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 BAL バッテリー診断機能付 全自動充電器[No.2703]

2022.12.02.施工/公開日

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・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

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 SWIFTsport[ZC33S]のバッテリー充電に「BAL バッテリー診断機能付 全自動充電器[No.2703]」を使用しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・BAL バッテリー診断機能付 全自動充電器[No.2703] ※生産終了品(2022年11月末)









【特徴】※BAL(大橋産業)ホームページより

・電流値を自動で調整する自動充電モード。

・3つの充電モードを選択できる。(普通充電・維持充電・寒冷地充電)

・クリップ逆接時はランプでお知らせ。

・バッテリーのCCA値、電圧、始動性能、オルタネーターの発電電圧を診断します。

・液晶パネルに充電状態を表示(バックライト付)

・吊り下げに便利なフック付


【詳細】※BAL(大橋産業)ホームページ/取扱説明書より

・メーカー

・型番

・色

・JANコード

・発売日

・入力電圧

・出力電圧

・出力電流

・消費電力

・適合バッテリー容量

BAL(大橋産業)

No.2703

オレンジ

4960169027033

2015年11月24日

AC100V 50/60Hz

DC12V〜DC14.4V / DC14.6V

2A、4A、8A、12A

240VA

20Ah〜220Ah(5時間率容量)

●充電できるバッテリー

・電圧:12V

・オープン(開放型) → バッテリー液を補充できる一般的なバッテリー

・シールド(密閉型) → バッテリー液の補充が不要のバッテリー

・ディープサイクル/AGM → 横に倒して使えるバッテリー ※一部開放型があります。

●上記バッテリーで適合していても、下記のバッテリーは充電できません。

・バッテリー端子の電圧が3Vまで低下したバッテリー

・過放電(50%以上放電)しているバッテリー

・繰り返し放電しているバッテリー

・バッテリー液の減りの早いバッテリー

・仕様経過年数の長いバッテリー

●以下のバッテリーには充電しないでください。

・オートバイ用バッテリー → DC6Vの物が一般的なので適合外です。

・ニッカドバッテリー、ニッケル水素バッテリー、リチウムバッテリー

・一次電池(アルカリ乾電池、マンガン電池、など)

・医療機器に類するもの

・充電方式

・使用環境温度

・充電ケーブル長

・電源コード長

・重量

・本体サイズ

・製品安全

・使用上の注意


・その他

フローティング充電方式

0℃〜40℃

1.5m

1.5m

1,300g

196(W)×138(D)×77(H)mm

クラス0機器(J60335-1 2.4.5)

必ずご使用になる前に、取扱説明書の本文にでてくる危険、警告、注意表示を詳しく読み、よく理解して正しくご使用ください。

現在、生産終了しています。

 購入時まではBAL(大橋産業)ホームページでは「生産終了」の文字ありませんでした。

【購入店】

・購入店

・購入ページ名

・購入URL


amazon

BAL ( 大橋産業 ) バッテリー診断機能付 全自動充電器 12V 12A2703

販売ページのリンクは こちら

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れの場合は、同商品の在庫があるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

・販売業者

・販売業者住所

・発送場所

・通常価格

・購入価格

・配送料金

アマゾンジャパン合同会社

〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1

Amazon品川デリバリーステーション

¥2,980(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

¥2,580(税込[10%]) -13% ※購入時の金額と消費税率です。値段変動あります。

送料無料



●LCD表示パネル

・LCD表示パネルをすべて点灯させると、左の図のようになります。

 各アイコンの説明は下記の表の通りです。


アイコン番号 アイコン モード 機能説明

充電モード表示

 充電モード選択時に表示されます。

@ 普通充電モード

 普通充電する時に選択します。

A 維持充電モード

 補充電をする時に選択します。

B 寒冷地充電モード

 外気温が10℃以下の時に選択します。

 また、ディープサイクルバッテリーAGMバッテリー充電する時に選択します。


テストモード表示

 テストモード表示選択時に表示されます。

C バッテリー
電圧診断モード

 バッテリー電圧を測定して、現在の状態を診断します。

D バッテリー
始動性能診断モード

 エンジン始動時の電圧降下を測定して、バッテリーの劣化状況を診断します。

E オルタネータ―
出力性能診断モード

 オルタネーターの発電電圧を測定して、現在のオルタネーターの状態を診断します。

F CCA
バッテリー性能診断モード

 現在のバッテリーの状態と標準CCA値を比較してバッテリーの劣化状況を診断します。

G 診断結果

診断結果が 良好 の時に表示します。

H 診断結果

診断結果で 注意が必要 な時に表示します。

I 診断結果

診断結果で 問題がある 場合に表示されます。

J 充電進行状態の表示

 充電の状態を  で表示します。

 充電中は電池の形をしたインジケーター(アイコン番号K)が点灯します。

L 自動充電モード表示

 自動充電モードで充電する時に表示されます。

M
N
CCA / EN
バッテリー診断モード表示

 CCA / EN バッテリー性能診断モード設定時に表示されます。

O 警告表示

 異常発生時に表示されます。

P 逆接続表示

 充電クリップ(赤)と充電クリップ(黒)を逆に接続している時に表示します。

 エラー表示 F06 とLCD表示パネルのアイコン番号Qで表示されます。

 また、端子逆接続のランプも点灯します。

 ※DC3V以下の場合は表示されません。

 ※電源プラグをコンセント(AC100V)に差し込んでいない時は表示されません。

Q 充電電流(A)表示

 充電中の電流(アンペア)を表示します。

 充電電圧(V)と交互に表示されます。

Q 充電電圧(V)表示

 充電中の電圧(ボルト)を表示します。

 充電電流(A)と交互に表示されます。

Q エラー表示

 バッテリー、バッテリー充電器の状態や故障時に表示されます。

 F01〜F08の8パターンの表示です。

 取扱説明書にエラー番号が書いてあります。

 上記のエラー表示以外のものは、バッテリー充電器の修理が必要です。

 購入した店またはBAL(大橋産業)に修理依頼してください。



 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・バッテリー液 → 液量不足の場合

・ウエス → バッテリー液を拭き取ります。

・作業用手袋


・延長電源ケーブル

・コイン または 平ワッシャー(径の大きい物) → バッテリー補充時使用。

・クリップ または 針金 → 液口栓の孔のつまり取りで使用。

・スポイト → バッテリー補充時使用。

・ワイヤーブラシ → 端子が腐食している場合使用。

・比重計 → あれば一番良いでしょう。


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・通気の良い所で作業してください。

 ・充電中はタバコや可燃物、火気を近くで使用しないでください。

 ・指定以外のバッテリーの充電は、絶対にやらないでください。

 ・火傷するので必ずエンジン/マフラーが冷えている時に交換作業してください。

 ■準備

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら


【施工前のエンジンルーム】

・左の写真は取付前のエンジンルーム内です。


【オープン(開放型)バッテリーの注意点】

●バッテリー液量確認

・充電前に必ずバッテリーの液量を確認してください。

 液量不足で充電すると、加熱や爆発の原因になります。

 バッテリー液量は、バッテリー本体横面に表示してある液量の線(UPPER LEVEL)に合わせます。

●排気孔の確認

・オープン(開放型)バッテリー液口栓には小さな孔が開いています。

 この孔が塞がっている場合は、細いクリップを伸ばして孔に差し込みます。

 孔が塞がったまま充電すると、発生したガスによりバッテリーの内圧が上昇して破損する場合があります。

 

【配線】

・充電ケーブル、電源コード、充電クリップに損傷が無い事を確認します。

 損傷がある場合は、新しいバッテリー充電器を購入してください。


【電源ケーブル】

・電源ケーブルのコネクタをバッテリー充電器に奥まで差し込みます。

 電源ケーブルは短いので、延長コードを使用します。

 まだこの時点では電源プラグをコンセント(AC100V)に差し込まないでください。

【吊り下げフック】

・バッテリー充電器本体裏側に黄色い吊り下げフックがあります。

 この吊り下げフックをボンネットのストライカーに引っ掛けます。

【バッテリー端子+側カバー】

・バッテリー端子+側のカバーを外します。


【バッテリー端子+側ターミナルの状態確認】

・バッテリーのターミナルに腐食物が付いている場合は、ワイヤーブラシで取り除きます。

【充電クリップ+側】

・バッテリー+側のターミナルに充電クリップ+側を挿みます。

 このバッテリー充電器は、バッテリー端子を取外さずに充電する事ができます。

 作業効率が上がります。

【充電クリップ―側】

・バッテリー―側のターミナルに充電クリップ―側を挿みます。


 注意!

 LCD表示パネルに F06 と 端子逆接続ランプ点灯 と 逆接続表示マークが表示された時は、充電クリップの+と−の接続を間違っています。

 もう一度確認してください。

【準備完了】

・電源プラグをコンセントに差し込む以外の準備は完了です。

 各モードの操作を見てください。



 ■バッテリーの状態確認

【バッテリーの状態確認】

・バッテリー電圧診断モードで現在のバッテリーの状態を確認します。

 操作方法については「バッテリー電圧診断モード」の項目を見てください。

・バッテリー電圧診断モードで診断した結果です。

 思っていたより良い状態でした。

 この後、私は自動充電モードで充電しました。



 ■自動充電モード

【自動充電モード】

 バッテリー充電器が判断して、自動で最適な充電します。


・電源プラグをコンセント(AC100V)に差し込みます。

・LCD表示パネルは左の画面を表示します。

 画面が消えるまで約30秒間で次の操作をします。

 もし画面が消えた時は、「解除(EXIT)ボタン」を押すと左の画面を表示します。

・LCD表示パネルが表示されている時に、「AUTO CHARGEボタン」を押します。

・充電を開始します。

 LCD表示パネルに「AUTO」の文字とCHARGEにランプが点灯します。

 自動充電を開始すると 2A から段階的に 12A まで電流を上げます。

 バッテリー端子の電圧が上昇すると電流値を下げます。

 0.4A まで下がると充電完了になります。

 劣化や長期間使用しているバッテリーに充電する時は、普通充電電流を超えて充電を続ける場合があります。

 バッテリーに発熱、変形、異臭、異音などの異常が発生した場合は、「解除(EXIT)ボタン」を押してすぐ充電を中止してください。


 ●普通充電電流 → バッテリー容量の1/10の電流値

  ※メーカーによって数値が変わります。

  46B24の場合 5時間容量率 36Ah÷10=普通充電電流 3.6A

  M-42の場合   5時間容量率 34Ah÷10=普通充電電流 3.4A


・左の写真は、SWIFTsport[ZC33S]に自動充電を開始してすぐのLCD表示パネルです。

・私の車のバッテリーは60%から開始です。

 2Aから充電電流を段階的に上がります。

・左の図は自動充電終了した時のLCD表示パネルの表示です。

 電圧(V)と電流値(A)を交互に表示します。

 バッテリー端子の電圧が13.7Vに上昇して、電流値が 0.4A になったので自動で充電終了しています。

 時間は約2時間でした。


 バッテリー電圧診断モードで電圧を計測した時は 12.6V でした。

 自動充電後の電圧は 13.7V で +1.1V 上がりました。


・自動充電モードを終了するには、「解除(EXIT)ボタン」を押します。

・充電クリップ(黒)をバッテリーターミナルから取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリーターミナルから取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■充電モード

【充電モード】

 充電モードは、各設定をお好みで設定する事ができます。


・LCD表示パネルが表示されている時に、「CHARGEボタン」を押します。

 「CHARGEボタン」にランプが点灯します。

・「選択ボタン」を押して、使用する充電モードを選択します。

 → 普通充電モード

  普通充電する時に選択します。

     最大電圧DC14.4V 選択した電流値で充電します。


 → 維持充電モード

  補充電をする時に選択します。

     最大電圧DC14.4V 最大電流1Aで充電します。


 → 寒冷地充電モード

  外気温が10℃以下の時に選択します。

     また、ディープサイクルバッテリーAGMバッテリー充電する時に選択します。

     最大電圧DC14.6V 選択した電流値で充電します。


・「決定(SET)ボタン」を押します。


・充電モードを決定すると、LCD表示パネルに 2A と電流が点滅表示します。

 ※維持充電モードは除きます。

・「選択ボタン」を押して充電電流(2A、4A、8A,12A)を設定します。

 接続しているバッテリーに応じた電流を選択します。

  *2A / ○○A19〜 → 軽トラック、軽乗用車、田植え機

  *4A / ○○B24〜 → 普通自動車、ミニバン、コンバイン

  *8A / ○○D31〜 → 大型乗用車、トラクター(12V車)、小型船舶(12V)

   ※トラクター(24V車)と小型船舶(24V)は、中間ケーブルを取外して、バッテリー単体で充電します。

  *12A / ○○F51〜 → 建設機械、マイクロバス(12V車)、トラック(12V)

   ※マイクロバス(24V車)とトラック(24V)は、中間ケーブルを取外して、バッテリー単体で充電します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・充電開始します。

●LCD表示パネルの表示

 *充電進行状態(%)の表示

  Lo → 60% → 70% → 80% → 90% → 100% ※10%刻みで表示

 *充電進行状態(インジケーター)

  電池のマークのバーで充電の進行状態が確認できます。

 *充電電流の表示 ※充電電圧と交互に表示

 *充電電圧の表示 ※充電電流と交互に表示


●充電時間(目安)

 バッテリーの状態にも異なります。

 下記の表は、バッテリーを約50%放電した状態から、エンジン始動可能な状態(70%)または充電完了する時間の目安です。

バッテリー形式 充電モード
電流選択
充電開始条件 充電時間
バッテリー形式 70%充電 100%充電
オープン(開放型)バッテリー
シールド(密閉型)バッテリー



2A ○○B19〜 約3〜4時間 約6〜7時間
4A ○○B24〜 約1〜2時間 約3〜4時間
8A ○○D31〜 約2〜3時間 約4〜5時間
12A ○○F51〜 約3〜4時間 約6〜7時間
ディープサイクルバッテリー
AGMバッテリー
12A 100Ah〜 約4〜5時間 約7〜8時間


●バッテリー比重とバッテリーの状態の関係(参考)

比重 バッテリーの状態 現象 充電
1.260 100% 完全充電状態 良好 不要
1.235 75% やや放電気味 セルモーターが回りにくい やや必要
1.190 50% 使用限界 セルモーターが回らない 必要
1.145 25% 要充電 ヘッドライトが暗いか点灯しない 必要
1.100 0% 完全放電状態 メーターパネルが点灯しない 必要


・左の図は充電終了した時のLCD表示パネルの表示です。

 電圧(V)と電流値(A)を交互に表示します。


 注意!

 90%から100%にならない場合は、バッテリー単体で充電してください。


【維持充電】

・充電完了した後、最大DC13.6V/MAX0.8Aで維持充電した状態になります。

・充電モード(維持充電)を終了するには、「解除(EXIT)ボタン」を押します。

・充電クリップ(黒)をバッテリーターミナルから取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリーターミナルから取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■バッテリー電圧診断モード

【バッテリー電圧診断モード】

 バッテリー電圧を測定して、現在の状態を診断します。


・「選択ボタン」でテストモードを選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・「選択ボタン」でバッテリー電圧診断モードを選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・バッテリーの電圧診断が開始されます。

 診断中は、LCD表示パネル中央右側にインジケーターの表示が変わります。

・バッテリー電圧診断の結果が表示されます。

 左の写真はSWIFTsport[ZC33S]で診断した結果です。

 3年7カ月使用しているバッテリーの結果です。

 ※2022年11月中旬に診断しています。


・バッテリー電圧診断モードを終了するには、「解除(EXIT)ボタン」を押します。

・充電クリップ(黒)をバッテリーターミナルから取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリーターミナルから取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■バッテリー始動性能診断モード

【バッテリー始動性能診断モード】

 エンジン始動時の電圧降下を測定して、バッテリーの劣化状況を診断します。


・「選択ボタン」でテストモードを選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・「選択ボタン」でバッテリー始動性能診断モードを選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・LCD表示パネルに A1 と表示されると、エンジン始動前のバッテリー電圧を表示されます。

・エンジン始動前のバッテリー電圧を確認したら、「決定(SET)ボタン」を押します。

・LCD表示パネルに A2 と表示されたことを確認します。

・エンジン始動します。

・バッテリー始動性能診断の結果が表示されます。

 バッテリー始動性能診断の結果は、下記のようになります。

→ バッテリー始動性能は 良好 です。


 → バッテリーの始動性能が低下しているので、 注意が必要 です。

  ディーラーまたは整備工場で点検した方が良いでしょう。


 → バッテリーの始動性能が極端に低下しています。

  バッテリーが劣化している場合は、交換した方が良いでしょう。

・バッテリー始動性能診断モードを終了するには、「解除(EXIT)ボタン」を押します。

・充電クリップ(黒)をバッテリーターミナルから取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリーターミナルから取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■CCA/EN バッテリー性能診断モード

【CCA/ENバッテリー性能診断モード】

 現在のバッテリーの状態と標準CCA値を比較してバッテリーの劣化状況を診断します。


●CCA

 一般的なバッテリーを接続している場合は、このモードを選択します。

 CCAとは、−18℃でバッテリー放電した場合、30秒後の電圧が 7.2V になる放電電流(A)のことです。

●EN

 バッテリー上面に EN値 が記載されている場合は、このモードを選択します。

 EN(DIN)とは、−18℃でバッテリー放電した場合、30秒後の電圧が 9.0V になる放電電流(A)のことです。


【CCA/ENバッテリー性能診断モード】

・「選択ボタン」でテストモードを選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・「CCA/ENバッテリー性能診断モード」を「選択ボタン」を押して選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・CCAの場合は、「決定(SET)ボタン」を押します。

・ENの場合は、「選択ボタン」を押して、ENを選択します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・CCA値はバッテリーによって違うので、取扱説明書に書いてある数値を「選択ボタン」を押して設定します。

 EN値はバッテリー上部に貼ってあるシールにEN値が書いてあったら、その数値を「選択ボタン」を押して設定します。

 EN値が不明な場合は、バッテリーの製造メーカーに問い合わせしてください。

 →表示例

 私の家にある車のバッテリーのCCA値は、下記のようになります。

 SWIFTsport[ZC33S]のバッテリーは 46B24L なので、295 になります。

 ※10A刻みの表示なので一桁切り下げの 290 で設定します。

 WAGON R[MH55S]N-WGN[JH3]のバッテリーは M-42R なので、340 になります。

 mira e:s[LA300S]のバッテリーは M-42L なので、340 になります。

・数値を設定したら、「決定(SET)ボタン」を押します。

・バッテリー性能診断が開始しました。

 診断中は、LCD表示パネル中央右側にインジケーターの表示が変わります。

・バッテリー性能診断の結果が表示されます。

 バッテリー性能診断の結果は、下記のようになります。

→ バッテリー性能は 良好 です。


 → バッテリーの性能が低下しているので、 注意が必要 です。

  ディーラーまたは整備工場で点検した方が良いでしょう。


 → バッテリーの性能が極端に低下しています。

  バッテリーが劣化している場合は、交換した方が良いでしょう。

・LCD表示パネルにエラー表示 LOV と表示されたら、テストモードで診断と比重計を使用してバッテリーの状態を確認してください。

 バッテリーが劣化している場合は交換してください。

・CCA/ENバッテリー性能診断モードを終了するには、「解除(EXIT)ボタン」を押します。

・充電クリップ(黒)をバッテリーターミナルから取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリーターミナルから取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■オルタネーター出力性能診断モード

【オルタネーター出力性能診断モード】

 オルタネーターの発電電圧を測定して、現在のオルタネーターの状態を診断します。


・充電クリップ(赤)をバッテリー+に接続します。

・充電クリップ(黒)をバッテリー−に接続します。

・電源コードをコンセントに挿します。

・エンジン始動します。

 ※アイドリングストップ機能付きの車の場合は、アイドリングストップ機能をOFFにしてください。

 ※ライトとエアコンはOFFにしてください。

・テストモードのオルタネーター出力性能診断モードのアイコンを「選択ボタン」で選びます。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・LCD表示パネルに A1 の表示を確認します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・カウントダウンが始まります。

 エンジンの回転数を 3,000rpm まで上げます。

・LCD表示パネルに A2 と表示されるまでエンジン回転数を維持します。

・LCD表示パネルに A2 の表示を確認します。

・「決定(SET)ボタン」を押します。

・カウントダウンが始まります。

 エンジンの回転数を 2,000rpm まで上げます。

・LCD表示パネルに 診断結果 と表示されるまでエンジン回転数を維持します。

・診断結果を確認します。

→ オルタネーターの出力は 良好 です。


 → オルタネーターの出力は 注意が必要 です。

  ディーラーまたは整備工場で点検した方が良いでしょう。


 → オルタネーターの出力は 問題あり です。逆接続ランプが点滅します。

  ディーラーまたは整備工場で早期点検した方が良いでしょう。


・エラー表示 F07 F08 と逆接続ランプが点滅する場合は、オルタネーターの出力に 異常発生 しています。

 ディーラーまたは整備工場で早期点検して、結果によってはオルタネーター交換になります。

 以前、Keiworksでオルタネーターを交換しています。

 詳細は下の関連リンクを見てください。

 関連:オルタネーター交換

 → こちら



・オルタネーター出力性能診断モードを終了するには、「解除(EXIT)ボタン」を押します。

・充電クリップ(黒)をバッテリーターミナルから取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリーターミナルから取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■メモリーバックアップ機能

【メモリーバックアップ機能】

 バッテリー交換などで電源消失してもカーナビなどの設定を再設定しなくてもよい便利な機能が付いています。


・充電クリップ(赤)をバッテリー端子+に接続します。

・充電クリップ(黒)をバッテリー端子−に接続します。

・電源コードをコンセントに挿します。

 左の画面がLCD表示パネルに表示されている30秒です。

 もし画面が消えても「決定(SET)ボタン」または「解除(EXIT)ボタン」を押すと、30秒間だけ表示されます。

・上の画面が表示されているうちに、「AUTO CHARGE(自動充電)ボタン」を約5秒間長押しします。

・LCD表示パネルに MEMAUTO が表示されたら、充電クリップにDC13.6V/Max4Aが出力されています。

・メモリーバックアップ機能を停止させるには、「解除(EXIT)ボタン」を押してください。

・左の画面がLCD表示パネルに表示されたら、メモリーバックアップ機能は終了しています。

・充電クリップ(黒)をバッテリー端子から取外します。

・充電クリップ(赤)をバッテリー端子から取外します。

・電源プラグをコンセント(AC100V)から取外します。

・続きは各作業共通なので、「作業終了」の項目を見てください。



 ■作業終了

【バッテリーカバー】

・各作業終了後、バッテリーカバーを閉じます。

【ボンネット】

・ボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

【作業終了】

・取付作業終了です。




 ■Daisy(大自工業[メルテック])NEW TURBO バッテリーチャージャー[SL-35]

・Daisy(大自工業)NEW TURBO バッテリーチャージャー[SL-35]は、今まで使用してきたバッテリー充電器です。

 この充電器は30年間使用しています。

 セルスターター機能が付いているので購入しました。

 故障もしないで通常に使用できますが、最近の車のバッテリーには対応できていないので、買い替えることにしました。

 このバッテリー充電器には、歴代の車が助けられました。

 購入した当時は\8,000ぐらいで購入した記憶がありますが、現在中古で\1,800〜\2,000ぐらいで販売されています。


【特徴】

・省エネルギー/小型/軽量/全波整流方式

・三重安全保護回路(2ヒューズ、サーモスタット)

・絶縁カバー付きクリップ

・電線収納スペース

・充電電流メーター

・セルスタート(始動補助)機能


【仕様】

・入力電圧

・出力容量

・適合バッテリー

・重量

・サイズ

・保証

AC100V 50/60Hz

DC12V 3A(最大4A) / セルスタート時 20A

12N24、NS40、26A19、36B20

1,510g

(幅)175mm (高さ)248mm (奥行)108mm

本体1年/2年保証(生産物賠償責任保険付)


 ★施工後

・購入価格、機能、操作性はとても良かったです。

 今回購入したバッテリー充電器は、購入時(2022年11月上旬)はamazonで販売価格の¥2,980(税込[10%])の13%引きで購入できましたが、1週間後は9%引きになっていました。安い時に購入できて良かったです。

 他のストアでは「メーカー欠品」となっていて、2015年から販売しているので7年間と長いモデルなので購入時、amazonで値引きして販売しているため、おそらく型が変わるのかなと思っていましたが、購入手続きしてから2週間後(2022年11月下旬)にBAL(大橋産業)ホームページで「生産終了」と表示がありました。


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