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monsterSPORT フロントスタビライザー マウントとブッシング

 [643500-3022M]

2018.07.07.施工/公開日

車検クリアできます。

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 Keiworksに「monsterSPORT フロントスタビライザー マウントとブッシング [643500-3022M]」を交換しました。

 

 ★今回取付する商品の紹介

・monster SPORT フロントスタビライザー φ22用(6点set) [643500-3022M]

【特徴】※TAJIMA STORE タジマストア楽天市場店ホームページより

・スポーツ走行でサスペンションに荷重やトルクがかかった際、ゴムの潰れや変形を小さくすることでサスペンションの不要な動きやアライメント変化を抑え、剛性感のあるハンドリングと優れたコントロール性を発揮します。

 

 アルトワークスなどに採用されるテンションロッドは、スタビライザーと兼用させることで、軽量かつシンプルに設計されています。

 しかしながら、スポーツ走行では、フロントサスペンションアーム前後方向の剛性不足から、コーナリング中や制動を残してハンドル操作する際に、違和感や不安定感が指摘されることがありました。

 モンスタースポーツのサスペンションブッシュは、スタビライザーバーの支持部を強化することで、路面からの入力、および駆動や制動によるアライメント変化を抑制。

 ハイグリップタイヤや強化サスペンションの能力を最大限引き出し、精密なハイスピードドライビングを可能にします。

 

【詳細】※TAJIMA STORE タジマストア楽天市場店ホームページより

・商品名

・商品品番

・セット内容

 

・適応純正部品番号 

 ※Kei[10型]

monsterSPORT フロントスタビライザー φ22用(6点set)

643500-3022M

フロントスタビライザーバーマウント[643100-3022M]:2個

フロントスタビライザーバーブッシング[643110-3000M]:4個

SUZUKI純正部品フロントスタビライザーバーマウント:42431-78G00 ※適合年式: 1998年08 〜 2007年06月

SUZUKI純正部品フロントスタビライザーバーブッシング:42451-76G00 ※適合年式: 1998年08月 〜 2007年07月

・適応車種

※TAJIMA STORE タジマストア楽天市場店ホームページより

※品番はページ作成時の物で、メーカー廃盤により、品番が変更されている場合があります。

※同じ車種でも型式/年式によりタイプが異なりますので、必ず適合を調べてから購入してください。

 関連:車の部品購入時に車検証で確認する事

 → こちら

車種 年式  型式  メーカー
 Kei  1998.10 〜 2009.10  HN11S,HN12S,HN21S,HN22S  SUZUKI
 ラピュタ  1999.03 〜 2006.03  HP11S,HP12S,HP21S,HP22S  MAZDA
 ラパンSS  2003.09 〜 2008.11  HE21S  SUZUKI
 スピアーノSS  2003.09 〜 2008.10  HF21S  MAZDA
 アルトワークス  1998.10 〜 2004.08  HA12S,HA22S,HA23S  SUZUKI
 ワゴンR  1998.10 〜 2003.08  MC11S,MC12S,MC21S,MC22S  SUZUKI
 MRワゴン  2001.12 〜 2006.01  MF21S  SUZUKI
 モコ  2002.04 〜 2006.02  MG21S  NISSAN

他 

・車検合否

 

 

 

【注意事項】

・monsterSPORTで販売されている商品は3つのパーツに分けられています。

 「競技専用パーツ」「改造車検を受ける事が必要になるパーツ」「保安基準に基づいて作成されたパーツ」の3つに分類されます。

 monsterSPORT フロントスタビライザー φ22用(6点set)は、「保安基準に基づいて作成されたパーツ」になりますので、車検クリアできます。

・強化ブッシュとマウントは、ノーマルに比べてゴム硬度を高くしているため、振動/音などが車内、その他車両各部に伝わりやすくなります。

 
【購入店】※TAJIMA STORE タジマストア楽天市場店ホームページより

・Webショップ名

・運営会社

・住所

・TEL / FAX

・営業日 / 時間

・購入ページ名

・URL

TAJIMA STORE タジマストア楽天市場店 ※Amazon店/Yahoo!店もあります。

株式会社タジマモーターコーポレーション ※monsterSPORT

〒438-0203 静岡県磐田市平間1438

TEL:0538660020 / FAX:0538667583

土曜日と日曜日は定休日 / 09:00 〜 17:00

スタビブッシュ【スタビブッシュセット】アルトワークス,ワゴンR,Kei,MRワゴン,ラパン*送料・代引手数料無料!【643500-3022M】

https://item.rakuten.co.jp/tajimastore/643500-3022m/ ※リンク切れ。リンク解除。

※上のリンクから商品を購入する場合は、自己責任でお願いします。トラブルに関してはご自身で対処願います。

・購入価格

・保障

 

・お店の評価

 ※私の評価

\5,400[税込8%] ※送料/代引き手数料無料は、購入時の金額です。

商品の欠陥や不良など当社原因による場合には、返品/交換を受付させていただきます。

商品到着後、7日間以内にお電話ください。

★★★★★ 5段階評価:星5つ

 同じ系列のストアで購入は2回目。※monsterSPORTで「SUZUKI SPORT SSシフター」を購入。

 monsterSPORT(SUZUKI SPORT)の商品は4つ目の商品になります。

 関連:SUZUKI SPORT SSシフター

 → こちら


 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付

 → こちら


 関連:モンスタースポーツ パワーフィルター2 (エアクリーナー純正交換タイプ)

 → こちら


 対応がスムーズでよかったです。

 
 ★スタビライザーバー/スタビライザーバーマウント/スタビライザーバーブッシングについて

【スタビライザーバー/スタビライザーバーマウント/スタビライザーバーブッシングの取付位置】

・下の図は、助手席側の足回りの周辺の部品です。

 ピンク色に塗ている部品が今回交換するスタビライザーバーマウントとスタビライザーバーブッシングが取付けられている位置です。


●フロント側足回り関連リンク

 関連:TAKE-OFF ふんばりくん取付

 → こちら

  関連:KYB New SR Special

  → こちら

 関連:Cusco ロアアームバー Ver.2

 → こちら

 関連:自作パフォーマンスメンバー

 → こちら

 関連:ダイアゴナルバー取付

 → こちら

 関連:ロアアームボールジョイントブーツ交換

 → こちら

 関連:タイロッドエンドブーツ交換

 → こちら

 関連:分割式ドライブシャフトブーツ(インナーとアウター)交換 

 → こちら

 関連:フロントブレーキディスクローター&ブレーキパッド交換

 → こちら

 関連:フロントブレーキパッド交換

 → こちら

 関連:WedsSport REVSPEC PRIMES[PR-Z123]

 → こちら

 関連:ブレーキキャリパー塗装

 → こちら

 関連:ブレーキフルード交換

 → こちら


【スタビライザーバーマウントとスタビライザーバーブッシングの交換時期について】

・スタビライザーバーマウントとスタビライザーバーブッシングは消耗部品です。

 スタビライザーバーマウントやスタビライザーバーブッシングはゴム製品のため、走行距離や経年により劣化します。

 目視の点検で正常な状態に見えても、ゴム硬度/弾性/剛性が劣化したり、ヒビ割れ、切れている場合があります。

 スタビライザーバーマウントやスタビライザーバーブッシングなどのゴムの劣化が進むと、車両の動きや操作感が変わって、乗り心地が振動などで悪化するなど、各部位ごとに様々な性能低下が進み、周辺部品へダメージを与えて修理費用が余計にかかってきます。

 少しでも車の動きに違和感を感じたら、スタビライザーバーマウントやスタビライザーバーブッシングなどの点検をした方がいいと思います。

 

【純正部品と社外品のスタビライザーバーマウントとブッシングの販売価格ついて】

・Web検索でWebショップの販売価格を調べると差がありますが、純正部品や社外品を購入する場合は、送料が別途かかるので、SUZUKIディーラーまたは地元の自動車部品問屋さんで購入した方が送料はかかりません。

 

 SUZUKI純正部品 ※価格はページ作成時

  SUZUKI純正部品フロントスタビライザーバーマウント:42431-78G00

   \474(税込[8%])x2個 = \948(税込[8%]) ※モノタロウ販売価格(送料別)

  SUZUKI純正部品フロントスタビライザーバーブッシング:42451-76G00

   \539(税込[8%])x4個 = \2,156(税込[8%]) ※モノタロウ販売価格(送料別)

 1台分の合計が\3,104(税込[8%])です。

 

 純正品タイプ(社外品) ※価格はページ作成時

  大野ゴム工業(OHNO)スタビライザーブッシュ(マウント)[SZ-2139]

   メーカー希望販売価格(1個) ¥530(税込[8%])

   販売価格 ¥377(税込[8%])x2個 = \754(税込[8%]) ※モノタロウで販売されている価格(送料別)です。

  大野ゴム工業(OHNO)スタビライザーブッシュ(ブッシング)[SZ-2141]

   メーカー希望販売価格(1個) ¥530(税込[8%])

   販売価格 ¥442(税込[8%])x4個 = \1,768(税込[8%]) ※モノタロウで販売されている価格(送料別)です。

 1台分の合計が\2,522(税込[8%])です。

 

【基本取付工賃】※金額はページ作成時

 ※金額はこのページ作成時のものです。複数の整備工場でトラブル回避のため、必ず見積書を作成してもらってください。

 ・SUZUKIの標準作業時間が0.6(約35分)です。

  私が調べた所では、\4,800(税込8%)〜\8,100(税込8%)前後の工賃で交換しています。

  この他に追加でアライメント調整(\21,500前後)をする所もあります。

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・潤滑油 → CURE 5-5-6などのオイルスプレー

・シリコンスプレー ※マウントとブッシングが取付けにくい時使用。

・作業用手袋

・ウエス

・ビニール手袋(薄手) → 使い捨ての物

・パーツクリーナー

・トレー → 錆などを受ける物

・SUZUKI純正部品 ピン[04111-3020A] 2本

 \54(税込[8%])x2本 ※モノタロウ販売価格(送料別)

※私はステンレス割りピン[3 x 30mm]をホームセンターで3本入りうを、購入価格は\158[税込8%]購入しました。

 

 

・塗料スプレー(速乾性) → スタビライザーバーを塗装する方だけ。

・−ドライバー → 先の細い物

・−ドライバー(#2)

・ラチェットハンドル

・エクステンションバー

・ソケット[14mm] または メガネレンチ[14mm]

・ソケット[17mm] または メガネレンチ[17mm]

・ディープソケット[17mm] または メガネレンチ[17mm]

・ゴムハンマー

・プライヤー

・クロスレンチ

・油圧ジャッキ

・リッジトラック(うま) 2個

・タイヤ止め

・平ヤスリ ※錆びなど異物を取り除く時使用。

・ワイヤーブラシ ※ネジ山の錆びなど取り除く時使用。

 

 ★施工

  施工時の注意点

  ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

  ・作業は必ず平らな所で作業してください。

  ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

  ・作業は必ず左右同時に交換作業します。(写真や図は助手席側です。)

 ■作業準備

【ジャッキアップ】

・サイドブレーキ(パーキングブレーキ)をかけます。

・ギアをリバースに入れます。

・後タイヤにタイヤ止めを付けます。

・私の場合は、トーインの狂いが無いか確認する為、メジャーでタイヤの前後の長さを確認しておきます。

 今回の作業ではそんなに狂うものではないですが、念のためです。

 関連:KYB New SR Special

 → こちら(#フロント側簡易アライメント調整)

・ホイールのナットをクロスレンチで緩めます。

・ジャッキで車のジャッキポイントにかけて持ち上げます。

・リッジトラック(うま)を車体のフレームにつけて、ゆっくり車を下げていきます。

・リッジトラック(うま)にジャッキポイントに載った事を確認します。

車体を揺らしてリッジトラック(うま)が倒れないか確認します。

・ボルトを寝た姿勢の状態では、力をかけて外せないため、ホイール(タイヤ)を取外します。

 リフトがあればホイール(タイヤ)を外さなくても作業できます。

 
 ■取外

【施工前】

●錆対策

・左の写真はスタビライザーバーのネジ側です。

 私の車は塩カルなどで錆が出ています。

 この状態ではネジが固着したまま取外しにくいので、ネジ山や溝付き六角ナットをワイヤーブラシなどで錆を落として、パーツクリーナーで錆や汚れを落とします。

 潤滑剤(クレ5-5-6など)を吹き付けて、10分以上時間を置いてから作業した方が、溝付き六角ナットが取外しやすくなります。

 錆の状態によっては新しい物に交換した方がいいと思います。


●ロアアームに車体補強パーツを取付されている方

・私の車には「Cusco ロアアームバー Ver.2」を取付して車体補強しています。

 関連:Cusco ロアアームバー Ver.2

 → こちら


 ロアアームに車体補強のパーツを取付している方は、一度取外て作業をするか、スタビライザーバーマウンティングブラケット側のボルトだけ取外して作業するか、作業のしやすい方法で作業してください。

 私の場合は、スタビライザーバーマウンティングブラケット側のボルトだけ取外して作業します。

【スタビライザーバーの後側のパーツ取外】

・下の図のピンクで塗っているパーツを取外します。

 

【割りピン[04111-3020A]取外】

・割りピンの下の折り曲げている部分を真っ直ぐに戻します。

 

・左の写真のように、割りピンをまっすぐ引き抜きます。

【溝付き六角ナット[08314-4012A]取外】

・ラチェットハンドルにディープソケット[17mm]を取付します。

・溝付き六角ナットを取外します。

 溝付き六角ナットは、ステアリングナックルとタイロッドエンドを取付時に使用するナットと同じ物です。

 関連:タイロッドエンドブーツ交換

 → こちら

 



【ワッシャー[09164-12017]取外】

・ワッシャーをスタビライザーバーから取外します。

 ワッシャーは取付方向があります。

 ワッシャーを横から見ると、中心の穴の部分が盛り上がっている方がスタビライザーバーブッシングに当たるようになるので、取外時に確認してください。

【スタビライザーバーブッシング(後側)取外】

・スタビライザーバーブッシングをスタビライザーバーより取外します。

 スタビライザーバーブッシング(後側)の取付方向があります。

 取外時に入れる方向を確認してください。

 

【スタビライザーバーマウントブラケット取外】

・スタビライザーバーの前を2ヵ所固定しているスタビライザーバーマウントブラケットを取外します。

 写真赤丸のボルト[14mm]と、写真黄丸のボルト[17mm]をソケットまたはメガネレンチで取外します。

 

・左の写真は取外したスタビライザーバーマウントブラケットです。

 スタビライザーバーマウントブラケットも取付方向があります。

 写真のようにネジ穴の位置(高さ)が違うので、取外時に確認してください。

【スタビライザーバー取外】

・スタビライザーバーは、ネジ山がある方が外側に広がるようになっています。

 スタビライザーバーのネジ山部分を内側に移動させながらロアアームよりスタビライザーバーのネジ部分を取外します。

 もう片方もロアアームからスタビライザーバーを取外します。

 スタビライザーバーも取付方向があります。

 スタビライザーバーを平らな所に置いて、ネジ山の部分が平らな面より上になっている状態で取付になるので、取外時確認してください。

【スタビライザーバーマウント取外】

・スタビライザーバーマウントの上面に切り込みがあるので、そこからスタビライザーバーから取外します。

 スタビライザーバーマウントも取付方向があります。

 「>NR<」の文字の書いてある面が前側で、必ず切り込みが上面にある事を確認してください。

 

【スタビライザーバーブッシング(前側)取外】

・スタビライザーバーブッシングをスタビライザーバーから抜き取ります。

 スタビライザーバーブッシング(前側)の取付方向があります。

 取外時に入れる方向を確認してください。

【スタビライザーバー点検と補修】

・スタビライザーバーのマウントとブッシングの付いていた所の錆や付着物を取り除きます。

 ネジ部分はワイヤーブラシ、その他の部分は平ヤスリを使います。

 錆や付着物を取り除いた後、パーツクリーナーで汚れを拭き落としてください。

・私の場合は、錆びや付着物を取ったので、錆びないようにスタビライザーバーに塗料スプレーを吹きかけます。

 ※私が使用した色は黒です。

・塗料が乾くまで放置します。

【スタビライザーバーマウントブラケット点検と補修】

・スタビライザーバーマウントブラケットの錆や付着物をワイヤーブラシと平ヤスリを使って取り除きます。

 錆や付着物を取り除いた後、パーツクリーナーで汚れを拭き落としてください。

・私の場合は、錆びや付着物を取ったので、錆びないようにスタビライザーバーマウントブラケットに塗料スプレーを吹きかけます。

 ※私が使用した色は黒です。

・塗料が乾くまで放置します。

【スタビライザーバーマウントとブッシング比較】

・写真左側が今まで取付けられていたスタビライザーバーマウントとブッシングで、写真右側は新品のスタビライザーバーマウントとブッシングです。

 新品と比べて見ると、変形と弾力が無い状態です。

・取外したスタビライザーバーマウントは、新品より3mm高くなっています。

 160,000Kmも走行するとかなり変形しています。

・新旧のスタビライザーバーマウントの文字がどちらも同じ文字(「>NR<」と「78GO」)が入っています。

 どちらも新品だったら見分けられるでしょうか?

 
 ■取付

【スタビライザーバーブッシング取付】

・スタビライザーバーブッシングをスタビライザーバーに差し込みます。

 スタビライザーバーブッシングの入れる方向があります。

 スタビライザーバーのネジ側に、ブッシングの細い方になるようにします。


【スタビライザーバーマウント取付】

・スタビライザーバーマウントをスタビライザーバーに取付します。

 スタビライザーバーマウントも取付方向があります。

 下の写真は助手席側です。

 文字「>NR<」がスタビライザーの前の方で、切り込みがある面をスタビライザーバー取付時に上になるように取付ます。

 

【スタビライザーバー取付】

・運転席側または助手席側どちらでもいいですが、私の場合は運転席側のロアアームの穴にスタビライザーバーのネジ部分を差し込みます。

・もう片方のスタビライザーバーのネジ山部分をロアアームの穴に通します。

 この時、スタビライザーバーを内側に引っ張りながら、ネジ山破損しないようにロアアームの穴に通します。

スタビライザーバー取付手順

【スタビライザーバーブッシング(後側)取付】

・スタビライザーバーブッシング(後側)の取付方向を確認してから、スタビライザーバーのネジ山に差し込みます。

 ロアアーム側がブッシングの細い方になるようにします。

【ワッシャー取付】

・ワッシャーは取付方向があります。

 ワッシャーを横から見ると、中心の穴の部分が盛り上がっている面が、スタビライザーバーブッシング側に当たるようになるので、確認して取付します。

【溝付き六角ナット取付】

・溝付き六角ナットを手締めした後に、ディープソケット[17mm]で締付けます。

 スタビライザーバーのネジ山に穴が開いているので、溝と穴の位置が合うようにしてください。

【割りピン取付】

・スタビライザーバーの穴と溝付け六角ナットの溝部分に、上から割りピンを差し込みます。

 少し入りにくい場合は上から軽くハンマーで叩くと入ります。

・割りピンの頭の部分が溝付き六角ナットの溝に入った状態で、割りピンの下の部分を折り曲げてハンマーで叩きます。

・割りピンが抜けない事を確認してください。

・スタビライザーバーの後側の取付完了です。

【スタビライザーバーマウントブラケット(車体補強部品)取付】

・スタビライザーバーマウントにスタビライザーマウントブラケットを取付します。

 スタビライザーバーマウントブラケットは、取付方向があります。

 左の写真のように、ネジ穴の位置(高さ)が違うので、前後間違えないように取付します。

・スタビライザーバーマウントブラケットをボルトで固定します。

 左の写真赤丸のボルト[14mm]と、写真黄丸のボルト[17mm]をソケットまたはメガネレンチで締付します。

 スタビライザーバーブラケットが新しくなった分きつくてボルトが入りにくいと思います。

 私もなかなかボルトが入ってくれなかったので、フロントバンパーを取外して、フロントロアクロスメンバー(ラジエータ前のフレーム)とスタビライザーマウントブラケットの前側を、シャコ万力(C型クランプ)[75mm]で固定しました。

 ネジ穴の位置に合わせて固定してボルト[14mm]を手締めして、前後のボルトが入ったら本締めします。

 関連:フロントバンパー脱着方法

 → こちら



・私の車には補強部品の「Cusco ロアアームバー Ver.2」が取付されていています。

 スタビライザーバーマウントブラケットの後側のネジ穴とCusco ロアアームバー Ver.2の前のネジ穴を合わせて、ボルト[17mm]で固定します。

 関連:Cusco ロアアームバー Ver.2

 → こちら

【取付完了】

・取付完了です。

【ホイール(タイヤ)取付】

・ホイール(タイヤ)を取付します。

 

【ジャッキダウン】

・ジャッキで車体を持ち上げて、リッジトラック(うま)を車体から外します。

 

【袋ナット締付】

・ホイールの袋ナットをクロスレンチで締めます。

【タイヤ止め取外】

・タイヤ止めを取外します。

 

【再確認】

・スタビライザーバーマウントブラケットを固定しているボルトの締め付け具合を確認します。

 ボルト[14mm]とボルト[17mm]が緩んでいる場合は、ソケットまたはメガネレンチで締め直してください。

 

【作業終了】

・作業終了です。

 私の場合は、タイヤのトーインの狂いが無いか作業前に測りました。

 トーインの狂いはありませんでした。

 関連:KYB New SR Special

 → こちら(#フロント側簡易アライメント調整)



【後日点検】

・取付後走行して1週間前後で、スタビライザーバーマウントブラケットを固定しているボルトが緩んでいないか確認してください。

 ボルトが緩んでいた場合は締め直してください。

 
 ★施工後

・5回目の車検後に検査員の方からスタビライザーバーマウントとブッシングを交換した方がいいと言われました。

 160,000Km以上走行していますから、カーブを曲がる時に少し違和感があったので車検後に交換するつもりでいました。

 塩カルなどで錆て固着している部分も多くなってきているので、ボルトやナットが外れにくくなっています。

 車検前に交換したドライブシャフトブーツの作業もハブとドライブシャフトの錆びの固着で外れなかったので、自動車部品問屋さんから非分割式を購入していましたが、事情を話して分割式に交換しました。

 寝た姿勢で作業しているので力をかける事ができず、余計に外す部品が増えて、作業時間も3時間(作業/写真/メモ/塗装乾燥時間含む)かかりました。

 作業時間のほとんどが固着したスタビライザーバーの後側の溝付き六角ナットの取外と塗装が乾く時間です。

 ナットが簡単に外れて、塗装もしなかったら30分以内で作業終わっていたはずです。

 関連:分割式ドライブシャフトブーツ(インナーとアウター)交換

 → こちら


・monsterSPORT フロントスタビライザー マウントとブッシング [643500-3022M]を取付して運転してすぐ変わった事がわかります。

 家の駐車場を出る時に右にハンドルを回して動いた瞬間に、激変しているので思わず笑ってしまいました。

 ハンドルが軽くなったのと直線を走ると多少道路の振動を拾うようにはなりましたが、気になるレベルの物ではありません。

 カーブでロールするのが少なくなり、カーブも安定して走行できます。

 極端な言い方をするとプラス20Km速度を上げても普通に走れる感じです。

 こんなに変わるならもう少し早く交換したらよかったです。

 

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