■ジャッキアップ |
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【ジャッキアップ】
・フロント側をジャッキアップします。
フロントのジャッキアップポイントは、トルクロッドのボルトにジャッキが当たるようにします。
※左の図は取扱説明書より |
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・後ろのタイヤにタイヤ止めをします。
・私の場合は普通の3tジャッキを使用しているため、少し車高を上げてやらなければジャッキアップできません。
スロープと基本ブロック(高さ:100mm)を使用して、自走で100mm車体を上げます。
・クロスレンチでホイールを取外す方は、ここでホイールナットを緩めてください。
・トルクロッドのボルトにジャッキを当ててリフトアップします。 |
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・リジッドラックを写真の位置に合わせます。
・ジャッキをゆっくり降ろして、リジッドラックに載っていることを確認します。
完全に載っていることが確認できたら、ジャッキを降ろしてください。
・車体を揺すって安定したら、フロント側のジャッキアップは終了です。 |
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【ホイール取外】
・フロント側の左右のホイールを取外します。 |
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・ホイールが外れた状態です。 |
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■ブレーキパッド交換 (助手席側) |
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【ボンネット】
・ボンネットを開けます。 |
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【ブレーキフルードリザーバータンクのキャップ取外】
・ブレーキフルードリザーバータンクのキャップを反時計回しで取外します。
ブレーキフルードが垂れないよう注意してください。 |
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【ブレーキフルード吸取】
・ブレーキフルードが「MAX」付近にある場合は、スポイトで少し抜き取ってください。
ブレーキキャリパーのピストンを押し戻した時、ブレーキフルードが押し出されてブレーキフルードリザーバータンクに溜まります。
こぼれないよう注意してください。 |
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【錆落とし】
・キャリパーの下に受け皿を用意します。
・ワイヤーブラシで錆を取り除きます。
・ブレーキクリーナーで錆を洗い流します。 |
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【キャリパー取外】
・キャリパーを固定しているボルトは2ヵ所です。
写真赤丸のボルトをメガネレンチ[14mm]で取外します。
緩ませる方向に注意! 助手席側はキャリパーに向かって時計回しで緩めます。
他の車種ではキャリパーを固定している上部のボルトを緩ませて、下部のボルトを取外したらキャリパーを上に動かせばブレーキパッドの交換ができますが、WAGON Rはブレーキホースに負担がかかりそうなので、取外すことにしました。
・キャリパーをスライドさせて取外します。
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【ブレーキパッド取外】
・ブレーキパッドを取外します。
ブレーキパッドを平行移動で、手前側と奥側を取外します。
・写真は奥側のブレーキパッドの比較です。
縦溝が無くなってギリギリです。 |
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【シム取外】
・手前側のブレーキパッドに付いているシムと、ピストン側に付いているシムを取外します。
錆やブレーキパッドのダスト、ブレーキシムグリスが付いているので、ワイヤーブラシで落とします。
写真は清掃後なのですが、手前側のシムは錆で凹凸しています。
今回はこのまま使用する事にしました。 |
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【ピストン押し戻し】
・ピストン側に手前側に使用していたブレーキパッドを当てます。
・ディスクブレーキパッドスプレーダーをキャリパーに取付します。
・ディスクブレーキパッドスプレーダーを回して、ピストンを押し戻します。
写真はピストン押し戻し前です。
ブレーキフルードがブレーキフルードリザーバータンクに戻るので、こぼれないよう注意してください。
関連:ASTRO PRODUCTSディスクブレーキパッドスプレーダー
→ こちら |
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・写真はピストンを戻した状態です。 |
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・ディスクブレーキパッドスプレーダーとブレーキパッドを取外します。
写真はディスクブレーキパッドスプレーダーとブレーキパッドを取外した状態です。
【キャリパー内側清掃】
・キャリパーの内側はブレーキパッドの削りカスと錆が付いているので、ワイヤーブラシで落とします。
ピストンの周りに付いているシールをワイヤーブラシで刺さないよう注意してください。
・ブレーキクリーナーで汚れを落とします。
ピストンの周りに付いているシールにかけないよう注意してください。 |
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【手前側ブレーキパッドにシム取付】
・手前側のブレーキパッドのシムのブレーキパッドに当たる面に、ブレーキシムグリスを塗ります。
・手前側のブレーキパッドにシムを取付します。 |
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【ピストン側シム取付】
・ピストンに付いていたシムにブレーキシムグリスを塗ります。
・ピストンにシムを取付します。
【ガイド部分】
・ブレーキパッド左右にあるガイドの部分にブレーキシムグリスを塗ります。 |
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【手前側ブレーキパッド取付】
・手前側のブレーキパッドを取付します。
パッドクリップにブレーキパッドのガイド部分を通して、ディスクローターまで押し付けます。 |
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【奥側ブレーキパッド取付】
・奥側のブレーキパッドを取付します。
パッドクリップにブレーキパッドのガイド部分を通して、ディスクローターまで押し付けます。
【ガイドピンの動き確認】
・マウンティングブラケット(キャリパーを固定する部分)にガイドピンが2つあります。
ガイドピンは黒いブーツに頭の部分が正方形の金属部分のパーツです。
ガイドピンを動かして、動きが悪くないか確認します。
動きが悪いようであれば、モリブデングリスをガイドピンに塗って、マウンティングブラケットに差し込みます。
ブーツを所定の位置に取付けます。
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【キャリパー取付】
・キャリパーを取付します。
ロックピンの頭の位置がキャリパーにしっかり当たていることを確認します。 |
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・キャリパーを固定するボルトを手締めします。
・ボルトをメガネレンチ[14mm]で締付けます。
上下交互に締付けます。
締付る方向注意! 助手席側は手前から見て時計回しです。 |
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【清掃】
・グリスがディスクの面に付いている場合は、ブレーキクリーナーを吹き付け、ウエスで拭き取ってください。 |
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【助手席側取付完了】
・助手席側の取付は完了です。
この時点で、エンジン始動や移動は絶対にしないでください。
ブレーキの機能が十分でないためです。 |
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■ブレーキパッド交換 (運転席側) |
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【運転席側取付】
・運転席側のブレーキパッドを交換します。
交換方法は助手席側と同じですが、キャリパーを固定しているネジを回す方向が違うので注意してください。
固定ボルト取外は、時計回しです。
固定ボルト締付けは、反時計回しです。 |
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【助手席側取付完了】
・運転席側のブレーキパッド取付完了です。
この時点で、エンジン始動や移動は絶対にしないでください。
ブレーキの機能が十分でないためです。 |
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■ブレーキ機能回復 |
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【ブレーキフルード注入】
・ブレーキフルードリザーバータンクにブレーキフルードを入れます。
必ず「MAX」の線から出ないようにしてください。 |
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【ブレーキフルードリザーバータンクのキャップ締め】
・ブレーキフルードリザーバータンクのキャップを締めます。
溝に入れてから時計回しで動かなくなるところまで回してください。
【ブレーキ機能復帰】
・エンジン始動前に、ブレーキペダルを数回踏みます。
最初は踏みごたえ無いですが、数回踏んでいるうちに踏みごたえが出てきます。
・エンジン始動して、ブレーキペダルを数回踏んで、踏みごたえがある事を確認します。
ここでいつまでも踏みごたえが無い場合は、ピストンのシールを破損して、ブレーキフルードが漏れていないか確認してください。
原因がわからない場合、自走せずに整備工場の方に連絡して対応してください。
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【ブレーキフルード量確認】
・ブレーキフルードリザーバータンクのブレーキフルードの量を確認します。
減っていた場合は、エンジン停止後にブレーキフルードを「MAX」まで入れます。
ブレーキ機能の復帰をさせてください。
【ボンネット閉める】
・ボンネットを閉めます。 |
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■ホイール取付〜ジャッキダウン |
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【ホイール取付】
・左右のホイールを取付します。 |
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【ジャッキダウン】
・フロント側をジャッキで一旦持ち上げ、リジッドラックを取外します。
・ゆっくり車体を降ろします。
・ホイールナットを規定値で締付けします。
・後ろタイヤに付けていたタイヤ止めを取外します。
・私の場合は基本ブロックとスロープから自走で車を降ろします。 |
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■慣らし運転 |
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【慣らし運転】
一般道で300〜1,000Kmほどアタリ付けが必要です。
アタリ付けをしている間、急制動、急ハンドルなど急の付く運転は避けて下さい。
また無理矢理、温度を上げるような走行はしないでください。
※ブレーキディスクローターを歪める原因となります。
新品ブレーキパッドを装着した場合は、直前に使用していたパッドの成分がブレーキディスクローター表面に付着しています。
この古いブレーキパッドの成分を一度落とす必要がありますので、ローター研磨を行わない場合は、ブレーキパッドのアタリが付くまで時間がかかる事があります。
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