■動作確認 |
 |
【動作確認】
・使用前に、必ず動作確認してください。
油圧センサーを取付した状態で、動作確認してください。
・端子のネジ、スプリングワッシャー、平型ワッシャーを取外します。 |
 |
・センサー用配線の丸型端子が付いている方を、油圧センサーの端子に差し込みます。
白い配線は「G」と刻印された方で、黒い配線は「M」と刻印されています。 |
 |
平型ワッシャー、スプリングワッシャーを入れて、端子のネジを締付けます。 |
 |
・電源と油圧用センサーのコネクターを、メーターの端子に接続します。
上側の2つの端子は電源用で、下側は油圧センサーのオレンジ色のコネクターを接続します。
同じAutogauge(RaceTech)の追加メーターがある場合は、電源リンクで電源を供給します。 |
 |
・電源配線は、配線の長さが短いので配線を仮に延長します。
収縮チューブを取外して、電源ハーネスの配線を加工しやすい長さまで、黒の被膜をカッターで切れ目を入れて、被膜を取り除きます。
・接合部分はショート防止のため、ビニールテープで絶縁します。 |
 |
・常時電源の配線(赤)とアース(黒)をバッテリーに取付します。
・白い配線は、仮の配線なので、バッテリー(+)に接続します。 |
 |
・オープニングセレモニーが始まります。
WARNINNGが点灯しますが、油圧センサーが圧力を受けていないので、この時点の点灯は正しい動作です。 |
 |
・オレンジ配線をバッテリーに接続すると、バックモニターの色がアンバーになります。
・バッテリーから白い配線とオレンジ配線を外すと、エンディングセレモニーが始まり、電源が切れます。
・赤い配線と黒の配線をバッテリーから取外します。
・正常動作したら、各配線を取外します。 |
 |
●油圧センサーを取付しない状態で電源を入れた場合
油圧センサーを取付していない状態で、電源を入れるとバックライトが点滅します。
これは油圧センサーの故障と診断された時に、バックライトが点滅します。
センサーの配線が断線した時も同じように、バックライトが点滅します。
正常動作しない場合は、購入元に相談してください。 |
|
|
■スモークレンズ取外 |
 |
【スモークレンズ取外前】
・スモークレンズは、日中は数値が見づらくて、レンズの反射があるので余計見えません。
今まで私が取付したAUTOGAUGE(RACETECH)の追加メーターは、全てスモークレンズを取外して使用しています。
スモークレンズを取外す方は、保証期間でも保証対象外になることを承知した上で、自己責任でお願いします。
スモークレンズのまま使用される方は、次の項目を見てください。 |
 |
【スモークレンズ取外】
・スモークレンズ取外前の状態です。 |
 |
・スモークレンズを固定している金属の蓋の周りに、養生テープを貼ります。
今まで他のメーターでは、ビニールテープを使用してきました。
やっぱりビニールテープの方がフィットします。 |
 |
・蓋と本体の隙間に、細い−ドライバーを差し込みます。
・−ドライバーを左右に回しながら、隙間を作ります。
この時、指で蓋をしっかりと押さえて、蓋が変形しないようにします。
蓋が変形すると見栄えも悪くなりますが、メーターフードが取付できなくなってしまいます。 |
 |
・隙間が広がりました。 |
 |
・本体側が外れるように、少し幅の広い−ドライバーで微調整します。 |
 |
・蓋を押さえて、本体を持ち上げます。
スモークレンズを押して取外します。
文字盤と針を損傷しないように注意してください。 |
 |
・蓋と本体側を分離できました。 |
 |
・蓋からスモークレンズとエンジェルリングを取外します。 |
 |
・蓋の広げた部分は凹凸しています。
蓋を固定する時に、凹凸していると綺麗に折込むことができません。 |
 |
・凹凸している所をプライヤーで形を整えます。 |
 |
・凹凸を修正した状態です。 |
 |
・エンジェルリングの裏側です。
4ヵ所突起があります。 |
 |
・エンジェルリングの4ヵ所の突起を、文字盤の窪みに合わせます。 |
 |
・蓋を本体側に被せてしっかり奥まで押し込みます。 |
 |
・蓋を折り曲げて、本体側と固定します。
幅の広い−ドライバーの先を使って、蓋を折り曲げます。
変形するので、折り曲げる部分をしっかりと押さえてください。
スモークレンズの厚み分があるので、折り曲げる部分の幅が大きくなります。 |
 |
・折り曲げて本体側と固定しました。
・養生テープを剥がします。 |
 |
・綺麗に折込みできました。 |
 |
・文字盤と針が見やすくなりました。 |
 |
・メーターフードを被せて、メーターの蓋部分が入ることを確認してください。
・これでスモークレンズを取外方法は終了です。 |
|
|
■準備 |
 |
【作業スペース】
・広く平らな所に車を停めます。 |
 |
【パーキング(サイド)ブレーキ】
・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。
関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]
→ こちら |
 |
【エンジン停止確認】
・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。
エンジン、マフラーが冷えている時に作業します。
【静電気放電】
・体内にある静電気を、金属板に触れて放電してください。 |
|
|
■配線引込 |

|
【油圧計の取付位置決め】
・油圧計の取付位置を決めます。
油圧計の取付位置によっては、配線の長さが足りない場合があります。
私の取付位置は、ハザードスイッチの上辺りに取付します。
現在は汎用60φ3連メーターパネルホルダーを取付しています。
この位置にセンサーの配線と電源配線を引き込むと、配線の長さが足りません。
センサーの配線を切断して、1.5m配線を延長しました。
この位置の配線の引き込みは、次の関連リンクを見てください。
関連:汎用60φ3連メーターパネルホルダー
→ こちら |
 |
この位置に同じAutogauge(RaceTech)の追加メーターがある場合は、電源リンク配線が使用できるので、新たに電源配線を引き込まなくていいです。
※458/430/548/F50と接続可です。 |

|
今回、3連メーターから4連メーターになるので、メーターホルダーを4連の物を作成します。
メーターホルダーの作成方法は、次の関連リンクを見てください。
関連:4連60φ追加メーターフロントマウント
→ こちら |
Aピラーに取付する方は、次の関連リンクを見てください。
関連:3連+1 Aピラー60φメーターパネル
→ こちら
|
 |
【サイドシルフロントスカッフ(運転席側)取外】
・青〇はツメが付いているので、少し持ち上げると外れます。
・オレンジ〇はクランプで、円の真中にハーネスを通しています。
クランプの上部には、サイドシルフロントスカッフ(運転席側)のツメを固定するようになっているので、サイドシルフロントスカッフを上に持ち上げると外れます。
・赤〇のクリップは、サイドシルフロントスカッフ(運転席側)を持ち上げると外れます。 |
 |
・サイドシルフロントスカッフが外れました。 |
 |
【ステアリングコラムホールカバー取外】
・ステアリングコラムホールカバーを取外します。
ステアリングコラムホールカバーは、黄色く囲っている部分です。 |
  |
・ステアリングコラムホールカバー左下と右下のネジを、+ドライバーで外します。 |
 |
・ステアリングコラムホールカバーの裏側です。
ツメがある部分は赤〇で、差し込む部分は青〇と黄色〇で表示しています。
ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。 |
 |
【ダッシュサイドトリム取外】
・ダッシュサイドトリムの中心にクリップで固定されているので車内側に引っ張ると、ダッシュサイドトリムが外れます。 |
 |
・ダッシュサイドトリムが外れました。 |
 |
【ボンネット】
・ボンネットを開けます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら |
 |
【センサー配線(エンジンルーム内)】
・センサー配線(センサー側)を、エンジンオイルエレメントへ引き込みます。
少し余裕を待たせます。
・センサー配線(メーター側)を、エンジンなどの熱源や可動部に接触しないように、要所に結束バンドで固定します。
【センサー配線車内引込】
・センサー配線(メーター側)の先端を、針金などをビニールテープで巻き付けます。
・緑矢印のように、運転席側のフェンダー内へ入れます。 |
 |
・ボンネットオープナーのワイヤーのグロメット(黒いゴム)を、取外した穴(赤〇)にセンサー配線(メーター側)を通します。 |
 |
・ボンネットオープナーのワイヤーのグロメットに、配線が通る穴を開けます。
・センサー配線を、ボンネットオープナーのワイヤーのグロメットに通します。
・ボンネットオープナーのワイヤーのグロメットを、車体に取付けます。
・センサー配線は全て車内に引込みます。
・センサー配線を室内に通した穴を、コーキングで塞ぎます。
・センサー配線を、追加メーターを取付位置に引き込みます。
ハザードスイッチの上辺りに取付する方は、次の関連リンクを見てください。
関連:汎用60φ3連メーターパネルホルダー
→ こちら |
自作のメーターホルダーの作成方法は、次の関連リンクを見てください。
関連:4連60φ追加メーターフロントマウント
→ こちら |
Aピラーに取付する方は、次の関連リンクを見てください。
関連:3連+1 Aピラー60φメーターパネル
→ こちら |
  |
【電源配線】
・電源の分岐方法は2種類です。
*新規で配線を分岐
*電源リンクで配線を分岐
この後、2つの方法別に説明します。
|
●新規で電源を分岐する方の場合
・新規で電源を分岐する場合は、片側にコネクターが付いている電源配線を使用します。 |
・この配線の長さは短いので、カーナビの後側から追加メーターの所までの長さに配線を延長します。
|
・接合部分はハンダ付けします。
ハンダ付けができない場合は、ギボシ端子で接続してください。
・電源配線と延長した配線の接合部を、収縮チューブかビニールテープで絶縁します。
・延長した配線の先に、ギボシ端子(オス)を取付します。 |
 |
・電源を分岐します。
配線分岐の基本は、オーディオハーネスより分岐した方が迷わず簡単です。
カーナビの脱着方法は、下記の関連リンクを見てください。
関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]
→ こちら |
・分岐する各配線(1芯)の長さは、フロアコンソールボックスまでの長さに、少し余裕を持たせてください。
・分岐する各配線(1芯)の片方に、ギボシ端子(メス)を付けます。
・配線は図のようになります。
アクセサリー(ACC)は赤色、イルミネーション(ILM)はオレンジ色/白色、アースは黒色の配線から、エレクトロタップで配線を分岐します。
|
 |
・私がカーナビ取付時に分岐加工した配線キットです。 |
 |
・電源配線の各配線は、次のようになっています。
バックライトの色を昼間ホワイトで、夜間アンバーにする方は、図のように接続します。
|
 |
・バックライトの色を昼間アンバーで、夜間ホワイトにする方は、図のように接続します。 |
 |
・バックライトの色を昼間と夜間ホワイトにする方は、図のように接続します。
オレンジ色配線には接続しないので、ビニールテープを先端に巻き付けて絶縁します。 |
 |
・バックライトの色を昼間と夜間アンバーにする方は、図のように接続します。
白色配線には接続しないので、ビニールテープを先端に巻き付けて絶縁します。 |
・カーナビを取付します。
関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]
→ こちら
・メーターを取付する位置まで、油圧センサーの配線と電源配線を引き込みます。
・配線を結束バンドで要所を固定します。
ステアリングハンドルなどの可動部分を避けて、配線を固定します。
|
●電源リンクで電源を分岐する方の場合
※まだメーターに接続しないでください。
・この方法はAutoGaugeまたは、RAECTECHのメーターが付いている場合だけです。
360/430/458/548/F50/SM/PK/RSMシリーズは、電源リンクできます。
最大3台まで接続することができます。
電源リンクで接続した場合、バックライトの色は、昼間はホワイト、夜間がアンバーになります。

|
 |
・電源配線とセンサー配線をメーター取付位置に引込みできました。
|
 |
【ステアリングコラムホールカバー取付】
・ステアリングコラムホールカバーを、ツメの位置を合わせて取付します。 |
  |
・ステアリングコラムホールカバー左下と右下のネジを、+ドライバーで締めます。 |
 |
【ダッシュサイドトリム取付】
・ステアリングコラムホールカバー側に、ダッシュサイドトリムの上部のツメを差し込みます。 |
 |
・ダッシュサイドトリムの中心に、クリップの穴に合わせて差し込みます。
・ダッシュサイドトリムが取付できました。 |
 |
【サイドシルフロントスカッフ取付】
・オレンジ〇は、クランプと赤〇のクリップの差し込む位置を合わせます。
・サイドシルフロントスカッフを、上から音が鳴るまで押します。
・青〇のツメは最後に両脇を上から押します。
・サイドシルフロントスカッフが取付できました。 |
|
|
■メーター本体取付 |
 |
【メーターホルダー取付】
・メーターホルダーを取付します。
メーターホルダーによって取付方法が違うので、取扱説明書を見て取付してください。
私の場合は、純正メーターホルダーを改良した自作のメーターホルダーを取付します。 |
 |
【メーターフード取付】
・付属のメーターフードを使用する方は、ここで取付します。
メーターフードを取付しない場合、夜間にメーターのバックライトがフロントガラスに映り込むので、取付した方が良いでしょう。 |
 |
【油圧計本体取付】
・油圧センサーの配線と電源配線を、メーターホルダー内に通します。 |

 |
・引き込んだ配線が電源配線のコネクター(白)、または電源リンクのコネクター(白)と、油圧センサーのコネクター(オレンジ)である事を再確認します。 |
 |
・電源配線のコネクター(白)、または電源リンクのコネクター(白)は、上の電源端子に接続します。
電源端子は電源リンクのために2か所ありますが、どちらに接続してもいいです。
コネクターのツメがある方が下側になります。
・油圧センサーのコネクター(オレンジ)は、下のセンサー端子に接続します。
コネクターのツメがある方が下側になります。 |
 |
・各コネクターを接続した状態です。
コネクターが外れないことを確認します。 |
 |
・メーターの本体側に、付属のスポンジテープを貼付けします。
・油圧計本体をメーターホルダーの奥まで差し込みます。
メーターが動くようでしたら、ビニールテープを巻いて調整してください。
・追加メーター本体の取付ができました。 |
 |
・4連メーターホルダーの状態です。
|
 |
・外側から見た4連メーターホルダーです。 |
 |
・配線の処理もできて、スッキリしています。 |
|
|
■油圧センサー取付 |
 |
【ジャッキアップ】
・取付作業がしやすいように、フロント側をジャッキアップします。
写真はSWIFT(4代目)[2WD]の車体下です。
油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントの位置と、リジッドラック設置位置です。
フロント側は、黄色〇のトルクロッドナットが、油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントです。
フロント側の油圧ジャッキ用のジャッキアップポイントには、パンタグラフジャッキを絶対に使用しないでください。
赤□がリジッドラックのポイントです。
|
 |
私はスロープとコンクリートブロック(2個)を使って、自走してコンクリートブロック中央に前輪を載せます。
・車体を揺らしてフロント部分が、しっかり固定されていることを確認します。
・リヤタイヤにタイヤ止めをします。 |
 |
【エンジンアンダカバーリッド取外】
・エンジンアンダカバーリッドを固定している、5本のネジ(赤〇)を取外します。
・エンジンアンダカバーリッドを青〇の部分を軸にして、180度回転させます。 |
 |
・エンジンアンダカバーリッドを、180度回転した後です。 |
 |
私の車には「Beatrush アンダーパネル [S580460]」を取付けています。
純正のようにはできないので、アンダーパネルを取外します。
関連:Beatrush アンダーパネル [S580460]
→ こちら |
 |
【エンジンオイルフィラーキャップ取外】
・エンジンオイルの抜けをよくするため、エンジンオイルフィラーキャップを取外します。
エンジンオイルフィラーキャップを、反時計回しに動かなくなるまで回します。
・エンジンオイルフィラーキャップを摘まんで上に持ち上げると、エンジンオイルフィラーキャップが外れます。
関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ
→ こちら |
 |
【エンジンオイルエレメント取外】
・エンジンアンダカバーリッドのあった部分を覗き込むと、エンジンオイルエレメントがあります。
関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]
→ こちら |
 |
・オイル受けをエンジンオイルエレメントの下に置きます。
・ラチェットハンドルに、エクステンションバー[100mm]と、オイルエレメントフィルターレンチ[65mm]を取付します。
エンジンオイルエレメントのネジを緩ませます。
エンジンオイルエレメントのネジが緩んだら、オイルエレメントフィルターレンチを取外します。 |
 |
・エンジンオイルエレメントを取外します。
大量のエンジンオイルが流れ出るので、注意してください。
しっかりとエンジンオイルを、オイル受けに受け取ってください。
パーツクリーナーを吹きかけると、エンジンオイルの切れが早くなります。
・エンジンオイルが抜けきるまで待ちます。 |
 |
・エンジンオイルが抜けたら、パーツクリーナーを吹き付けて、ウエスで綺麗に汚れを拭き取ります。
※写真はエンジンアンダカバーを取外した状態で撮影しています。 |
 |
【オイルセンサーアタッチメントの向き】
・オイルセンサーアタッチメントをエンジンに取付する時は、次の点に注意してください。
@油圧センサーが接触しない位置にする。
A油圧センサーのNPT変換継手がネジ山で折れた場合は、エンジンオイルが噴き出るので、マフラーのある向きには取付しないでください。
写真の範囲であれば取付可能です。 |
 |
【オイルセンサーアタッチメント取付】
・Oリングをオイルセンサーアタッチメントから取外します。
取外時、Oリングを傷つけないよう注意してください。
・Oリングにエンジンオイルを付けます。 |
 |
・Oリングをオイルセンサーアタッチメントに取付します。
オイルセンサーアタッチメントの、Oリングが付いている方を上に向けます。
関連:BLITZ オイルセンサーアタッチメント Type D
→ こちら 現在こちらの商品を取付しています。 |
関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]
→ こちら |
・エンジンオイルエレメントのセンターボルトに取付けます。
SWIFTsport[ZC33S]は、センターボルト[3/4-16UNC]を使用します。
・オイルセンサーアタッチメントのセンサーの向きを合わせます。
私は油圧センサーが、エアコンのコンプレッサーの下になる位置にしました。
・ラチェットハンドルに、エクステンションバー[100mm]、ディープソケット[27mm]を取付します。
・オイルセンサーアタッチメントを、片手でしっかりと固定しながら、センターボルト[3/4-16UNC]を締付します。
規定トルクは、14N・m(1.5kgf・m)です。 ※締付け注意
関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]
→ こちら ※Keiworksのページ |
 |
【沈みプラグ(イモネジ)取外】
・私の場合は、オイルセンサーアタッチメントを取付済みなので、この状態での作業です。
沈みプラグを六角レンチ[5mm]で取外します。
オイルセンサーアタッチメント取付前に、沈みプラグと油圧センサーを取付してからの方が作業は楽です。 |
 |
・沈みプラグが外れた状態です。 |
 |
・取外した沈みプラグです。 |
 |
【NPT変換継手について】
・油圧センサーのネジ山は 1/8-27UCN NPT のTP(テーパー)です。
Autogaugeの油圧センサーのネジ山は、アメリカの配管規格(NPT)です。
日本の配管規格(PT)と違うので、そのままオイルセンサーアタッチメントに取付できません。
ネジ山の規格が違う為、ネジ山を破壊して、エンジンオイルが漏れてくるので車検NGになります。
AutoGauge油圧計に付属されているNPT変換継手か、新しく購入したNPT変換継手を油圧センサーに取付けます。
付属されているNPT変換継手は、材質(黄銅製)が柔らかいので変形しやすいので注意してください。 |
 |
ステンレス製のNPT変換継手は変形しにくいので、私はこちらの商品で取付します。 |
 |
【NPT変換継手取付】
・油圧センサーにシールテープ(液体パッキン)巻き付け前の状態です。
・油圧センサーのネジ山に、シールテープか液体パッキンを付けます。 |
 |
●シールテープの場合
シールテープを多少引っ張りぎみで、矢印の方向に巻きます。
逆に巻くとシールの意味がありません。
すり鉢状(TP)になっているネジなので、4〜5回巻くだけで十分です。
関連:AutoGauge純正油圧計センサー [SM-VDO](360/430/458/SM/PK/RSM用)
→ こちら ※センサーに「JPN]と刻印があります。 |
 |
・必ず手締めしてNPT変換継手を締付けます。
(付属品)材質が柔らかいので、締付け過ぎに注意してください。
締付け過ぎるとNPT変換継手が変形します。
油圧センサーの六角に、モンキーレンチを合わせます。
モンキーレンチの手で持つ部分を地面につけて、しっかりと固定します。
スパナ―[14mm]でNPT変換継手を締付けます。
写真は付属のNPT変換継手を取付した状態です。 |
 |
・ステンレス製のNPT変換継手を取付した状態です。
※私はシールテープでNPT変換継手を締め付けする時、液体パッキンも併用しています。
これで日本の配管ネジ規格「R(PT)」になりました。 |
 |
●液体パッキンの場合
・液体パッキンを使用した場合は、液体パッキンが固まらないように、オイルセンサーアタッチメントに素早く取付作業します。
Holtsの液体パッキンの硬化時間は、気温20℃で0.2mmの圧さの場合は3〜4分です。
完全に硬化するには、気温20℃の場合は6〜7時間かかります。
・油圧センサーのネジ山の先端に、液体パッキンを付けます。 |
 |
・必ず手締めしてからNPT変換継手を締付けます。
油圧センサーの六角に、モンキーレンチを合わせます。
モンキーレンチの手で持つ部分を地面につけて、しっかりと固定します。
スパナ―[14mm]でNPT変換継手を締付けます。
・はみ出た液体パッキンを、ティッシュペーパーで拭き取ります。 |
 |
・ステンレス製のNPT変換継手を締付けした状態です。
オイル漏れの原因になるので、液体パッキンは固まるまでは、油圧をかけないでください。 |
 |
【NPT変換継手にシールテープ巻付】
・NPT変換継手のネジ山に、シールテープか液体パッキンを付けます。
●シールテープの場合
・NPT変換継手の先端も、シールテープは多少引っ張りぎみで、矢印の方向に巻きます。
逆に巻くとシールの意味がありません。 |
 |
・ステンレス製のNPT変換継手の先端に、シールテープを巻き付けた状態です。 |
 |
●液体パッキンの場合
・NPT変換継手のネジ山に、液体パッキンを付けます。 |
 |
・ステンレス製のNPT変換継手の先端です。
私はシールテープの先端に液体パッキンを付けました。 |
 |
【油圧センサー取付】
・オイルセンサーアタッチメントの1/8(PT)の穴に、油圧センサーを手締めで締め付けます。 |
 |
・NPT変換継手で締め付けます。
・NPT変換継手をスパナ―[14mm]で、締め付けします。
※写真はモンキーレンチを使用していますが、スパナ―[14mm]で締め付けしてください。 |
 |
・ステンレス製のNPT変換継手の場合は、手締めした後、NPT変換継手でスパナ―[17mm]で締め付けします。
・写真はステンレス製のNPT変換継手を締め付けした状態です。 |
 |
【エンジンオイルエレメント取付】
・エンジンオイルエレメントのOリングに、エンジンオイルを塗ります。
関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]
→ こちら |
 |
・エンジンオイルエレメントを手締めで締め付けします。
トルクレンチがある方は、規定トルク 14.0N・m(1.5kgf・m)で締め付けます。
※締付け過ぎに注意! |
 |
【油圧センサー配線接続】
・油圧センサーの端子部分から黒いネジ、平ワッシャー、スプリングワッシャーを取外します。
・油圧センサーの端子部分に、センサー配線の丸型端子を取付します。
端子の脇に「G」と「M」の刻印があります。
「G」には白い配線を接続して、「M」には黒い配線を接続します。
油圧センサーに貼ってあるシールに書いている英文の日本語訳です。
油圧センサー |
径サイズ:1/8"-27NPT 圧力:0-10(240-33Ω) G→ゲージ(白) M→アース(黒)
注意:
1.センサー取付前に同じ径の大きさか確かめてください。
わからない場合は整備工場に相談してください。
2.エンジン始動後に接続した所のオイル漏れを調べてください。 | |
 |
・平ワッシャー、スプリングワッシャー、黒いネジの順番で固定します。 |
 |
・黒いネジで固定した状態です。 |
 |
【油圧センサー/油温センサーハーネス固定】
・油圧センサーと油温センサー(油温計を取付している方)のハーネスをまとめます。
配線を固定する時、次の事に注意してください。
@エンジンの熱で配線の被膜が溶けてショートしないように、熱源には近づけないようにしてください。
A車体などの鉄板で角の処理ができていない部分に、配線を近づけないようにしてください。
Bハーネスは少し余裕を持たせてください。
関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]
→ こちら ※Keiworksのページ |

![SWIFTsport[ZC33S]のオイルレベルゲージ](http://typlus5638.g1.xrea.com/SS_MRP_13.gif) |
【エンジンオイルの量確認】
・エンジンオイルの量を、必ずオイルゲージで適正量(図Bより少し出るぐらい)入っているか確認します。
エンジンオイルの量は、エンジンオイルエレメント同時交換で、3.3Lです。
エンジンオイルエレメントだけ外した場合は、0.2Lです。
関連:Castrol GTX DC-TURBO [10W-30]
→ こちら |
関連:純正オイルレベルゲージ改良
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:RRPマグネットレンジプラグ[E33-503]
→ こちら
YouTubeで動画を公開しています。 |
関連:オイルレベルゲージスプリング
→ こちら |
 |
・もし適正量なかったら、オイルファンネル取付後、エンジンオイルを足してください。 |
 |
・私は念のため、オイルセンサーアタッチメントの周りでエンジンオイル漏れを防ぐ事と、90,000km走行しているので、シールから漏れないように予防で、「エンジンオイル漏れ防止剤」を150ml注入しました。
私が使用した製品は「Gulf STOP LEAK」です。 |
 |
・オイルファンネルを取外します。 |
 |
【オイルフィラーキャップ】
・オイルフィラーキャップの縦溝を、エンジン側のエンジンオイルの挿入口に合わせて差し込みます。 |
 |
・オイルフィラーキャップを、時計回しで動かなくなるまで回します。
関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ
→ こちら |
|
|
■動作確認 |
 |
【エンジンオイル漏れ確認】
・エンジン始動します。 |
 |
前輪が浮いた状態でエンジン始動すると、インフォメーションディスプレイに警告と警告音が鳴ります。
前輪も空回りするので注意してください。
前輪が動いているため、パーキングブレーキ(サイドブレーキ)を掛けたまま前進していると、ECUで判断するためです。
エンジンスタートボタンを押しても、エンジン停止しません。
何でエンジン停止できるように安全対策できてないのでしょう。
エンジン停止するには、前輪を接地してからエンジンスタートボタンを押すと、エンジンが停止します。
オイル漏れの確認が終わるまで、エンジン始動したままです。 |
 |
・メーター内の油圧警告灯が点いていない事を確認します。 |
 |
・油圧計が正常に動作していることを確認します。
私のSWIFTsport[ZC33S]の油圧(Bar:バール)は、次のようになります。
|
Bar |
kgf/cm2 |
エンジン始動時 |
2.1 |
2.14137 |
アイドリング時(暖気後) |
1.3 |
1.32561 |
通常走行時 |
3.0 |
3.0591 |
負荷をかけた状態(全開走行) |
4.3 |
4.38471 |
です。
オイルの粘度によって多少異なります。
私が使用しているエンジンオイルは「Castrol GTX GCT(旧:Castrol GTX DC-TURBO)」で、粘度は「10W-30」を使用しています。
全開走行時に油圧が「3.0 Bar」を下回る場合は、油圧が低いので修理が必要です。 |
 |
・5分程アイドリングして、エンジンオイルエレメント、オイルセンサーアタッチメントの周り、油圧センサー取付した部分に、エンジンオイルが漏れていないか確認します。
エンジンオイルが漏れている場合は、車検NGです。
再度取付し直して、オイル漏れがないようにしてください。 |
 |
【ジャッキダウン】
・フロント側をジャッキダウンします。
・エンジンを停止します。
・タイヤ止めを外します。
私の場合はスロープと基本ブロックを使用して、フロント側をジャッキアップしていたので、自走して車体を降ろします。 |
 |
【ボンネット】
・ボンネットを閉めます。
関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー
→ こちら |
 |
【走行確認】
・実際に走行して、アクセルを踏み込んで徐々に油圧をかけてみます。
・走行後、フロント側をジャッキアップします。
・NPT変換継手の接続部から、オイル漏れしていないか確認します。
もし、オイル漏れをしている場合は、シールテープの巻く量を増やしてください。
また、オイルセンサーアタッチメントに何回かセンサー取付している場合は、オイルセンサーアタッチメントのネジ山の不良が原因で、オイル漏れしている事があるので、オイルセンサーアタッチメントを交換した方が良いでしょう。 |
 |
【エンジンアンダカバーリッド取付】
・エンジンアンダカバーリッドを青〇の部分を軸にして、180度回転させます。
・エンジンアンダカバーリッドを固定している5本のネジ(赤〇)を締め付けします。 |
 |
私の車は「Beatrush アンダーパネル [S580460]」を取付けします。
関連:Beatrush アンダーパネル [S580460]
→ こちら |
 |
【ジャッキダウン】
・フロント側をジャッキダウンします。
【取付完了】
・取付完了です。
【取付後】
・取付後2〜3日は、オイルが漏れていないか確認してください。 |
|
|
★紹介動画 |
 |
・動画はYouTubeで公開しています。
このページをまとめています。
写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。
SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ
この動画は、
無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])
および 複製/編集を禁止しています。
音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。
音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。
多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。
※利用規約に書いているので表示します。
VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ
→ こちら |