・ハンドルのホーンボタンの位置にホーンマーク(ラッパマーク)が付いてていること。

  ホーンマーク(ラッパマーク) →ホーンマーク(ラッパマーク)が付いていないと車検NGです。

 

 追記:2012.06.10. 車検

・BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]を取付して、車検クリアする事を確認しています。


 追記:2020.05. BOSCHホーン生産終了
・BOSCHがホーンの生産を終了している事がわかりました。
 再購入を考えて「BOSCH ホーン」検索したら「BOSCH ホーン 撤退」「ボッシュ ホーン 生産終了」の文字もキーワード表示されます。
 とても残念です。
 
 ■ホーンの取付工賃について

 金額は2018年05月27日現在のものです。

 純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

・YellowHat \8,100(税込[8%])

 

 

 ★必要な部品/材料

★必要な工具

・収縮チューブ(中くらいの物)

・ビニールテープ

・配線[1.25sq](長さは現車合わせで)

・平型端子(オス) 2個

・Y型端子(大きい物) 2個

・ステンレスネジ[6mm](オス/メス)

・配線チューブ(長さは現車合わせで)

・塗料 または コーキング剤(必要な場合)

・ハンダ(必要な場合)

 

・+ドライバー(#2)

・−ドライバー(#2)

・ラチェットハンドル

・ソケット[10mm]

・ソケット[12mm]

・ライター

・ハケ または コーキングガン(必要な場合)

・ハンダゴテ(必要な場合)

 ★施工

 ■ホーンの取付について

バンパー内のヘッドライト下に取付した時【ホーンの取付場所について】

 私の場合は、純正ホーンの取付されている位置にステーを使って取付します。

 左の写真のように、バンパー内のヘッドライト下に取付した事もありますが、音がこもるので、純正ホーンの取付位置に取付した方がよいでしょう。

 

【配線について】

 今回取付をする「BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]」は、リレー不要です。

 Keiの場合は、純正ホーンが1つしかありませんが、純正ホーンに取付けられていたカプラーから配線を分岐します。

 アースの配線はバッテリーに直接接続するか、ボディーアースします。

 
 ■純正ホーン取外

純正ホーンはここに付いています。【純正ホーンの取付位置】

・ボンネットを開けます。

・純正ホーンは運転席側のヘッドライトの右側に付いています。(左の写真)

フロントバンパー取外【フロントバンパー取外】

・フロントバンパーを外します。

 フロントバンパーの取外方法は下記の関連リンクをご覧ください。

 関連:フロントバンパー取外方法

 → こちら(#フロントバンパー取外)

【電源】

・電気配線を弄る時は、バッテリーの端子からケーブルを一旦外します。

 私の場合は、ヒューズボックスの「HORN HAZAR[15A]」を外します。

ヒューズの位置

 バッテリー端子を接続した後で、オーディオの再設定、10分以内に電源を復旧しないとECUが初期化されるためにECUの再設定する手間を無くすためにしています。

 心配の方は、バッテリー端子からケーブルを外してください。

 

【ホーンブラケット取外】

・ホーンブラケットに付いている、ボンネットオープンワイヤーと純正ホーンの配線を押さえているプラスチックを外します。

純正ホーン固定金具

 

写真の赤丸のネジ[12mm]を2個外すと、純正ホーンを固定している金具が外れます。・写真の赤丸のネジ[12mm]を2個外すと、純正ホーンを固定している金具が外れます。

純正ホーン 表側と裏側【ホーンブラケットから純正ホーン取外】

・ホーンブラケットに純正ホーンを固定しているネジ[10mm]外します。

・純正ホーンが外れました。

純正ホーン 表側のコネクター【純正ホーンカプラー取外】

・純正ホーンの配線カプラーを外します。

 純正ホーンの裏側に黒いカプラーがあります。

 配線側のカプラーのツメを押しながら取外します。

 
 ■ホーンブラケット加工

 【ホーンブラケット加工】

・純正のホーンブラケットを利用します。

 今回取付するホーンが純正ホーンより大きいので、左の写真のように加工します。

・手で数回曲げていると外れます。

・金具の切断面は錆びないように、塗料かコーキングを塗っておきます。

 
 ■BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]取付
これでホーン取付と配線は完了です。

【BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]取付】

・ホーンブラケットに、今回付けるホーン2つをネジ[6mm]で固定します。

 お互い干渉しないように背中合わせにして固定します。

 取付する穴は純正ホーンの配線を固定していた穴を利用します。

・ホーンブラケットを元に戻します。

・ボンネットオープンワイヤーを元に戻します。

純正ホーンカプラーと新しくつける2つのホーンの+とアースをつなげます。

【配線】

・左の写真のように、純正ホーンカプラーと新しく取付ける2つのホーンの+とアースをつなげます。

・アース線をボディーアースか直接バッテリーのアースに接続します。

・各配線を配線チューブをかぶせて、ホーン取付と配線は完了です。

ヒューズの位置

【電源】

・バッテリー端子を外していた方は接続します。

 HORN /HAZAR[15A]ヒューズを抜いていた方は、ヒューズを取付けます。

 

 

【動作確認】※ページ下に原因と対処方法を書いています。

・念のため、ここでホーンを鳴らしてください。

 ホーンが鳴らなかった場合は、配線を再確認してください。

 アースがきちんと取れていないと鳴らない場合があります。

 私の場合は、ホーンのアースからバッテリーのマイナスまでアーシングしています。

 関連:Remix アーシングキット取付

 → こちら


 関連:自作アーシング

 → こちら


 関連:JURAN Racing 汎用エキゾーストアース取付

 → こちら

   
フロントバンパー取付

【フロントバンパー取付】

・ホーンが鳴るのを確認したら、バンパーを元に元通りに取付をします。

 関連:フロントバンパー取外方法

 → こちら(#フロントバンパー取付)



・ボンネットを閉じて作業終了です。

 

●バッテリー端子を外して作業された方

 もし、バッテリー端子を外してから10分以上経過してしまった場合は、ECUが初期化されていますので、ECUの学習(ラーニング)をしてください。

 ECUに学習させないとエンジンの不調の原因になるので、必ず下記のリンクを見て再設定してください。

 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら(#ECUの再学習について)

 


●Web検索「ホーンが鳴らない」で、このページをご覧の方へ ※皆さんがよく検索しているワードです。(FC2アクセス解析より)

 ホーンが鳴らない場合、いくつか原因があります。

 このページでも書きましたが、ホーン取付時にアースがきちんと取れていない場合と、単純にヒューズが切れてしまっている場合、ステアリングハンドルを社外品に交換する時が考えられます。

 原因と対策を書いてみました。

 

【HORN HAZAR [15A]ヒューズ切れ】

 まず、ヒューズボックスの「HORN /HAZAR[15A]」のヒューズが切れていないか確認します。

ヒューズの位置

 ヒューズが切れている場合は、ハザードランプとウインカーは点灯しません。

 ホーン取付時にヒューズが切れたのであれば、ホーンの配線をもう一度確認してください。

 +配線がアースに当たっていてショートしている事もあります。

 ヒューズを入れてヒューズが切れない事を確認したところで、ホーンを鳴らしてみます。

 ここでホーンが鳴らない場合は、次の項目を試してください。


【アース不良】

 ボディーアースでアースを取らずに直接バッテリーのアースに接続して、ホーンが鳴るか確認します。

 ここでホーンが鳴る場合は、アースがきちんと取れていなかった事になります。

 アースポイントを場所を変えるか、直接バッテリーのマイナス端子に接続(アーシング)するかです。

 関連:Remix アーシングキット取付

 → こちら

 


 ここまででホーンが鳴るようになります。

 ここでホーンが鳴らない場合は、ホーンが壊れている(不良品)の場合があります。

 購入したお店に相談してみてください。

 

【ステアリングハンドルを社外品に換えた時にホーンが鳴らない】

 ステアリングハンドル交換時にホーンが鳴らない原因は、3つ考えられます。

  ・ホーンボタンのアース不良

  ・ホーンボタンが壊れている(不良品)

  ・スパイラルコイル(コンタクトコイル)の断線

 HORN /HAZAR[15A]ヒューズが切れていない事を確認した後、下記の事を確認してください。

ホーンボタンのアースの位置*ホーンボタンのアース不良

 ホーンボタンのアースがステアリングボスにちゃんとアースされていない場合があります。

 ホーンボタンの脇にある金属部分を少し回すと飛び出てくるので、ステアリングボスに当たるようにしてください。

 ボタン中央に差し込む変換ハーネスの断線や接続不良も確認してください。

 

*ホーンボタンが壊れている

 ホーンボタンが壊れていれば、ホーンは当然鳴りません。

 導通テスターで導通を確認するか、ホーンの配線を直接、ステアリングボスに接触させて、ホーンが鳴ればホーンボタンの不良なので交換してください。(新品であれば、購入したお店に相談してみてください。)

スパイラルコイル(コンタクトコイル)*スパイラルコイル(コンタクトコイル)の断線

 上の2つの項目を試してもホーンが鳴らない場合は、スパイラルコイル(コンタクトコイル)の断線を疑った方がよいでしょう。

 今回の作業ではこの原因は考えにくいですが、スパイラルコイル(コンタクトコイル)が断線する原因が、スパイラルコイル(コンタクトコイル)を回してしまい、正常な位置がわからなくなったまま通常の運転をしてしまったり、ステアリングボスを取付時に、ナットを規定トルクより強く締めた事が主な原因です。

 スパイラルコイル(コンタクトコイル)が断線していると、ホーンも鳴らずにSRSエアバッグも効きません。

 (スピードメーター内のSRSエアバッグの警告灯が点きます。)

 SRSエアバッグの動作は車検には関係ありませんが、メーター内にSRSエアバッグ警告灯が点灯している場合とホーンが鳴らないのは車検NGです。

 車検時までにディーラーか整備工場で修理が必要です。

 自分で部品を注文して直す場合は、下記の関連リンクをご覧ください。

 関連:SRSエアバッグステアリング取外方法とステアリングボス取付

 → こちら



 関連:純正改フロント無段階調整間欠ワイパー

 → こちら

2015.05.07.追記

 

 ★施工後

・交差点でこちらが優先の場合でも、軽自動車だと馬鹿にしているのか?

 結構すぐ目の前に来ているのに出てくる車が多かったのですが、新しく付けたホーンは音圧があるみたいで、相手の車が止まるようになりました。

 軽自動車の純正ホーンは、高音でショボイ音がしますから。

・下記のステアリングハンドル関連リンクも見てください。

 関連:SRSエアバッグステアリング取外方法とステアリングボス取付

 → こちら

 関連:社外品ステアリングとホーンボタン交換

 → こちら

 関連:momo COMMAND2

 → こちら ※Keiworksのページです。

 関連:momo COMMAND2

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。

 関連:i・BAHN ステアリングカタムキナオールスペーサー (momoタイプ)

 → こちら

 関連:NRG Innovation クイックリリース THINバージョン[SRK-400RD]

 → こちら ※Keiworksのページです。

 関連:NRG Innovation クイックリリース THINバージョン[SRK-400RD]

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。

 関連:NRG カーボンファイバー ステアリングホイール ホーンボタンリング [STR-001CF]

 → こちら

 関連:追加ホーンボタン

 → こちら

 関連:純正ハンドルのマークをmomoに変更

 → こちら

 関連:ブレイス USウインカーレバー

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。


 追記:2019.10.05. SWIFTsport[ZC33S]にBOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]取付

・SWIFTsport[ZC33S]にKeiworksに取付していたBOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]を取付しました。

 関連:BOSCH ラリーエヴォリューション [BH-REV]

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。

 
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