■配線準備 |
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・配線方法は2つです。
●スイッチ追加する場合
図は簡易配線図にスイッチを追加した配線図です。
手動でイカリングON/OFFの切替えします。
イカリングの点灯は、接続する配線によって変わります。
アクセサリー(ACC)接続で、エンジン始動からイカリングが点灯します。
イルミネーション(ILM)は、スモール(車幅灯)点灯時にイカリングが点灯します。
この配線方法は、車検NGになります。 |
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●リレーを使って自動でON/OFFとスイッチ追加する場合
図は簡易配線図にリレーとスイッチを追加した配線図です。
スモール(車幅灯)点灯時、リレーが作動してイカリングの点灯を「OFF」になります。
イカリング点灯に使用する配線は、アクセサリー(ACC)(または常時電源)になります。
今回はこちらの配線方法を紹介します。 |
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・私は車検対応にするために、スモール(車幅灯)点灯時にイカリングをOFFにする事と、車検時点灯しないようにするためのスイッチを取付します。
スモール(車幅灯)点灯時にイカリングをOFFにする部品はリレーを使用します。
リレーは1系統で2回線の出力がある物を購入してください。
通常のリレーから出ている配線は4本ですが、1系統で2回線の出力があるリレーの配線は5本です。
購入する時の見分け方として覚えておいた方が良いでしょう。
スイッチはONとOFF切り替える商品を購入してください。 |

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・私が今回購入したリレーは、amon コンパクトリレー[No.3234]を購入しました。
切替用のコイルが通電している時は、電装品Aに電気が流れます。
切替用のコイルが通電していない時は、電装品Bに電気が流れます。
私は切替用のコイルに通電していない時は、イカリングが点灯(ON)するようにします。 |
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【イカリングハーネス加工】
・イカリングハーネスは、白い結束バンドで束ねられています。
白い結束バンドをニッパーで切り取ります。 |
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・極性は、イカリングハーネスのアース配線は黄色で、+配線が青色になります。
通常の配線色と異なります。
配線の色の規格を無視して製品を作る、さすが某国の商品です。
・電源に接続する側のイカリングハーネスの先端は、両方ともクワガタ端子が付いています。
両方ともバッテリーに直で繋げってことでしょうか?理解できません。
青色の配線のクワガタ端子を、ニッパーで切り落とします。 |
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・青色の配線にギボシ端子(オス)を取付します。 |
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・イカリングハーネスを取付ける段階でわかったことですが、運転席側と助手席側のフォグランプの間の長さが足りません。
軽自動車なら問題無い長さですが、純正ハーネスと同じように合わせた時、400mm~500mm配線を延長が必要です。
次のように作業します。
①ハーネスの中間でゲルコートチューブと一緒にハーネスを切断します。
②助手席側のイカリングハーネスに、ギボシ端子(メス)を取付します。
③運転席側のイカリングハーネスに、ギボシ端子(オス)を取付します。
④延長する配線は2芯を使用して、長さは400mm~500mm用意します。
⑤延長する配線片側に、ギボシ端子(メス)を取付します。
⑥延長する配線反対側に、ギボシ端子(オス)を取付します。
⑦イカリングハーネスと延長する配線を接続します。
⑧接続部分の抜け防止と絶縁処理するため、ビニールテープを巻きます。
⑨延長する配線も、ゲルコートチューブまたはスパイラルチューブで保護します。 |
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【リレー配線加工】
・amonの製品の配線の先は端子が付いていません。
ここではamon製のリレーの配線の色で説明します。
赤色 → イカリングの元電源です。
アクセサリー(ACC)の配線に接続します。
通常はオーディオの配線からエレクトロタップで分岐します。
私は、オーディオから引き出した配線にターミナルを取付けているので、Y型端子が付いています。
黄色 → リレーが通電して「ON」になった時、電気が流れます。
ギボシ端子(メス)を取付します。
今回は接続しません。
白色 → リレーが通電していない「OFF」の状態で、電気が流れます。
ギボシ端子(メス)を取付します。
今回こちらの配線に接続します。
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青色 → リレーの+側です。
イルミネーション(ILM)に接続します。
通常はオーディオの配線からエレクトロタップで分岐します。
私は、オーディオから引き出した配線があるので、ギボシ端子(オス)を取付しました。
引き出した配線まで届かなかったので、配線を延長しています。
黒色 → リレーの-側です。
アース配線またはボディーアースに接続します。
オーディオの配線から分岐する場合は、エレクトロタップで分岐します。
ボディーアースの場合は、クワガタ端子を取付、ボルトに共締めします。
私は、オーディオから引き出した配線にターミナルを取付けているので、Y型端子が付いています。 |
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【イカリング延長配線加工】
・イカリング延長配線を作成します。
車内とエンジンルームの間に使います。
私は缶ヒューズが付いている物を使用します。
リレーに差し込む方は、ギボシ端子(オス)を取付けています。
エンジンルームに引き込む方は、引き込む時邪魔になるので、通した後にギボシ端子(メス)を取付けます。 |
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【スイッチ加工】
・スイッチは、emon プッシュスイッチ[No.3222]を使用します。 |
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・配線の先には端子が付いていません。
ギボシ端子を取付します。
スイッチによっては、平型端子が必要です。
・ギボシ端子を延長配線(2芯)に取付します。
片方がオスでもう片方にメスを取付します。 |
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・スイッチと延長配線(2芯)を接続します。
・後は車に取付時に配線作業します。 |
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■フォグランプ本体加工 |
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某国製の商品のあるあるですが、一言で言えば「雑」この言葉に尽きると思います。
ある意味誉め言葉のようです。
このままでも使用できますが、気になる部分を修正します。
●フォグランプ配線
・フォグランプ本体から出ている配線が、固定パーツと光軸合わせのネジと接触しています。
不具合の原因になるので、負荷がかかる部分を修正します。 |
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・こんな状態でよく販売できると思います。 |
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・硬いプラスチックなので、一気にカットしようとすると割れます。
私はよく切れるニッパーで、少しずつカットしました。
これで固定パーツと光軸合わせのネジの接触が無くなりました。
・もう1つも同じようにカットします。 |
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●コーキング処理
・フォグランプ本体とレンズカバーの間に隙間があります。
販売ページの「その他」に、「浸水、水もれした場合の保証はありません。装着前にコーキング処理を行ってください。」と書いてあります。
私はこの隙間が気になったので、隙間をコーキング処理する事にしました。 |
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・フォグランプ本体とレンズカバーの間にシリコンを充填するので、マスキングテープを貼ります。
レンズカバー傷防止で貼っているフィルムを取った方が、マスキングテープを貼りやすいです。
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・シリコンを充填します。
ちょっと厚めにした方が失敗しないです。 |
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・指の腹でシリコンを拭き取ってもいいですが、溝が凹んだようになってしまうので、ヘラでシリコンを押し込みようにしながら、余計なシリコンを取り除くとシリコンも平らになります。
・マスキングテープを剥がします。 |
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・もし、シリコンがはみ出ていたら、乾いてからツメで余分な部分を取り除きます。 |
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・シリコンが乾くまで放置します。
季節によっては乾くまでの時間が変わります。
フォグランプユニット取付の前日に作業して下さい。 |
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■準備 |
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【作業スペース】
・フロント側を壁や塀に向けて、車を停めます。
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【パーキング(サイド)ブレーキ】
・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。
関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]
→ こちら |
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【フォグランプ光軸位置】
・ランプ交換、フロントバンパーの脱着の時には、必ず光軸(カットライン)を調整する必要があります。
フロントバンパー取外前に、光軸(カットライン)の位置を確認します。
手順は次のようになります。
関連:SUPAREE LEDフォグランプ(H8 H11 H16) イエロー
→ こちら |
関連:IPF フォグランプ ハロゲン H11バルブ イエロー 2400K [XY64]
→ こちら |
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①ヘッドライトスイッチを切り替えます。
1型は「スモール(車幅灯)」にします。
2型~4型は「AUTO」から「ヘッドライト(前照灯)」にします。 |
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②フォグランプスイッチを「ON」にします。 |
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③左右フォグランプのカットライン上側のラインに、養生テープを壁に貼って印します。
フォグランプのカットラインは、ヘッドライトと違い平行になっています。 |
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私の車の純正フォグランプのカットラインです。
丁度水切りの下側でした。 |
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④フォグランプスイッチを「OFF」にします。 |
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⑤ヘッドライトスイッチを「OFF」にします。
1型は「OFF」にします。
2型~4型は「AUTO」にします。
・これでフォグランプのカットラインの位置の確認ができました。
カットラインの位置を確認した後は、車を絶対に移動しないでください。
フロントバンパー取外中に車を移動すると、光軸調整ができません。
関連:オートライトセンサーASSY調整方法
→ こちら
※1型のオートライト調整方法です。
2型以降はセンサーが違います。 |
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【エンジン停止確認】
・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。
エンジンが冷えている時に作業します。
【静電気放電】
・体内にある静電気を、金属板に触れて放電してください。 |
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■フロントバンパー取外 |
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【汎用フロントリップスポイラー取外】
※汎用フロントリップスポイラー取付車だけ
・私の車には汎用フロントリップスポイラーを取付しているので、取外します。
関連:汎用フロントリップスポイラー
→ こちら |
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【ボンネット】
・ボンネットを開けます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら |

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【ヘッドライト/フェンダー養生】
・フロントバンパーと面しているヘッドライトとフェンダーに傷防止で、養生テープを貼って保護します。 |
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【フロント側牽引フック取外】
※牽引フック取付車だけ
・私の車にはフロント側牽引フックを取外します。
関連:汎用フロント可倒式牽引フック
→ こちら |
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【フロントバンパー取外】
・フロントバンパーの取外方法は、下記の関連リンクを見てください。
関連:ZC33Sフロントバンパー取外方法
→ こちら
・フロントバンパーが外れました。
関連:Beatrush フロントフレームトップバー [S88046PB-FT]
→ こちら |
関連:ZC33S インタークーラシュラウド加工
→ こちら |
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■イカリングハーネス車体取付 |
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【イカリングハーネス取付】
・イカリングハーネスは、純正フォグランプのハーネスに合わせるように取付します。
・イカリングハーネスの長い方を、ウォッシャータンクの奥を通します。
・運転席側の純正フォグランプのコネクタに合わせて、イカリングハーネスのコネクタを合わせます。
・要所を結束バンドで固定します。 |
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・フロントバンパメンバに合わせて、イカリングハーネスを長い結束バンドで固定します。
純正品のフロントバンパメンバは幅が広くて薄い鉄板ですが、長い結束バンド2つで1ヵ所の固定です。
私の車は「Beatrush フロントフレームトップバー [S88046PB-FT]を取付けていますが、一番幅がある所で60cmの結束バンドで固定しています。
関連:Beatrush フロントフレームトップバー [S88046PB-FT]
→ こちら |
関連:ZC33S インタークーラシュラウド加工
→ こちら
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・イカリングハーネスを助手席側に引き込みます。
ハーネスが余っている場合は、純正ハーネスと一緒に結束バンドで束ねます。 |
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■配線/車内引込 |
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【イカリングハーネス(アース配線)】
・イカリングハーネスのゲルコートチューブから、イカリングハーネスのアース配線(黄色)を取り出します。
・イカリングハーネスのアース配線(黄色)は色が目立ちます。
通常の配線は暗めな色を使用しますが、真逆になって間際らしいので、私はバッテリーには接続しません。
助手席側のヘッドライトユニットの下に、アーシングポイント(2ヵ所)があります。
このボルトをソケット[10mm]でボルトを緩ませます。
・イカリングハーネスのアース配線(黄色)のクワガタ端子を、ボルトの隙間に差し込みます。
私はアーシングワイヤーを取付けしているボルトに、ソケット[10mm]で共締めします。
関連:ZC33S アーシング
→ こちら
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【イカリングハーネス(+配線)】
・イカリングハーネスの+配線を、エンジンルーム内に引き込みます。
関連:フロントアッパーサポートバー
→ こちら |
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【グローブボックス取外】
・グローブボックスの取外方法は、次のようになります。
・非常信号灯または発煙筒を取外します。
関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)
→ こちら |
・グローブボックスの取手レバーを手前に引いて、グローブボックスを開けます。
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・グローブボックスを開けたら中に入っている物を抜き取ります。 |
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・グローブボックスの上部左右にダッシュボードに引っかかって、グローブボックスが外れないようにするゴムのパーツがあります。
このゴムの部分をかわして、グローブボックスを手前に倒します。 |
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・グローブボックスを両手でつかんで真上に上げると、グローブボックスが取外せます。 |
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【イカリングハーネス引込】
・エンジンルーム側から車内側へ延長コードを引き込む場所は、バッテリー奥にあるメインハーネスを通しているグロメットに穴を開けて通します。 |
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穴開け方法は、車内側から開けた方がメインハーネスを傷つけたりしないで、安全に配線をエンジンルーム側に引き込めます。
・赤〇の位置にグロメットがあります。
ハーネスがまとまっているので、グロメットの位置がわかりやすいです。 |
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・カットした側のイカリング延長配線(1芯)を細い棒に巻き付けて、ビニールテープで固定します。 |
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・グロメットの上側に細い棒の先を合わせます。
・細い棒を押します。
弾力が無くなったらグロメットを貫通したので、エンジンルーム側から細い棒をゆっくり引っ張って、イカリング延長配線(1芯)を少しだけエンジンルームに引き込みます。 |
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・赤〇の位置から細い棒が出ています。 |
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・細い棒と延長コード(1芯)を巻いていたビニールテープを剥がします。
・イカリング延長配線(1芯)にギボシ端子(オス)を取付けます。
・イカリングハーネスとイカリング延長配線(1芯)のギボシ端子を接続します。
関連:HKS Power Editor
→ こちら |
関連:Cusco フロントタワーバー [60J-540-A]
→ こちら |
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・私は車内側のイカリング延長配線(1芯)を引っ張って、ギボシ端子の接合部を車内に引き込みました。
無理に引っ張ると配線が切れる場合があるので、エンジンルーム内でギボシ端子の接合部を、ビニールテープを巻いて、抜け防止と絶縁処理します。 |
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・エンジンルーム車内側の方から、イカリングハーネスを車のハーネスと一緒に結束バンドで固定します。 |
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・イカリングハーネスをバッテリーとメインヒューズの間を通して、車のハーネスと一緒に結束バンドで固定します。
関連:monsterSPORT バッテリーステーType-SB [297100-0000SB]
→ こちら |
関連:SWIFTsport[ZC33S]バッテリー交換方法
→ こちら |
関連:siecle MINICON-DS [MD-050S]
→ こちら |
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・グロメットに開けた穴が大きい場合は、エンジンルーム側からイカリング延長配線(1芯)の周りをコーキングで塞ぎます。 |
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・イカリングのハーネスが余っている場合、邪魔にならない所にハーネスをまとめて結束バンドで固定します。 |
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【グローブボックス取付】
・グローブボックス下部のツメをダッシュボードに差し込んで、グローブボックスを取付します。 |
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・グローブボックス上部左右にあるゴムが出ている部分を、ダッシュボード側に入れます。 |
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・グローブボックス内に取り出した荷物を入れます。 |
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・グローブボックスを閉じます。
・非常信号灯または発煙筒を取付します。
関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)
→ こちら |
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【ステアリングコラムホールカバー取外】
・ステアリングコラムホールカバーを取外します。 |
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・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを外します。 |
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・ステアリングコラムホールカバーの右下の+ネジを外します。 |
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・ステアリングコラムホールカバーの裏側です。
ツメがある部分は赤〇で、差し込む部分は青〇で表示しています。
ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。 |
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【スイッチパネルカバー取外】
・スイッチを取付する場所を決めます。
グレードによってスイッチが変わりますが、左側が開いているようです。
私は他で使用しているので、ESP®OFFスイッチの右側に取付します。 |
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・スイッチパネルカバーを取外します。
スイッチパネルカバーの後側から指で押すと外れます。 |
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・取外したスイッチパネルカバーです。
上下のツメで固定されているだけです。 |
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・スイッチパネルカバーが外れた状態です。 |
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【スイッチ取付】
・スイッチに接続されている配線(2芯)を、スイッチパネルの穴に通します。 |
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・スイッチを取付します。
プッシュスイッチの上下を確認して、スイッチの隅を押して固定します。
・スイッチの取付ができました。 |
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・スイッチの配線(2芯)をハーネスに合わせて、結束バンドで固定します。 |
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・スイッチの配線(2芯)は、フロアコンソールボックス(赤○付近)に引き込みます。
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【ステアリングコラムホールカバー取付】
・ステアリングコラムホールカバーを取付します。
ツメなどあるので、確認しながらダッシュボードに差し込みます。
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・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを取付します。 |
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・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを取付します。 |
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【フロアコンソールサイドカバー取外(助手席側)】
・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)を取外します。
次の手順で取外します。
①ドア側に引っ張るとプラスチックリベットが外れます。
赤〇の奥の方にあります。 |
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②少し左下側にフロアコンソールサイドカバー(助手席側)を引っ張ります。 |
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・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)が外れました。 |
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【車両側配線分岐】
・車両側の各配線を分岐します。
配線を分岐する場所は、カーナビ本体後側に付いている、車両側のハーネスから分岐します。
カーナビ本体の取外方法は、下記の関連リンクを見てください。
関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]
→ こちら |
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・車両側のカーナビのコネクタは、水色の20Pコネクタです。
純正ナビを取付されている方は、ハーネスからエレクトロタップで分岐します。 |
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社外品のカーナビを取付している方は、配線キットを使用して取付しているので、配線キットの配線からエレクトロタップで分岐します。
※写真は私が使用した「NITTO スズキ200mmワイドナビゲーション用カーAV配線キット[NKK-S81P]」です。 |
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・分岐する各配線(1芯)の長さは、フロアコンソールボックスに少し余裕を持たせてください。
・分岐する各配線(1芯)の片方に、ギボシ端子(メス)を付けます。
・配線は図のようになります。
アクセサリー(ACC)は赤色、イルミネーション(ILM)は橙色/白色、アースは黒色の配線から、エレクトロタップで配線を分岐します。
・各配線をフロアコンソールに引き込みます。 |
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・私がカーナビ取付時に分岐加工した配線キットです。 |
 |
【リレー接続】
・アクセサリー(ACC)の赤色配線に、リレーの赤色配線に接続します。※赤□ |
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・イルミネーション(ILM)の橙色/白色配線に、リレーの青色配線を接続します。※赤□ |
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・アース配線の黒色配線は、リレーの黒色配線に接続します。※赤□
※オーディオから分岐した配線か、ボディーアースに接続します。 |
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・リレーの白色配線とスイッチの配線(2芯)を接続します。※赤□ |
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・スイッチとイカリング延長配線を接続します。※赤□
【リレー/配線固定】
・リレーと各配線を結束バンドで固定します。 |
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【フロアコンソールサイドカバー取付(助手席側)】
・フロアコンソールサイドカバーのツメ(7個)を、フロアコンソールボックスガーニッシュのツメ(7個)に合わせて差し込みます。
・フロアコンソールサイドカバーにある、プラスチックリベットの穴の位置を合わせて押し込みます。 |
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・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)が取付できました。 |
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■純正フォグランプ本体取外 |
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【純正フォグランプ本体(助手席側)取外】
・純正フォグランプ本体は、タッピングネジ3本で固定されています。
関連:SUPAREE LEDフォグランプ(H8 H11 H16) イエロー
→ こちら |
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・赤〇のタッピングネジを+ドライバーで取外します。
緑〇は位置合わせ用の突起です。
・助手席側の純正フォグランプ本体が外れました。
【純正フォグランプ本体(運転席側)取外】
・運転席側の純正フォグランプ本体を取外します。
取外方法は助手席側と同じです。 |
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【比較】
・比較です。
純正フォグランプの方が軽いです。
純正品と比べると雑さが目立ちます。 |
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■2色切替式LEDフォグランプ&イカリング取付 |
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【2色切替式LEDフォグランプ&イカリング取付】
※以下、「2色切替式LEDフォグランプ&イカリング」は、「LEDフォグランプ」と省略します。
・簡易配線図には、レンズ上側にロゴがあるように書いていますが、そんなものありません。
LEDフォグランプ本体後側の光軸調整用のネジが下になるようにします。 |
 |
・助手席側にLEDフォグランプを取付します。
フロントバンパー右側上部にツメが出ているので、合わせてタッピングネジで締め付けます。
・運転席側にLEDフォグランプを取付します。
運転席側も助手席側と同じように取付します。 |
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・LEDフォグランプの位置を確認します。
やっぱり位置が合いません。
3mmほど下がっています。 |
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・運転席側も同じぐらい下がってます。
簡易説明書には、位置が合わない時はステーのネジ穴を広げると書いています。
私は気になるので、位置を調整する事にします。 |
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【位置修正】
・LEDフォグランプを取外します。
・LEDフォグランプの位置が3mm下がっているので、左上側の角と各ネジ穴を下の方にネジ穴を広げます。
私は、左上の角はよく切れるニッパーで、少しずつカットしました。
ネジ穴は、電動ドライバーと鉄鋼用ドリル刃[6mm]で穴を下に広げました。
・同じようにもう1個ネジ穴を修正します。
・LEDフォグランプを取付します。
LEDフォグランプ本体を上に持ち上げながら、タッピングネジを締付します。
ネジ穴が大きい場合は、厚みの薄い平ワッシャーを使ってください。 |
 |
・まだ若干下がっていますが、時間見て修正したいと思います。 |
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■動作確認 |
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【動作確認】
・動作確認します。
・フロントバンパーを車体に近づけます。
・写真はLEDフォグランプから出ているコネクタです。
大きめのコネクタは、フォグランプです。
小さいコネクタは、イカリングです。 |
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・助手席側のコネクタを接続します。
コネクタは、取付する向きが決まっています。
車両側のハーネスの色とLEDフォグランプ側の配線の色を確認します。
車両側のハーネスの+配線は、ライトグリーンです。
LEDフォグランプ側の+配線は、赤色です。
この配線の色を合わせると、コネクタは正しい向きで取付できます。
必ずコネクタを、ツメがロックするまで奥まで差し込んでください。 |
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・助手席側のコネクタ接続完了です。 |
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・運転席側のコネクタを接続します。
運転席側はフォグランプ配線の加工が必要です。
私の手元に届いた商品のコネクタは、製造ミスなのか?ホンダ仕様になっているのか?不明です。
簡易配線図に「+/-の向きに注意」と書いてありました。
このままではLEDなので極性を正しくしないと点灯しません。 |
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・フォグランプを純正品に戻すことがあるかもしれないので、車両側のハーネスは加工はしません。
LEDフォグランプ側の配線を加工します。
・配線の外側にある被膜を、加工しやすい所まで剥がします。
この商品の被膜は指の力で簡単に裂けました。
普通はニッパーやカッターでないと被膜をきることできないのですが、この商品ちょっと不安になりました。
・フォグランプの赤配線と黒配線を切断します。
・各配線にギボシ端子を付けます。 |
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・赤配線と黒配線を入れ替えて接続します。 |
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・ギボシ端子の+側を、ビニールテープを巻いて絶縁処理します。
・LEDフォグランプ側の配線の被膜を剥がした部分を、ビニールテープを巻いて保護します。
・運転席側のコネクタ接続完了です。 |
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・エンジン始動します。 |
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・イカリングのスイッチを「ON」にします。
・イカリングが点灯していることを確認します。
結構眩しいです。
・イカリングのスイッチを「OFF」にすると、イカリングが消えることを確認します。
スイッチを「ON」にした状態にします。
関連:Yours デイライト ユニット システム[yf802-3676[3]S]
→ こちら |
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・ヘッドライトスイッチを切り替えます。
1型は「OFF」または「AUTO」から「スモール(車幅灯)」にします。
2型~4型は「AUTO」から「ヘッドライト(前照灯)」にします。
・イカリングのスイッチが「ON」の状態で、イカリングが消えていることを確認します。 |
 |
・フォグランプスイッチを「ON」にします。 |
 |
・簡易配線図のように配線すると、イカリングとホワイトフォグランプが同時点灯します。
※写真は真正面から撮影したので、カメラの絞り調整されています。
※リレー(スイッチ)を使った場合は、イカリングが点きません。
撮影用です。 |
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・フォグランプの色を変えるには、次の方法で切り替えます。
①フォグランプスイッチを「OFF」にします。 |
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②すぐに、フォグランプスイッチを「ON」にします。 |
 |
これで発光色を切替できました。
※写真は真正面から撮影したので、カメラの絞り調整されています。
※リレー(スイッチ)を使った場合は、イカリングが点きません。
撮影用です。
③元の色に戻す場合は、同じ手順で切り替えます。 |
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・フォグランプスイッチを「OFF」にします。 |
 |
・ヘッドライトスイッチを「OFF」にします。
1型は「AUTO」または「OFF」にします。
2型~4型は「AUTO」にします。 |
 |
・エンジン停止します。
これで動作確認できました。
フォグランプの発光色がイエローの場合は、しばらくフォグランプを点灯しないと、次回点灯時にはホワイトに戻っています。 |
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・もし点灯しなかった場合は、配線の接続先を確認してください。
片側が点いていて、片側が点灯しない場合は、左右入れ替えして接続してみてください。
それでも変わらない場合は、不良の可能性があるので、購入先に相談してください。 |
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■フロントバンパー取付 |
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【フロントバンパー取付】
・フロントバンパーを取付します。
フロントバンパーの取付方法は、下記の関連リンクを見てください。
関連:ZC33Sフロントバンパー取外方法
→ こちら |
【養生テープ剥がし】
・ヘッドライトとフェンダーに貼っていた養生テープを剥がします。
|
【フロント側牽引フック取付】
※牽引フック取付車だけ
・私の車は、フロント側牽引フックを取付しています。
フロント側牽引フックを取付します。
関連:汎用フロント可倒式牽引フック
→ こちら |
【汎用フロントリップスポイラー取付】
※汎用フロントリップスポイラー取付車だけ
・私の車は、汎用フロントリップスポイラーを取付しています。
汎用フロントリップスポイラーを取付します。
関連:汎用フロントリップスポイラー
→ こちら |
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【ボンネット】
・ボンネットを閉めます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら |
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■取付完了 |
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【取付完了】
・見た目はすごくインパクトがあるフォグランプです。 |
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・この商品は何もかも加工前提です。
素直に取付できません。
製品を購入して、部品取付でここまで加工するのは初めてです。 |
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・LEDフォグランプ点灯時、イカリングを何で消灯するようにリレーを同梱しなかったんでしょう?
イカリングが夜間点灯したままでは、日本の保安基準では車検NGです。 |
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【使用してみて】
・使用してみて、不具合があります。
●不具合1
・イカリング点灯時は、FMラジオの受信状況があまり良くありません。
ノイズが入るようなので、アースポイントの変更やノイズフィルターなどで対策します。
イカリングのスイッチの配線も取り回しを変更した方がいいと思います。
FMラジオをよく聞く方は、イカリング点灯はしない方がいいと思います。
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●不具合2
・フォグランプ切替時、スイッチのタイミングで片方がイエローで、片方がホワイトになったことがあります。
この時は、「AUTO」でライトが点けていましたが、センサーがライトが消した時はまだ薄暗かったので、手動で「スモール(車幅灯)」にした時にこの現象が出ました。
配線の長さでタイムラグが出て、この症状が出たのでしょうか?
対処方法は模索中です。
専用の切替スイッチで色を変えられると、このような不具合が起きなくて済むと思います。
・あとは耐久性が問題です。
何かあればこのページに追記します。 |
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■光軸調整 |
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【光軸調整】
・光軸調整します。
今回取付のフォグランプは、社外品なので純正品と光軸調整する方法が違います。
フォグランプ本体後側を見た状態で、光軸調整ネジは右側にあります。
フロントバンパー下部のカバー(フロントフェンダーライニング)には純正の調整用の穴はありますが、社外品が位置が違うため開いていません。
調整用に新たに穴を開けてもいいですが、フロントバンパー下部のカバー(フロントフェンダーライニング)を開けて調整する事にします。 |
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・助手席側のフロントバンパー下部のカバー(フロントフェンダーライニング)の前側を取外方法は、次のように取外します。
①ネジ(赤〇と緑〇)は、+ドライバーで取外します。 |
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②プラスチックリベット(青〇)の中心に、-ドライバーを差し込んで、テコの要領で中心を持ち上げてロックを解除します。
③プラスチックリベットの外側をつまんで取外します。
④助手席側のフロントバンパー下部のカバー(フロントフェンダーライニング)の前側を動かして、フロントバンパー内に手が入るようにします。
⑤運転席側も同じように取外します。 |
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⑥エンジン始動します。 |
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⑦ヘッドライトスイッチを切り替えます。
1型は「OFF」または「AUTO」から「スモール(車幅灯)」にします。
2型~4型は「AUTO」から「ヘッドライト(前照灯)」にします。 |
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⑧フォグランプスイッチを「ON」にします。 |
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⑨ホワイトLEDのカットラインを確認します。
作業した時は日中なのでちょっと見づらいですが、未調整の状態です。
純正カットラインより下側にあります。 |
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⑩発光色をイエローLEDに切り替えます。
フォグランプスイッチを「OFF」にします。 |
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すぐにフォグランプスイッチを「ON」にすると、イエローに変わります。 |
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こちらも未調整の状態です。
ホワイトLEDのカットラインより気持ち上に上がっています。
光軸調整は、イエローLEDで調整した方が良いと思います。
光軸調整用のネジに+ドライバーを挿して、回して上下調節します。 |
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⑪フォグランプスイッチを「OFF」にします。 |
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⑫ヘッドライトスイッチを「OFF」にします。
1型は「AUTO」または「OFF」にします。
2型~4型は「AUTO」にします。 |
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⑬エンジン停止します。 |
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⑭助手席側のフロントバンパー下部のカバー(フロントフェンダーライニング)を、元の位置に合わせます。
⑮ネジ(赤〇と緑〇)は、+ドライバーで固定します。
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⑯プラスチックリベット(青〇)の中央を浮いた状態で差し込みます。
⑰中央を押し込むとロックします。
⑱運転席側も同じように取付します。 |
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・これでフォグランプの光軸合わせは終了です。 |
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●イカリング点灯(夜間点灯)
・私の車は、ヘッドライトスイッチをOFFまたはAUTO(車幅灯、ヘッドライト点灯時は、イカリング「OFF」)になっている時は、イカリングが点灯するようになっています。 |
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・昼間でも明るいですが、夜間に点灯して走るとパッシングされそうです。 |
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・10年前の物ではLEDとLEDの間が暗かったですが、LEDの発光が綺麗に点灯しています。 |
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●ホワイトLEDフォグランプ点灯(夜間点灯)
ヘッドライトスイッチがスモール(車幅灯)になった時、写真ではわかりにくいですが、イカリングは消えています。
結構眩しいです。 |
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・暗い農道を通勤で使用しているので、視界が良くなりました。 |
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●イエローLEDフォグランプ点灯(夜間点灯)
前に取付していた「SUPAREE LEDフォグランプイエロー」より明るいです。
色を切り替えてもイカリングは消えたままです。
関連:SUPAREE LEDフォグランプ(H8 H11 H16) イエロー
→ こちら |
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・ちょっと色が変わって写りましたが、色は上の写真の光が出ています。 |
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★紹介動画 |
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・左の動画はYouTubeで公開しています。
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